学苑卒業を控えた恭子（綾瀬はるか）たち。卒業すると2、3人単位で“コテージ”での生活が始まる。友彦（三浦春馬）は恭子と一緒がいいと言うのだが…第3話よりお笑いコンビ「アジアン」馬場園梓がレギュラー出演！「TBSわたしを離さないで」第3話は29日（金）夜10時より放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

NHK朝ドラ「あさが来た」では主人公・あさの幼少期、そしてあさの娘・千代を熱演中の人気子役、鈴木梨央。「わたしを離さないで」では、主人公・恭子（綾瀬はるか）の幼少期を演じている。
自分が“提供者”になることを受け入れる子どもたち。そんな難しい役どころを、鈴木梨央は見事に演じている。彼女の笑顔には、どこかさみしさが漂っているのだが、そんな演技を見せるのでつい、彼女がまだ子役だったということを忘れてしまいそうだ。

ネットでも「子役の演技がすごい」と評判の「わたしを離さないで」。残念ながら鈴木梨央ら子役たちの登場は第2話までのようだ。29日放送の第3話では、生徒たちの学苑卒業間近という展開になる。

学苑を出て“コテージ”と呼ばれる場所で社会生活を送る彼ら。思春期を経て男女の関係を築こうとする彼らも立派な人間だ。しかし彼らは他人のために「提供者」になる。我が身に置き換えて…とてもじゃないが理性を保っていられないだろう。そんな登場人物たちの心情を想像しながらこのドラマを見ていると、胸が締めつけられそうになる。

大人になった恭子（綾瀬はるか）、友彦（三浦春馬）そして美和（水川あさみ）がどんな人間関係を築いていくのか今後の展開が興味深い。

【番宣情報】
1月30日（土）朝9時30分より放送「王様のブランチ」に綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみが出演。

■前回のあらすじ
美和（水川あさみ）の介護人に指名された恭子（綾瀬はるか）。久しぶりの再会で美和は昔の思い出話をするが、恭子にとってそれはイヤな思い出でしかなかった。美和の荷物の中に、見覚えのあるCDを見つける恭子だが…。
陽光学苑で子どもたちは神川（麻生祐未）から「特別な使命」の話を聞き、それぞれが自分の運命を受け入れようと努力した。
そんな中、友彦（中川翼）は塀の外の世界に興味を持つようになる。クラスメイトの広樹（小林喜日）と聖人（石川樹）の3人で、梯子を使って塀を乗り越えようとした。広樹と聖人はうまく外へ出られたが、梯子が壊れて友彦は外へ行くことができなかった。
教師たちは広樹と聖人の脱走を知り、大慌てで探し回る。運良く神川がすぐ2人を見つけ出したのだが…。子どもたちには、外へ出た2人がケガをしたと報告する。ところが幾日たっても戻ってこない。2人のことを心配する龍子（伊藤歩）に神川は「小さい子どもの提供を求める声も多い」といい、広樹と聖人を提供者にしたと伝える。自分が子どもたちに外の世界に興味を持たせてしまったことが、こんな結末になるとは…ショックを受ける龍子。
そんな中、学校の門で血まみれの子どもの靴が発見される。教師たちは「森の殺人鬼の仕業」と言って子どもたちが外の世界に興味を持たないよう、誘導する。
一方、恭子（鈴木梨央）が友彦からもらったCDがなくなってしまった。アチコチ探すのだが見つからず。美和（瑞城さくら）が代わりのCDを恭子にプレゼントしてくれた。
恭子（綾瀬はるか）が見つけたのはあの時のCD。美和（水川あさみ）は「自分が取った」と恭子に知らせたかったのか…。

■第3話あらすじ
月日は流れ、恭子（綾瀬はるか）たちの学苑卒業が近づいていた。生徒たちは2、3人ずつ別れ“コテージ”と呼ばれる場所でしばらく暮らすことになる。生徒たちは誰と一緒に“コテージ”に行くかで話が盛りあがる中、友彦は恭子に「恭子が決めたところへ行く」と。それを聞いた恭子は戸惑いながらも喜びを覚えた。しかし美和がそれを邪魔するのだが…。

TBS 2016年1月29日（金）夜10時より「わたしを離さないで」第3話を放送。大ベストセラー作家カズオ・イシグロの衝撃作を実写ドラマ化。主演は綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみ、共演は山野海、真飛聖、伊藤歩、甲本雅裕、麻生祐未ほか。番組公式Twetterアカウントは「@NLMG_tbs」。第3話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。「TBS FREE by TBSオンデマンド」ならびに「TVer」にて無料見逃し配信中。

◇TBS 1月15日（金）スタート「わたしを離さないで」番組公式サイト

　【2016年冬ドラマ一覧】　　【関連記事・各話のあらすじ 】
◇TBS 1月15日（金）スタート「わたしを離さないで」番組公式サイト