元夫登場!?「家族ノカタチ」第2話も大波乱！家を飛び出した再婚相手・恵(水野美紀)が見つかるまでの間限定で陽三(西田敏行)と浩太(髙田彪我)が自分のマンションに同居することを許した大介(香取慎吾)だったが、恵の兄・岩淵（戸田昌彦）が浩太を引き取りたいと言うと陽三の意見も聞かずそれを受け入れてしまい…!?葉菜子（上野樹里）は母・律子（風吹ジュン）が頻繁に現れ、小言を言うようになったことに頭を悩ませていた…そんな中、マンション周辺をうろつく不審な人物を発見!ストーカーかと思いきや、それは葉菜子の元夫・高瀬（田中圭）で…!?「家族ノカタチ」第2話は24日（日）夜9時から10分拡大で放送、予告動画は番組サイトで公開中。

大手文具メーカーで働く大介（香取慎吾）は、ついに念願のマンションを購入、これから悠々自適に自分の時間を自分の好きなように使って生活できると期待を膨らませていた。しかし、それもつかの間、何年も会っていなかった父親・陽三（西田敏行）が再婚相手の連れ子・浩太（髙田彪我）を連れて、連絡もなしに大介のマンションに転がり込んできたのだ。家を飛び出した再婚相手・恵（水野美紀）が東京へ来ているらしく、恵を探すために上京してきたという陽三。一度は本気で拒んだものの、仕方なしに恵が見つかるまでの同居を認める。
一方、大介の部屋の一つ上に住む葉菜子（上野樹里）も、父親との別居を決めたという母親の律子（風吹ジュン）が頻繁にやってくるように。事あるごとにチクチクと小言を言われ、頭を悩ませていた。
そんなある日、恵の兄・岩淵（戸田昌彦）から大介に連絡が。近いうちに浩太を引き取りたいという。陽三は浩太を手放さないと息巻くが、大介は“変な家族ごっこはおしまいだ”と言い放ち、ロフトへ上がってしまうのだった。
その数日後、大介の会社の同僚・佐々木（荒川良々）が、引っ越しパーティをしようと大介に提案する。もちろん、聞く耳を持たない大介だったが、佐々木は大介が留守の間に部屋に上がり込み、陽三とパーティの話を進めてしまうのだった…。

葉菜子の元夫・高瀬和弥（田中圭）も登場。葉菜子が大介に檄を飛ばす…。第2話も目が離せないドラマ「家族ノカタチ」。初回の視聴率こそ振るわなかったが、これが面白い。
ポンポン進むストーリー。美化しすぎない、どこか欠けた、愛すべきキャラクター達。そして何より、そんな人間たちによって織りなされる人間関係が、痛いぐらいリアルだった。
まるで友達のような仲良し家族が増える中、昔に取り残されたように、上手く関係を築けないことが多いのが、男親と息子、という存在。
これまでは“父親の背中を見て、いつかその存在を超えたい”そんな関係が良いとされた。しかし“家族のカタチ”が変わった今、父親と同じように家族を持ちたい、と思う人ばかりでなくなったために、崩れ始めたその関係。なんだかぎこちなくって、一度鬱陶しく思えば、そうとしか思えない。そんな中でもどこか父親に一喝されると弱い部分がある。避けたいような、近づきたいような。そんなむず痒くて、不安定な距離感。それを香取慎吾と西田敏行が見事に演じてるのだ。
そしてもう一組。上野樹里と風吹ジュンの女親と娘コンビもよく描かれている。こちらは所謂仲良し親子。友達のように話せて、娘はどこか“母親よりも自分がしっかりしている”そう思っている。しかし、実のところ、母親がやってくれること、その存在に甘えている所が多分にある。友達のような関係であっても、そこはあくまで母と娘。母の存在が娘にどのように影響を与えていくのか。
大介と葉菜子がどんな関係になっていくのかももちろん、このそれぞれの親子の形がどうなるのかも楽しみなところ。

「家族ノカタチ」第2話は24日(日)夜9時から10分拡大で放送、予告動画は番組サイトで公開中。

◇TBS「家族ノカタチ

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