ブラック練（高良健吾）は、6・7話の2回で再びホワイト練に戻った！しかも、音（有村架純）への想いも再燃…フジテレビ系・月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」明日3月７日放送の第8話では、元の引越屋さんに戻った音の登場で、音と朝陽の関係に微妙な変化が…「いつ恋」第8話あらすじと、前回のおさらい、番組公式サイトに予告動画が公開されている。フジテレビ無料配信サービス＋7およびTverで最新話見逃し配信中。

前回2月29日放送分では、第1章から2章の間に起きた大震災で激変した練の人生の一こまを丁寧に描いた。また、すっかり音と仲良くなった木穂子（高畑充希）の「心を配ることが“心配”」という台詞と、ラストで静恵が練にいった「死んだ人と生きている人が一緒に生きる。精一杯生きなさい」という一言が胸に響いた。劇中、直接大震災のエピソードや映像を見せることはないが、祖父の最期や小夏の変化に、大震災で壊れたのが家屋や畑だけでなく、人の心をも無残に壊してしまったことを随所に知らされる展開だった。

音（有村架純）は、朝陽（西島隆弘）からプロポーズされたが、指輪を受け取ることができなかった。音の暮らしぶりを否定する言葉を口にしてしまった朝陽。そんな朝陽に音は練（高良健吾）と会ったことを報告し、力になりたいという音の想いを受け入れるしかなかった旭。
音は、柿谷運送の佐引（高橋一生）から練が変わったきっかけを聞いた。大震災の後、練の祖父・健二（田中泯）は認知症を患い怒りっぽく猜疑心が深くなり、連日練に罵声を浴びせ、他界した。病のせいと割り切れない練は、大好きだった祖父の最期が、怒りと憎しみと孤独だけだったことに深く傷つき、すさんだ生活を送るようになってしまった。
再び練に会いに行った音は、静恵（八千草薫）が会いたがっていると家のカギを渡し、健二のことを話し出したが、練は怒って遺品の汚れたパジャマをゴミ箱に投げ捨ててしまった。音はそのパジャマを持ち帰った。

一方、練は晴太（坂口健太郎）と時給300円の斡旋。そうして手にしたお金を練は、小夏のデザイン学校の学費68万円などに充てていた。小夏もまた心を病んでいた。実は5年前、小夏は晴太に勧められ練の実家を訪ねてきた。だが練は追い返し、小夏はひとりで何日もさまよった。ちょうどそれが大震災と重なっていたのか、小夏は、今もヘリコプターの幻聴に怯えたりしていた。練はそんな小夏に責任を感じて生活の一切の面倒を見ていたのだった。
だが、練の本質は変わっていなかった。いや、音との再会が練に昔を思い出させたのかもしれない。車椅子で立ち往生している老人に手を貸したり、自分を階段から突き落とした男を許したり。
そして音の再度の訪問が練を完全にもとに戻らせた。音は、健二のパジャマのポケットにレシートを見つけた。音が読み上げたレシートの買い物には、元の健二がいた。ちゃんと畑の事は覚えていたのだ。祖父の正気の一面を知ったことで、練は祖父の認知症を受け入れることができたのかもしれない。練は、引越屋に戻ることを決心し、晴太もブラックな仕事を止めることを決心した。

一方、朝陽は父・征二郎から縁談を勧められるが、好きな人がいると告白し、父に音を合わせることに。

■第8話あらすじ
音（有村架純）のアパートに木穂子（高畑充希）がやってくる。木穂子は、いま恋人からプロポーズされるのを待っているのだという。以前、一度プロポーズされたが忙しくてスルーしてしまったらしい。木穂子は、プロポーズされたら何も考えないでOKしなければいけない、と音にアドバイスする。
練（高良健吾）は、小夏（森川葵）を連れて静恵（八千草薫）の家に身を寄せ、再び柿谷運送で働き始める。柿谷運送社長の嘉美（松田美由紀）や、先輩の佐引（高橋一生）、加持（森岡龍）らは、そんな練を手荒く歓迎する。
仕事帰りのバスで練と一緒になった音は、サスケに会うために静恵の家に立ち寄る。小夏は専門学校の制作があってまだ帰っていなかった。その際、練は、観覧車の近くにあったピアノが聞こえる店を探したが見つからなかったことを音に話し、「今度探しに行きませんか？」と続けた。そんな練に、音は、朝陽（西島隆弘）からプロポーズされたことを告げ…。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は、毎週月曜日よる9時からフジテレビ月9枠で放送。主演は有村架純と高良健吾、共演者は高畑充希、坂口健太郎、西島隆弘/AAA、森川葵　ほか。
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