【最終回】音(有村架純)と練(高良健吾)が選んだ道とは?「いつ恋」第10話あらすじと予告動画

2016年03月20日14時20分ドラマ

病院に運ばれた音(有村架純)の無事を願う練(高良健吾)、朝陽(西島隆弘)…そんな音の鞄にあった手紙には何が書かれているのか?音が選ぶのは練か、朝陽か、それとも…いよい明日3月21日(月・祝)はフジテレビ系・月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(「いつ恋」)最終回(第10話)を放送!前回のおさらいと第10話のあらすじを紹介、番組公式サイトに予告動画が公開されている。フジテレビ無料配信サービス+7およびTverで最新話見逃し配信中。
また、最終回放送当日の明日は「めざましテレビ」(5時25分~)に、有村架純、高良健吾、高畑充希、西島隆弘(AAA)、森川葵、坂口健太郎が出演するのでこちらも要チェックだ。

音(有村)と練(高良)は互いのことを好きだいう気持ちをあらためて確認した。そんな二人の雰囲気を察した朝陽(西島)はあくまでも冷静を装ったが、もちろん本心は違った。朝陽は、「間違ってもいい、失敗してもいい、嘘のない生き方をしましょう」として生きてきたかつての自分を知っている津村弁護士と再会したことで、今の自分を見つめ直した。だが、せっかく掴んだ父との絆。今の仕事を辞めれば父との絆も断ち切られてしまう。悩み抜いた末、朝陽が出した答えは、今の仕事を音に正直に話し、音の練への思いもひっくるめてありのままの音をまるごと愛するという答え。あらためて音に2人で幸せになろうと訴えた。
音と練より先にひと足先に踏み出した木穂子(高畑)は、2人が自分の気持ちに正直に生きてくれるよう2人それぞれに会って懇願した。
亡き祖父が残した種で育った大根の収穫のため会津に帰省する練は、「優しいと優しすぎるのは違う」という木穂子の言葉が背中を押したのか、音に一緒に帰ろうと誘った。
だが、朝陽との2年間を裏切れない音は、練にお別れをするつもりで逢う約束。約束の日、音は練に会いに行く途中の駅で、奈良から東京に出てきたばかりの少女に出会った。鞄をとられてしまったという少女、明日香(芳根京子)を助けるために音は騒動に巻き込まれてしまい病院に運ばれてしまった。

前回は小夏(森川葵)と晴太(坂口健太郎)も正直な自分を見せた。
「練の恋をお金で買えない」と朝陽を追い返した小夏。この言葉で、小夏は練への未練を断ち切ったのかもしれない。そして、何にも本気にならないが、小夏だけは一途に見守る晴太。彼にも、仮面夫婦の両親の下で育ち、15歳で家出したという複雑な過去があった。だから我儘邦題でも心の中を正直に表情に出す小夏を好きになったのだろう。小夏もどうやら晴太を受け入れる心の準備ができた様子。

ドラマの視聴率は、最終回前話も9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と相変わらず2桁には届かない。どんどん高速化する世の中、このドラマは優しくゆっくりのテンポ。音と練のスローな描写はアップテンポなドラマを見慣れている視聴者にはじれったく映ったかもしれない。また、自ら幸せになるのを放棄しているようにも見えるヒロイン音の描き方が、華やかなドラマの多かった“月9”ファンには敬遠され、視聴率が伸び悩んだのかもしれない。
だが一方で、きちんとしたメールの文章、相変わらず“親しき仲にも礼儀あり”の丁寧な物言い、そして、恋のライバル・木穂子と音の女の友情、練との木穂子の男女の仲を超越した友情の描き方など好感が持てた。若手実力派俳優たちの好演も光った。介護職や派遣社員の待遇なとに就いても考える機会を与えた本作、視聴率とは違う物差しで測った名作ドラマかもしれない。

また、静恵(八千草薫)をはじめ心に沁みる台詞も多くあった本作。前回は、いつも憎まれ口の運送会社の女社長・柿谷(松田美由紀)の言葉が気になった。祖父(田中泯)も亡くなり帰る故郷がないという練に、「故郷とは思い出のこと。帰る場所はどこにでもある。これからもできる」という言葉だ。この言葉は、第二章の始まりでもあった第6話の回想シーンで、幼い音が「恋って何?」と聞いて、母が答えた「帰るとこ」の言葉につながっているようにも思える。果たして、音は、練と朝陽のどちらを選ぶのか?それとも…。空っぽの部屋の意味は?

若者たちの行く末にどんな未来が待っているのか。音の命は…。全ての恋する人に贈る素敵なラストシーンをお見逃しなく。

■第10話(最終回)あらすじ
音が病院に運ばれたと聞いて駆けつける練、朝陽、木穂子ら。音にいったい何が起きたのか。朝陽は音の鞄の中から音が書いたと思われる手紙を見つける。朝陽は、この手紙の中には音が練と朝陽のどちらを選んだのか答えがあるのではないかと考える。
駅で音と出逢い助けてもらった少女、明日香も病院にかけつける。音が大変なことになっていることを知りショックを受ける。

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」最終回は、3月21日(月)よる9時からフジテレビ月9枠で放送した。主演は有村架純と高良健吾、共演者は高畑充希、坂口健太郎、西島隆弘/AAA、森川葵 ほか。
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