TOKIO長瀬智也の新境地！天才病理医・岸京一郎（長瀬）の決め台詞「僕の言葉は絶対だ！」で毎週他の医者たちはぐうの音も出ない！第3話より元SKE48松井玲奈がレギュラー出演、そして3話のゲストは中村俊介！フジテレビ27日（水）夜10時より「フラジャイル」第3話の予告動画は番組公式サイトで公開。

20日放送の第2話で、視聴率が10.0%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）にアップした「フラジャイル」。既存の医療ドラマと違い、主人公が病理医という一般人には少々馴染みの薄いポジションだが、実はがん検診において病理医の判断がその後の患者の生死に大きく関わるのである。

原作『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』（講談社）に登場する主人公・岸は、医者なのに白衣を着ずいつも黒いスーツ。かなりの変人で、臨床医としょっちゅう意見を衝突させている。その中で毎回最後にバシっと決める台詞が「君たちが医者である限り、ぼくの言葉は絶対だ！」。水戸黄門の印篭のように、この言葉で出ると他の医者たちはぐうの音も出ない状態になり撃沈してしまう。

「ザ・鉄腕！DASH！！」などでは、頭にタオルを巻き、お馴染みのオーバーオールを着て力仕事をしたり畑仕事をしたりと、アイドルらしからぬガテン系なことをやっている。そんな長瀬が黒いスーツで身を包み「ぼくの言葉は絶対だ！」と力強く言うと、誰もが長瀬の前にひれ伏せてしまいそうだ。

注目のキャラがもう1人。その顔立ちからか、悪役、性格の悪いヤツなど変わったキャラを演じることが多い津田寛治。あなたが体験したスカッとする話をドラマ化する「痛快TV スカッとジャパン」（フジテレビ）に登場する再現ドラマで津田寛治が注目されている。これほど気持ちよく悪役を演じる俳優は、そういるものではない。もしかして、2015、16年は津田寛治ブレイクかも！？
そんな悪役が多い津田寛治だが、実際は真摯に役に取り組む俳優で、自身が出演するドラマや映画への取り組みは、その作品の本質からじっくり練って考えるタイプである。「フラジャイル」では、長瀬演じる岸の直属の上司・佐田を熱演。まったく空気を読まないオトコで、コミカルな役どころ。津田寛治にしてはめずらしいタイプの役かもしれない。ちなみに津田寛治の医者役は、この「フラジャイル」が初となる。

■前回のあらすじ
緊急搬送された患者・大塚洋治（林和義）に救命医の倉田（藤本隆宏）は急性アルコール中毒と診断。大塚は倒れたときに幻覚を見たと証言したのだが、倉田はそれをスルーし、大塚を精神科へ移してしまった。しかし岸（長瀬智也）はそれに異議を唱えた。しかし倉田は岸の診断結果をごみ箱に捨て無視。怒った宮崎（武井咲）は大塚が倒れた真相、原因を探そうと大塚宅を訪れる。
大塚の妻と一緒にあちこち探すのだが、コレといった証拠が見つからない。唯一見つかったのが点眼薬のアトロピン。これでは大塚が倒れた原因にはならない。しびれを切らした岸も、大塚宅にやってきた。そして見つけたのがアルコールランプ。大塚は以前身体を壊したため、医者や妻から飲酒を止められていたのだが、妻に隠れて工業用アルコール（メチルアルコール）を飲んでいたのだった。メチルアルコールとアトロピンの複合作用により、大塚は幻覚を見るようになってしまったのだ。
カンファレンスでそのことを倉田に伝える岸。そして岸は救命医たちに“30秒ルール”の話をする。医者は最初の10秒だけ患者の話を聞き、その後自分が決めつけた診断を押し通す。決めつけられた患者は病状を伝えたくても伝えられなくなってしまう。だから“30秒”患者の話を聞くべきだと説くのだが、救命医たちは反発する。しかしそれ以降、倉田は運ばれてきた患者、その家族から今まで以上に話を聞くようになった。

■第3話あらすじ
消化器内科のカンファレンスに出席した岸（長瀬智也）はいつものように、医師の報告に文句をつける。しかし今回はいつもと違い、中西（中村俊介）という消化器内科の医師が岸の意見に同意した。
その中西が岸のもとへやって来て、これから内視鏡検査を行う患者の疾患鑑別を岸に求める。中西は回盲部（小腸と大腸のつなぎ目）あたりに何かがあると診断するが、岸はクローン病を疑う。しかし、岸はなかなかその患者の病名を確定しないのだが…。

フジテレビ1月27日（水）夜10時「フラジャイル」第3話を放送。原作は月刊誌『アフタヌーン』（講談社）で連載中、草水敏原作、恵三朗漫画の同名人気コミック実写ドラマ化。出演は長瀬智也、武井咲、野村周平、松井玲奈、小雪、北大路欣也ほか。第3話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。最新話は放送終了後1週間「フジテレビオンデマンド＋7」にて見逃し配信中。

　【2016年冬ドラマ一覧】　　【関連記事・各話のあらすじ 】

◇フジテレビ「フラジャイル」番組公式サイト