反町隆史「ウキョウサーン」に絶賛の嵐!死んだもう一人の相棒…「相棒14」第2話あらすじと予告動画

2015年10月20日18時48分ドラマ

「相棒Season14」(テレビ朝日系)は14日初回2時間スペシャルで、停職の杉下右京(水谷豊)と、法務省キャリアながら型破りな冠城亘(反町隆史)との異色のコンビが誕生し、平均視聴率18.4%と今季ダントツ1位の好スタートを切った!ネットでは新相棒・反町への絶賛の嵐が巻き起こったが、明日21日(水)は早くも亘(反町)が襲われ、警察という巨大組織を揺るがす不都合な真実を新コンビが解き明かす!前回の詳しいあらすじと第2話あらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開。(視聴率は、ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)

警視庁へ出向してきた法務省キャリア官僚という異例の設定で登場した反町だが、登場するやネットでは「渋い」「素敵」との声が上がった。劇中、サングラスに高級車おまけに外人女性からビンタを食らうなどこまでも異色のキャラに「これまでの相棒たちと差別化できてる」との声が散見。反町が水谷を「ウキョウサーン!」と叫んだ時には、TwitterなどSNSで「反町がかっこよすぎ!!!」と絶賛の書き込みがあふれ、一時は「反町」がリアルタイム検索ワード1位になるほどの反響をみせた。
反町といえば「90年代後期の人気俳優」というイメージが強く、「ビーチボーイズ」や「GTO」(フジテレビ系)でブレイクしたが、2000年代中盤頃より失速。以降の民放連ドラ主演作では低視聴率に悩まされていた。だが今回のキャスティングは大当たり!これまでの「相棒ファン」はもちろん、「相棒」を初めて見るというニューカマーも続出し、新しいファン層も着実に取り込んでいるようだ。

ところで、水谷演じる右京の呼ばれ方だが、これまで「杉下警部」「杉下くん」「杉下右京」などいろいろな呼ばれ方があったが、第1話では、反町の「ウキョウサーン」以外にも「魔物」「危険人物」「Mr.dangerous」そして、「妖怪」という呼び名まで飛び出した。どうやら新相棒は、親しみを込めた「右京さん」で落ち着きそうだ。

■前回あらすじ
刑務所内で模範囚・美倉による刑務官殺害事件が発生。警視庁に出向している法務省の冠城亘(反町)も捜査に加わり、美倉への取り調べが始まった。だが、美倉は「田代刑務官が、3カ月前に梅津を殺したのでその仇を取った」と供述。しかも、それを死亡した梅津本人から聞いたと。「幽霊からの告発」という供述に亘は何か引っ掛かりを感じた。
無期限停職処分中の杉下右京(水谷)がイギリスから帰国し、鑑識課・米沢(六角精児)らの配慮で特命係の部屋に侵入。事件に興味を持った右京は亘と一緒に捜査に乗り出した。
右京の推理力と、亘のキャリアを最大限生かした機転と受刑者までを抱き込む“人たらし術”で「死者からの告発」のからくりが判明した。

凶悪犯として15年前から服役する梅津は獄中でも狂暴だったが、教誨師(大和田獏)と出会い読書を始めたことがきっかけで穏やかになり、5年の間に膨大な知識を身に着け六法全書もスラスラ読めるまでになった。知識を得た梅津は、刑務官の理不尽に立ち向かうようになった。そして獄中には40名を超える受刑者が彼の信者となった。そんなときに梅津は心臓発作で急死した。

その刑務所内では、受刑者の違反行動を報告する「動静小票」を乱発することで出世を狙う刑務官らがいた。だが殺害された田代刑務官だけは、真摯に受刑者の更生に向き合っていた。増渕刑務官は田代を疎ましく思い、受刑者を使って田代を始末しようと考えた。信者を使ったのでは計画が露呈するかもしれない。そこで増渕は、“踏み絵”という古典的な手法で隠れ信者をあぶりだした。それが美倉だった。増渕は他の受刑者を使って美倉に幽霊の存在を信じさせ、梅津を殺害したのが田代刑務官だと吹き込んだ。
だが、増渕の犯行を知る梅津の信者である受刑者たちが起こした暴動からすべてが明るみに出た。

一件落着となったが、右京と亘は梅津の残した写経から彼の死の真実も明らかにした。梅津は確かに心臓発作で死亡した。だが、梅津の異変に田代刑務官が気づき、助けを呼ぼうとしたが、梅津はこれをとどめ死を受け入れた。実は、梅津が“創造主”とまで呼び慕っていた教誨師は、問題行動ばかり起こす梅津を“失敗作”と言い「梅津の存在が私の罪だ」とまで言っていた。そこで、梅津は次の心臓発作が来れば自ら死の道を選ぶ決心をしていた。そして、死の間際に田代刑務官の耳元で「自分は失敗作だ」と言い残し絶命。田代から梅津の自殺を聞いた教誨師は罪の意識にさいなまれ教誨師を辞めようと考えたが、田代刑務官が殺害されたことで自らの罪を封印してしまっていたのだった。

事件解決の後、亘は法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)から法務省に戻るように言われたが、もうしばらく自由にしたいと、これを断った。一方、右京も、甲斐峯秋の尽力で無期限停職処分が解かれた。

■第2話予告
首席監察官の大河内(神保悟志)が、峯秋(石坂浩二)を通じて、右京(水谷豊)に亘(反町隆史)の様子を問い合わせてきた。亘は最近、ある組織について調べているようなのだが、知っていることがあったら教えてほしいという。その場では亘を「単なる同居人」とそっけなく答えた右京だが、秘密裏に動いている彼の動向には興味をひかれたようで、周辺を調べ始める。そんな中、亘が2人組の男に襲われ、「余計なことは調べるな」と脅迫される事件が発生。その窮地を、尾行していた右京のおかげで逃れることができた亘は、事情を説明する。亘の旧友で、元埼玉県警の刑事・千原(関戸将志)の遺体が発見され、自殺で処理されたのだが、その死に疑問があるという。退職後、フリーのジャーナリストだった千原が、当時調べていたのが県警の所轄署。右京は、千原の元相棒で、今回の一件で亘に協力していた県警の刑事・早田(宅間孝行)に、「後は自分たちに任せてほしい」と告げ、亘と共に背景を探り始める。
警察という巨大組織を揺るがす不都合な真実とは!?
右京と亘、一筋縄ではいかない2人が衝撃の真相を解き明かす!

「相棒14」はテレビ朝日系にて、毎週水曜日よる9時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「相棒14」番組公式サイト

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