不満がたまる士族を集め新政府に反旗を翻した前原（佐藤隆太）！25日「花燃ゆ」第43話あらすじと予告動画
新政府に不満をつのらせる士族たちは前原（佐藤隆太）を中心に反旗を翻し山口へ攻め入った！しかし政府軍に鎮圧され前原は斬首されることに…美和（井上真央）はかつて同じ志を持っていた木戸（東山紀之）に前原たちの思いを汲んでほしいと頼むのだが…25日（日）午後8時より「花燃ゆ」第43話、予告動画は番組公式サイトで公開。
群馬編から登場した阿久沢権蔵役の江守徹と妻・せい役三田佳子の大御所2人。ドラマスタート時は吉田松陰（伊勢谷友介）をはじめとした若い男たちが活躍、大奥編では田中麗奈演じる銀姫と美和の活躍が描かれており、総体的に出演者の平均年齢が若々しいように感じたのだが、物語も終盤に入り、大御所2人を投入して盛りあがりを見せようとしている。
それにしても、江守徹と三田佳子を夫婦役にしたキャスティングがすごい。こんなキョーレツな夫婦がいたら、誰も逆らえない。
三田佳子がキャスティングされたということは、美和（井上真央）をイビる役なのかと思いきや、意外にも肝っ玉母さん的キャラで不慣れな土地で生活する美和たちを助けてくれている。上流階級の奥さまキャラを演じることが多かった三田佳子が、井上真央相手にどのような群馬の母さんを演じるのか、今後の展開が楽しみである。
革新的な行政を推し進めようとする楫取（大沢たかお）を邪魔者扱いする地元の権力者・阿久沢権蔵（江守徹）は実在の人物で、もともとは群馬で飛脚業を営んでいたが、その後、生糸の相場をいち早くつかんで大儲けをした。群馬の製糸業者、仲買人から信頼の厚い人物だったようである。
■前回のあらすじ
群馬県県令として赴任してきた楫取素彦（大沢たかお）だが、地元を牛耳る阿久沢権蔵（江守徹）の妨害を受け、その手腕を発揮することができずにいた。
そんな中、楫取は富岡製糸場を視察。そこで星野長太郎（大東駿介）と出会い、長太郎が目指すこれからの製糸産業発展の展望を聞き、日本の国力を強くなることを楫取は核心する。星野は弟・新井領一郎（細田善彦）を渡米させ、現地で会社を設立し、生糸の販路を切り開きたいと楫取に話す。このままでは日本製の生糸が安く買い叩かれてしまうからだ。そこで楫取は阿久沢に新井の渡米費用を県令で負担してもらえないかと頼むのだが、当然のごとく阿久沢は拒否。しかし、せい（三田佳子）の鶴の一声「上州男の面目をかけて、力を貸してあげなきゃ！」で、渋々楫取の要求を了承してくれた。
一方、病がすぐれない寿（優香）の面倒を見ている美和（井上真央）のもとに、萩から弟・敏三郎（森永悠希）が危篤との知らせを受ける。急いで萩に戻った美和を待っていたのは、床に伏せって虫の息になった敏三郎。姉・美和の顔を見て安心したのか、家族に見守られながら静かに息を引き取った。
■第43話「萩の乱に誓う」あらすじ
新政府に不満を持つ士族を集結し、前原（佐藤隆太）は反乱を起こそうとしていた。群馬にいる楫取（大沢たかお）、美和（井上真央）のもとへも知らせが届き、美和の甥・小太郎（広田亮平）、そして東京で勉学に励んでいる久米次郎（市川理矩）も参戦しようとしていた。楫取はすぐにでも萩に戻ろうとしたのだが、妻・寿（優香）の具合が悪く断念。代わりに美和が、東京にいる久米次郎とともに萩に帰郷した。
ところが、政府軍に鎮圧された士族たちは投獄され、小太郎は死去。文之進（奥田英二）は責任をとって切腹。前原は反乱の首謀者として斬首されることとなった。かつて、同じ志で前原とともに新しい日本をつくろうとした木戸孝允（東山紀之）に、前原の思いを汲んでほしいと美和は頼むのだが…。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第43話は10月25日（日）NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
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