【最終回】江戸到着直前!一路(永山絢斗)らに迫る危機!NHKBS時代劇「一路」第9話あらすじと予告動画

2015年09月24日16時00分ドラマ

江戸まであとわずか、一路(永山絢斗)ら一行は荒川の渡し場までたどりついた!ここまで無事に来たことを喜ぶ仲間達、しかし江戸屋敷ではすず(ミムラ)と一太郎の命が将監(佐野史郎)の手下に狙われていた!NHK BSプレミアム25日(金)夜8時より「一路」最終回(第9話)を放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

この物語は主人公・一路(永山絢斗)の父が遺した「行軍録」なる書物をもとに、古式ゆかしい参勤交代をする…という展開なのだが、道々、関所などで一路たち一行の出で立ちは「おぉぉ!」と驚かれている。浅田次郎原作本『一路』によると、一路たちが参勤交代を行ったのは文久2(1862)年、つまり十四代将軍・徳川家茂の時代で幕末期であることがわかる。
幕末の参勤交代は、一路たちのような仰々しいものではなかったのだろうか?
まったく参考にはならないのだが、同じ参勤交代を扱った物語で映画化もされた『超高速!参勤交代』の時代設定は享保20(1735)年で八代将軍・徳川吉宗の時代なので、一路たちより100年以上も前の話。しかも『超高速!』は5日で江戸に来いと命令され、山道を迂回して江戸へ行くため普通の参勤交代ではない。ほかの時代劇等で見る参勤交代と、一路たちの参勤交代を見比べて何が違うのか知りたいのだが、ネットでは検索することができなかった。
一路たちの“古式ゆかしい”参勤交代、一体どんなものなのか、他の行列と何が違うのか、詳しく知りたい視聴者も多いのではないだろうか。

■前回のあらすじ
裏切り者は髪結いの新三(忍成修吾)だった。深谷宿に到着した一路(永山絢斗)らは、再び新三が左京大夫(渡辺大)の命を狙うやもしれぬと、護衛を強化し新三の行方を追った。女郎街では新三らしき髪結の姿を目撃したという情報が飛び交う。一路は寝ずに左京大夫の護衛にあたっていたのだが、その夜、左京大夫の寝室に新三が忍びこみ、殿に襲いかかった。予め予知していた一路らは、すぐさま新三を取り押さえる。
新三は元侍の息子で、父・横井は一路の父・小野寺弥九郎(天宮良)に殺害されたと言う。しかし、横井が何者かに襲われ死亡したその日、弥九郎は弟・惣十郎(梶原善)と一緒にいた。左京大夫は、横井を殺害したのは将監(佐野史郎)だと知っていた。しかし確たる証拠がなく、将監の罪を暴くことができなかった。しかし新三は父亡き後、自分を育ててくれたのは将監であり、いつの日か養子に迎えてくれると約束してくれたと言い張る。一路は「そんな大切な子に、暗殺の役目を負わせるだろうか…」と呟く。
新三はすべてを洗いざらい話した。将監の命令で、弥九郎を殺害し屋敷に火を付け、さらに御供頭添役・栗山真吾(中島広稀)の父を殺害したのも新三だった。
大切な家臣を殺され、怒りのあまり左京大夫は新三を打ち首にしようとするが、一路は感情に流されてはいけないと左京大夫を諭す。すると左京大夫は一路に「そなたが仇討ちせよ」と命じる。
一路と新三の一騎打ち。見事一路は本懐を遂げたかに見せかけ、一路は新三の耳元で「生きろ」と囁き、わざと滝壺に新三を落とした。
そのころ江戸屋敷では将監の手先、堀江(矢島健一)がすず(ミムラ)と一太郎の命を狙っていた。堀江の策略を察知したすずは、一太郎とともに屋敷を出て隠れ家に逃げるのだが…堀江の追っ手に捕まってしまった。

■最終回(第9話)あらすじ
荒川の渡し場まで辿り着いた一路(永山絢斗)ら一行。みなはここまで無事に来れたことを喜ぶのだが、一路は江戸到着までがお役目と、気を引き締めていた。
一方、江戸屋敷では将監(佐野史郎)のお家乗っ取りに加担している堀江(矢島健一)が左京大夫(渡辺大)の正室・すず(ミムラ)と嫡男・一太郎の命を狙っていた。

NHK BSプレミアムBS時代劇「一路」最終回(第9話)は9月25日(金)夜8時より放送。主演は時代劇初主演の永山絢斗のほか渡辺大、藤本隆宏、梶原善、忍成修吾、武蔵、内山信二、中島広稀、松浦雅、上條恒彦、木下ほうか、ミムラ、矢島健一、佐野史郎、石黒賢ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。第8話の再放送はBSプレミアム27日(日)午後6時45分より放送。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHKBSプレミアム「一路」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト
浅田次郎著『一路』(上下)中央公論新社公式サイト
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