阿部寛×吉川晃司直接対決!TBS日曜劇場「下町ロケット」第2話15分拡大!予告動画&第1話ダイジェスト

2015年10月24日19時00分ドラマ

初回平均視聴率16.1%で民放秋ドラマ第2位、ネットニュースでも一躍注目を集める好スタートを切ったTBS日曜劇場「下町ロケット」!明日10月25日(日)第2話は、航平(阿部)とスーツ姿でも逆三角形の肉体を見せつけ視聴者を驚かせた財前(吉川晃司)が対面!前回の詳しいあらすじと第2話のあらすじを紹介、番組公式サイトで第2話の予告動画および第1話ダイジェスト動画を公開している。

前回、特に絶賛されたのは池井戸作品という安定したストーリーに加え、キャスティングの妙である。主人公の佃航平を演じる阿部寛の存在感はもちろんの事、ドラマには欠かせない「敵役」がこれでもかと言わんばかりの豪華さであるのが人気に繋がった。佃工作所の不幸のきっかけとなる取引停止を伝える大手取引先・京浜マシナリーの部長にルー大柴、融資を断るメインバンク・白水銀行の担当者に春風亭昇太、支店長に東国原英夫、佃工作所へ敵対的訴訟を持ちかけるナカシマ工業の訴訟を担当する弁護士に池畑慎之助(ピーター)という個性派役者が勢ぞろい。いずれも全力で航平に嫌味たっぷりな態度で接しており、うまい具合に視聴者をイライラさせ、航平へ肩入れしたい気持ちをかき立てる。佃製作所を次々に襲うトラブルに身悶えした視聴者も多かったようだ。

待望の第2話では、自社開発の特許を佃製作所に先を越されてしまった帝国重工宇宙航空部部長・財前(吉川晃司)がついに航平に面会を申し出る。そして相次ぐ大企業との折衝に、航平は中小企業の意地と技術を手に敢然と立ち向かう。現場は阿部を中心にまとまっており、スタッフも「半沢直樹」と同じ制作チームとあって抜群のコンビネーションとか。劇中では池井戸作品に必ず登場する「白水銀行」や、「半沢」と同じロケ地を使うなど遊び心も盛り込んでおり、池井戸ファンにはたまらない。

■前回あらすじ
種子島宇宙センターで、国の期待を背負ったロケット打ち上げが失敗。エンジン開発担当者・佃航平(阿部)は責任を取って宇宙科学開発機構を退職、父親の残した町工場を継いで社長に。業績は順調に伸びつつも、研究開発に力を入れる航平のために研究費が売り上げを圧迫している状態。航平が社長に就任してから7年、突然の危機が訪れる。最大手の取引先・京浜マシナリーからの突然の取引停止宣告。京浜マシナリーへの売り上げは年10億。さらに、メインバンクの白水銀行からも新たな融資を断られ、追い打ちを掛けるように、佃製作所の主力売上商品のエンジンに対してナカシマ工業が特許侵害訴訟を起こしてきた。

先代からの顧問弁護士の田辺(阿藤快)に依頼するが、特許裁判に疎い田辺では一向に勝てる見込みが無かった。業を煮やした経理の殿村(立川談春)が弁護士交代を持ち出し、田辺を怒らせてしまった。大手企業相手の特許裁判を引き受ける弁護士は中々見つからない。結局、航平は離婚した妻・沙耶(真矢ミキ)から知的訴訟に強い弁護士を紹介してもらう。その弁護士・神谷(恵俊彰)は航平の特許に深く感心し、訴訟を快諾。しかし条件として今までに航平が取った特許の見直しと、訴訟が終わるまでの資金確保を提示。そのため、航平達は新たな資金調達先を探しに奔走。

神谷担当になった途端、裁判は圧倒的に有利に。航平たちが喜ぶのも束の間、和解案と称してナカシマ工業の傘下に入るよう提示される。安定のために和解案を受け入れるかどうか悩む航平。社員の間でも大きく意見が分かれていた。言い争う社員たちを前に、航平は研究費を削減して再度白水銀行への融資を申し入れることに。だが、白水銀行からの返答は融資を行わないというもの。その裏には、ナカシマ工業の三田(橋本さとし)や弁護士の中川(池畑慎之助)の暗躍があった。

そんな中、航平のもとに、帝国重工がエンジン開発に成功したとのニュースが。今まで特許を取得してきた部品たちに謝りつつ、航平は幹部社員にナカシマ工業の和解案を受け入れ、自らは退任すると伝えた。とうなだれる社員たちの中、涙ながらに他に手立てはないのかと訴えたのは、白水銀行から和解案に応じるよう説得しろと命じられていた殿村だった。中小企業たちにも日の目を見てほしい、融資をしたいという思いで銀行員になった、この会社が好きだという殿村の言葉に、その場にいた全員が心打たれた。その様子を見ていた神谷弁護士が、和解案を受け入れずに生き残る唯一の方法を提案。しかし、その方法は“諸刃の剣”。成功すれば短期間でナカシマ工業を叩き潰せるが、失敗すれば元も子も無くなる、と。

翌朝、航平は社員全員を呼んで、ナカシマ工業の和解案を受け入れないと伝える。そしてナカシマ工業を逆訴訟すると発表。
その頃、帝国重工。エンジン開発に成功した喜びもつかの間、自社開発したエンジンと同じものの特許が既に出されていたと開発主任の富山から聞かされた財前は憤る。その特許の持ち主は、小さな町工場、佃工作所の佃航平とあった…。

■第2話あらすじ
ナカシマ工業からの訴訟に、一度は敗北的和解を受け入れようと考えた航平(阿部寛)だったが、一転して真っ向から立ち向かう事を決意した。しかしそれは安定を望む社員からは不安視される、一か八かの危ういものだった。相変わらず佃製作所の窮状は変わらない中、突然、純国産ロケットのエンジン開発で名高い大企業・帝国重工の財前(吉川晃司)と富山(新井浩文)が航平を訪ねてきた。財前から持ち出された提案は、航平の予想外のものだった。航平に付きまとう大企業と中小企業の格差に屈さず、航平はどう出るのか?!

TBS日曜劇場「下町ロケット」第2話は10月24日(日)よる9時から15分拡大で放送、第2話予告動画は番組公式サイトトップページで視聴できる。 また、「あらすじ」内スペシャル動画では第1話ダイジェスト動画と第2話予告動画が続くロングバージョンも公開中。

日曜劇場『下町ロケット』|TBSテレビ

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