昨日5月6日（土）日本公開した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のロバート・ダウニーJr.が主演した『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』が、今夜5月7日（土）夜8時30分からのNHKBSプレミアムシネマにて放送！相棒ワトソン（ジュード・ロウ）とホームズが宿敵モリアーティ教授（ジャレット・ハリス）と対決！映画公式サイトで予告動画が視聴できる。

主演のロバート・ダウニーJr.は5歳で子役デビュー。その後順調にキャリアを積みチャーリー・チャップリンの生涯を描いた『チャーリー』（1992）で英国アカデミー賞主演男優賞受賞、アメリカのアカデミー賞主演男優賞候補にもなった。この作品で、一躍世界的に知名度を高めた。
一時は、ドラッグ問題でドラマ降板などがあったが、2008年、アメコミヒーローの『アイアンマン』実写映画化で主人公トニー・スターク役に抜擢され、以降完全復活を成し遂げた。
2012年、「フォーブス」誌が発表した「今年最も稼いだ俳優」で堂々1位。これは世界高収入15億ドルを記録した『アベンジャーズ』のおかげである。さらに2014年同誌が発表したランキングでも1位を獲得した。

昨日日本公開となったマーベルコミックスのヒーローが一堂に会するアクション巨編の第3弾『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、2015年夏、日本公開された『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』の後の物語。⇒『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』公式サイト

そんなロバート・ダウニーJr.が2009年に出演したのが『シャーロック・ホームズ』。それまでのホームズのイメージを覆すような、ワイルドなホームズを演じた。日本での公開は2010年3月、興行収入21.6億円（一般社団法人日本映画製作者連盟サイトより）
稼ぎ大ヒットとなった。その続篇が、今夜NHKBSプレミアムにて放送される『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』である。監督のガイ・リッチーは、1998年公開された『ロック・ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』（監督初の長編映画）が世界的に大ヒット。この映画を機に『トランス・ポーター』シリーズで大人気の俳優ジェイソン・ステイサムはモデルから俳優への転向に成功を収めた。2000年、女帝マドンナと結婚した後は、なかなかヒットに恵まれず、2002年にマドンナ主演で撮った『スゥエプト・アウェイ』も興行的に大失敗。夫婦揃ってゴールデンラズベリー賞を受賞してしまった。
2008年マドンナと離婚。離婚後に撮った『シャーロック・ホームズ』、『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』は世界的に大ヒットを治めた。

続篇となる『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』には、前作で登場しなかったシャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授が登場する。相棒ワトソン（ジュード・ロウ）とのちょっとホモセクシュアルを匂わせるような関係も本作の見どころ。しかし、一番の見どころはアクションシーン。ガイ・リッチー独特のアクション演出は、手に汗握るスリリングなもの。銃撃シーンはスローモーション的な映像で、よりその迫力を増している。

大人気海外ドラマ「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチとは全く違うロバート・ダウニーJr.版「ちょい悪オヤジ」的ホームズは必見の価値あり！

■あらすじ
ロンドンで連続爆破事件が多発、事件を追っていたホームズ（ロバート・ダウニーJr.）は、事件に関わっていると思われる女性アイリーン（レイチェル・マクアダムス）に接触。そのおかげで彼女が運んでいた爆弾は不発に終わったのだが、アイリーンは姿をくらませた。この事件のカギを握っているのは、天才学者で作家のモリアーティ教授（ジャレット・ハリス）だとホームズは確信していた。そんな中、結婚して新婚旅行に旅立つワトソン（ジュード・ロウ）。ホームズはモリアーティ教授からアイリーンが死んだこと、そして次なるターゲットがワトソンだと知らされる。さらに世界を戦争に向かわせようと企むモリアーティ教授をホームズは仕留めることができるのか…。

【シャーロック・ホームズ シャドウゲーム（2011）】
【監督】ガイ・リッチー
【脚本】ミシェル・マローニー、キーラン・マローニー
【原作】アーサー・コナン・ドイル
【音楽】ハンス・ジマー
【出演】ロバート・ダウニーJr.、ジュード・ロウ、ノオミ・ラパス、ジャレッド・ハリスほか

『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』のDVD&Blu-rayはワーナー・ホーム・ビデオより発売中。

『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』はNHKBSプレミアムシネマにて5月7日（土）夜8時30分から放送。予告動画は映画公式サイトにて視聴できる。

◇NHK「BSプレミアムシネマ」番組公式サイト
◇映画『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』公式サイト