銀行役員の男性が転落死…自殺か？それとも事故死なのか？保険調査員の佐伯初音（松下由樹）が調べ始めると、亡くなった男性と過去に金銭で揉めていたという男が浮上し…笹沢佐保の本格長編ミステリー『空白の起点』を松下由樹と中村俊介でドラマ化した「保険犯罪調査員 佐伯初音 空白の起点」が本日7月20日テレビ東京の水曜ミステリー9で放送！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

ドラマは松下由樹演じる保険調査員の佐伯初音が保険犯罪の真実を暴く。脚本は「相棒」や「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」など刑事ドラマやサスペンスドラマを数多く手掛ける林誠人、演出は「特命係長 只野仁」（第3期）、「悪党〜重犯罪捜査班」の塚本連平。

松下由樹と共に保険犯罪の真実を暴くのは、別会社の調査員・新田圭市郎役で中村俊介、長塚清蔵役で中村橋之助。他にも黒川智花、大友康平、清水章吾らが脇を固める。

■あらすじ
城東銀行常務・小梶美智雄（清水章吾）が転落死。半年前に娘を受取人として2000万円の生命保険に加入していたが、契約後一定期間内の自殺には保険金が下りないため、保険調査員の佐伯初音（松下由樹）は調査を始める。別会社の調査員・新田圭市郎（中村俊介）と長塚清蔵(中村橋之助)も初音に協力する。
娘の鮎子（黒川智花）を訪ねると、父親は保険嫌いな上に自殺の心当たりもないという。初音は、何者かが小梶に成りすまして保険に加入し何らかの目的で今回の事件を起こした可能性を探るため、再び小梶家の調査を始める。そして家政婦・山根美子（水沢アキ）に話を聞くと、半年ほど前に国分久（大友康平）という男が金の無心に時折訪ねてきていたという。そんな中、現場から逃げた男と同一人物らしき男に、鮎子が襲われる。
初音と新田が国分の自宅を訪ねた際、家の中にグレーのパーカーがあるのを初音が確認。刑事・高良井毅彦（西岡德馬）の協力もあり、国分が小梶と鮎子の事件に関与しているとの見方が強まる。そんな中、国分が車で逗子方面に向かったとの情報が入る。実は国分は25年前に逗子で詐欺を働いており、またその一方で、小梶は当時、城東銀行逗子支店に勤務をしていた。詐欺師と銀行マンにどのような関係があったのか…？すると海岸付近で調べを進めていた初音と新田の見ている前で、男が崖から海へ飛び込んだ。２人が駆け付けると、海には国分の遺体が浮かんでいて…

■キャスト
　佐伯初音…松下由樹
　新田圭市郎…中村俊介
　小梶鮎子…黒川智花
　国分久…大友康平
　小梶美智雄…清水章吾
　大久保洋介…大河内浩
　山根美子…水沢アキ
　小梶裕一郎…高橋和也
　高良井毅彦…西岡徳馬
　長塚清蔵…中村橋之助

■スタッフ
原作：笹沢佐保『空白の起点』（講談社文庫刊）
脚本：林誠人
監督：塚本連平

【同時放送】 TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ
【放送】2016年7月20日（水）21:00～22:48

◇テレビ東京「水曜ミステリー9」番組公式サイト