無事事件解決か、と思いきや、なんとも不穏な空気で終わった前回3日放送分のテレビ朝日系「科捜研の女」シーズン15、いよいよ明日3月10日（木）は最終回！絶対捕まらない男を捕まえるために、死神・佐妃子（池上季実子）は本当に証拠を捏造したのか？最終回はマリコ（沢口靖子）と佐妃子が“正義”を巡って激突！番組公式サイトで予告動画が公開されている。最新話は、テレ朝動画、ビデオパスなどで配信している。

マリコとの二人っきりの“女子会”では柔らかい笑顔も見せていた佐妃子だったが、前回、取り調べでゲス男・工藤（岡田義徳）を執拗に煽る姿は、くらいついたら離さないまさに執念の死神の顔。佐妃子の証拠捏造が疑われたところで終った前回。佐妃子は本当に証拠捏造したのか？

最終回では、福田沙紀が演じる最初の被害者の婚約者・松井真奈美が事件解決のカギを握る。マリコと激論するシーンもある。

最終回は、前回のすべての謎を解きつつ、そして新たに衝撃的な事件も描きつつ、濃厚な情のドラマとなるらしい。もともとシーズン15は、前シーズン終了直後から、脚本家の櫻井、戸田山を中心に打ち合わせを重ね、最終回までの構想を練ったうえで、逆算して第1話からの各エピソードを創った部分がある。練りに練られたドラマはどんな結末を見せてくれるのか？見ごたえたっぷりの最終回をお見逃しなく。

そして、絶対に捕まらない男を絶対捕まえる女とは、佐妃子かマリコか、それとも…。

ところで、チーム「科捜研の女」では、キャストの誕生日には似顔絵ケーキでのお祝いが定番となっている。亜美役の山本ひかるの誕生日（2／28）と蒲原刑事役の石井一彰の誕生日（2／29　うるう年！）を合同でお祝い。かわいい似顔絵ケーキと当日の様子が詳しくレポートしているので気になる方はチェックしてみては？⇒「科捜研の女15」■こぼれ話

■前回あらすじ
ホテルで手首を切った若い男性の死体が発見された。解剖・鑑定により、男性の血液から麻酔薬が発見され、「自殺に見せかけた殺人」の可能性が浮上。現場から、自称フリーライターの工藤（岡田義徳）の指紋と下足痕が出た。そして、組対三課の落合刑事（池上季実子）からの情報もあり、工藤を連行。あっさりと殺人を自供したことで京都地検に送致。ところが、京都地検の取調べで工藤は一転、容疑を否認。事件当日のアリバイまで実証された。このアリバイは工藤が出入りする暴力団に頼んででっち上げたものではないかと思われたが、京都地検は工藤を「不起訴処分」とせざるをえなかった。
そんな捜査陣をあざ笑うかのように、今度は手首を切った若い女性の変死体が発見された。工藤が拘置所を出てほんの数時間後のできごと。マリコたちは鑑定の結果、事件性がなく“自殺”と判断を下した。その直後、佐妃子が証拠の品を持ち込んできた。粘り強い鑑定の結果、被害者の着衣や体表から採取された微細証拠が工藤のものと合致。工藤の送致が決定した。だが鑑定書を整理するうちに、マリコたちはそれらの物証を採取した覚えのある人間がいないことに気づいて愕然とする。さらに同じく鑑定後の整理をしていた宇佐見(風間トオル)からも、その証拠のひとつに関して、決定的な「矛盾」が報告される。証拠が捏造された可能性がある！

■第14話「絶対に捕まえる女」予告
殺人容疑で逮捕送致しながらも不起訴となった覚せい剤の売人・工藤貴志（岡田義徳）を再び逮捕するため、組織犯罪対策第三課刑事・落合佐妃子（池上季実子）が証拠をねつ造したおそれが高いことが発覚！　榊マリコ（沢口靖子）、土門刑事（内藤剛志）は、憤りを隠せない。
しかし、2人の前に現れた佐妃子は開き直る。マリコは佐妃子に憤るが、佐妃子は「法律やルールがぜんぶ正義だと思っているの？」と問いかけ、「拘束するなら令状を持ってきて」と言い捨てて去っていく。
工藤は地検からまた京都府警に戻ってきた。逮捕後48時間以内に送致しなければ釈放せざるを得ない。マリコたちが急いでねつ造された証拠の再鑑定をはじめようとした矢先、弁護士やマスコミからの圧力を案じた佐伯本部長（西田健）が、工藤を釈放。
そんな中、最初の事件の被害者の婚約者・松井真奈美（福田沙紀）がマリコを訪ねてくる。真奈美は工藤をずっと張り込んでいたといい、工藤が第二の事件の現場に入っていくのを見たと告白、マスコミに事実を打ち明けるという。
その矢先、佐妃子と突然、連絡が取れなくなった。胸騒ぎを感じるマリコ…！その予感は的中し、佐妃子が思いもよらぬ行動に出て…!?

「科捜研の女」は毎週木曜日よる8時からテレビ朝日で放送。予告動画は番組公式サイトで、最新話は、テレ朝動画、ビデオパスなどで配信している。

◇テレビ朝日「科捜研の女15」番組公式サイト

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