第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンを演じたダニエル・エイ＝ルイスは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞！全ての人に自由を！と黒人奴隷解放に尽力を注ぐ男の最後の4カ月を描く！映画『リンカーン』はNHKBSプレミアム9日（土）午後8時30分より放送！予告動画は映画公式サイトで視聴できる。

史上最も愛された大統領として今もなお人々の記憶に名を残している第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン。巨匠スティーブン・スピルバーグが12年間かけて作り上げたのがNHK BSプレミアム9日（土）放送される映画『リンカーン』。ピューリッツァー賞作家ドリス・カーンズ・グッドウィンの同名ノンフィクションをもとに、リンカーンの最後の4カ月を描いた物語である。2016年11月18日に予定されている第45代アメリカ合衆国大統領選を前に、本作が放送されることは非情に興味深い。リンカーンと同じ精神が、今の大統領候補者にあるのだろうか。時代は変われども、大統領が持つべき精神、志はいつの世も同じである。

スピルバーグが伝えたかったのは伝記小説に出てくる「リンカーン」ではなく、一人の人間として、自らがかかげた信念を貫き通すため孤独、苦難に耐え、時に涙するエイブラハム・リンカーンの生き様。そのスピルバーグの思いに応えたダニエル・デイ＝ルイスは本作で2度目のオスカーを手にしている。

■あらすじ
国を二分する南北戦争は4年目に突入。大勢はリンカーン大統領（ダニエル・デイ＝ルイス）率いる北軍に傾いていた。しかしリンカーンはすぐさま戦争を終わらせるつもりはなかった。たとえ多くの犠牲者がでてみ、合衆国憲法修正第十三条を下院議員で批准する前に、戦争を終わらせるわけにいかなかった。
1862年、奴隷解放宣言で多くの奴隷は解放されたはずだったが、実際に自由を手にしたのはほんの一握り。この宣言は戦時中の立法措置として、戦争が終われば効力を失ってしまう。リンカーンはすべての人間を自由にするために、議会で法案を可決させることを決意するのだが…。

【リンカーン】（2012）
監督：スティーブン・スピルバーグ
脚本：トニー・クシュナー
原作：ドリス・カーンズ・グッドウィン
出演：ダニエル・デイ＝ルイス、トミー・リー・ジョーンズ、サリー・フィールド、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット、デヴィッド・ストラザーン、ジェームズ・スペイダー、ハル・ホルブルックほか。
原題：LINCOLN
備考：英語／字幕スーパー／カラー／レターボックサイズ
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NHK BSプレミアム4月9日（土）午後8時30分より『リンカーン』を放送。本作にてダニエル・デイ・ルイスがアカデミー賞主演男優賞を受賞。監督はスティーブン・スピルバーグ、出演はサリー・フィールド、トミー・リー・ジョーンズ、ジョセフ・ゴードン・レビットほか。予告動画は映画公式サイトで視聴できる。

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