次期連続テレビ小説「ウェルかめ」新出演者の発表会見配信-NHK

2009年05月22日16時48分ドラマ
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NHKオンライン「コレ見て!MOVIE」は、平成21年度後期の連続テレビ小説「ウェルかめ」より、新たな出演者を発表した新出演者発表会見を配信中だ。

太平洋に面する海辺の町・徳島県美波町と阿波踊りの町・徳島市を舞台に、海の香りに満ちたさわやかな青春ドラマを描く次期放送の連続テレビ小説「ウェルかめ」。先日お披露目された、ヒロイン・浜本波美(なみ)演じる21歳のフレッシュな女優・倉科カナに続き、今回発表された出演者は、羽田美智子、石黒賢ほか、室井滋、坂井真紀、岩佐真悠子ら華やぎの面々。下記にその役柄について触れたい。

浜本波美…倉科カナ
ウミガメが上陸する町であり、四国遍路88か所の札所・薬王寺の門前でもある徳島県の美波町でおおらかに育った本作のヒロイン、浜本波美。生家はお遍路さんを泊める宿「はまもと荘」。ひらめきとねばり腰を身上とし、「世界とつながる仕事をしたい」と、ファッション誌編集者を目指し東京の出版社へもぐり込むも、いきなり編集部は解散の憂き目に。

浜本哲也…石黒賢
波美の父。プロサーファーとして世界を舞台に活躍してき。家業の民宿は妻に任せっきり、自由奔放に生きてきた父だが、娘・波美とは波長が合うプロを引退してからは、タヒチにサーフショップを持つと壮大な夢を抱いている永遠のチャレンジャー。

浜本加代…羽田美智子
波美の母。遍路宿「はまもと荘」を一人で切り盛りする働き者である。徳島市の出身。プロサーファーだった哲也とは、阿波おどりの夜に出会い、美波町に嫁いできた。世界を転戦する哲也に同行していた時期もあったが、おばあちゃんが亡くなり、遍路宿の女将を継ぐ。

吉野鷺知…室井滋
徳島発の情報誌を発行する「ゾメキトキメキ出版」の社長兼編集長。人間に対する興味が強く、新人採用が1つの趣味。大阪での編集者としての修行を経て、地元徳島へ戻った過去を持つ。

勅使河原重之…益岡徹
同誌の副編集長。編集者としての初仕事はニューヨークの雑誌だったという敏腕編集者なのだが、なぜこの編集部にいる。吉野を敬愛している。

須堂啓…坂井真紀
同誌の編集部員。ハンドバッグにいつも「ルーペ」と「ヘッドライト」をしのばせ、あらゆる種類の苔を採取しては大切に育てている“苔マニア”。そんなユニークな感性を吉野に見出された。

中川果歩…岩佐真悠子
波美の同級生。小学生のとき、家庭の事情で東京から母の実家がある美波町へ転校。波美と対照的であり、洗練されたクールな美貌の才媛だ。歯に衣きせぬストレートな物言いは、周囲をハラハラさせる。

今回の新出演者発表会見にて、ヒロイン担う倉科カナは「こんなに素敵な(出演者の)方々と一緒にお仕事できるなんて、とてもワクワクします」と述べた。倉科カナは、「ミスマガジン2006 グランプリ」受賞してグラビアデビュー以来、映画や舞台にも活躍の場を広げ、本作で本格的な連続ドラマ初主演となる。また、そんな倉科演じるヒロインの母・浜本加代役演じる羽田美智子は「朝に気持ちよくご覧になって頂くために、お遍路宿の女将として、まさにお遍路を送り出すように気持ちよい日本の母を演じたいです」と述べ、その夫・哲也演じる石黒賢は、「いまサーフィンの練習をしております。吹き替えなしで演じたいと思います」と期待をもたせた。そのほか出演者コメントは、下記リンクのNHKオンライン「コレ見て!MOVIE」にて。

本作のタイトル「ウェルかめ」は、波美の父が、宿を旅立つ人へ手渡しながら伝える「いつだってウェルかめ(ウェルカム)」という言葉にちなむ。つまづきながらも前向きに生きていくヒロインの青春模様に託して明るく希望に満ちた人間ドラマをじっくり描いていく。次期連続テレビ小説「ウェルかめ」の放送予定は、2009年9月28日(月)から、2010年3月27日(土)までの全150回だ。

NHK「コレ見て!MOVIE」 連続テレビ小説「ウェルかめ」新出演者発表会見