美奈（尾野真千子）と信次（江口洋介）はハジメ（横山歩）を養子にするため家裁に申し立てするが却下される！そんな中、実母・泉（志田未来）が「死なせてほしい」と遺書を残し姿を消した！テレビ朝日15日（木）夜9時「はじめまして、愛しています。」最終回予告動画は番組公式サイトで公開。

これほど、視聴者が泣きながら見るドラマは近年あっただろうか。番組放送中、Twitterに寄せられる声のほとんどが「涙がとまらない」「切ない」というものばかり。特に7話から登場したハジメ（横山歩）の祖母・月子（富田靖子）の振る舞いがヒドすぎて、見ているのが辛くなる。

長野の大病院に引き取られたハジメだが、決して幸せそうではない。お父さん（信次：江口洋介）とお母さん（美奈：尾野真千子）が必ず迎えに来てくれると信じている姿が、切なすぎて涙が止まらない。

とかく「動物と子どもには勝てない」と良く言われるが、ハジメ役の横山歩くんの演技力は、いままで人気者になってきた子役たちと比べて格段に上だ。子役から成長していい俳優になった柳楽優弥、神木隆之介、濱田龍臣に続くような「イイ男」に成長してほしい。今後の活躍が大いに期待される逸材だ。

そしていよいよ15日放送で最終回を迎える「はじめまして、愛しています。」。遊川和彦の脚本なので、最後の最後まで気が抜けない。スムーズにハジメが美奈、信次夫婦のもとに帰ってくるとも思えない。もしかして、産みの親である泉（志田未来）がハジメを育てることになるのかもしれない。

後味の悪いラストになるか、ハッピーエンドで晴れ晴れとした気持ちになれるか…最終回放送が楽しみだ。

■前回のあらすじ
ハジメ（横山歩）がいなくなり、すっかり会話が減ってしまった美奈（尾野真千子）と信次（江口洋介）。そんな2人に春代（坂井真紀）は、2人の子どもを作ればいいと言って、信次の逆鱗に触れてしまう。しかし、堂本（余貴美子）までもが、ほかの子を養子として迎えてはどうか、と言い出す。

美奈はどうしても、ハジメに会いに行きたいと信次とともに長野の黒川家へ向かう。するとゴミ置き場に美奈がハジメに託したピアノが無造作に捨てられていた。

幼稚園から戻ったハジメを見た美奈は、自分を抑えることができずハジメにかけより抱きしめた。そのままハジメを連れて帰ろうとするのだが、月子（富田靖子）が現れ、警察を呼ぶと騒がれてしまった。

東京に戻った美奈と信次。夫婦間も冷え切ってしまい、事あるごとに言い争いをするようになった美奈と信次。思いあまって信次が美奈に対する本音をぶちまけ、それに対し美奈も売り言葉に買い言葉で信次を非難する。勢いで「出て行け！」と美奈に言ってしまった信次。美奈は荷物をまとめて実家に戻った。

一人になって酒浸りになり荒れた生活をするようになった信次。みかねた母・志乃（浅茅陽子）が信次をたしなめるが、逆ギレして暴言を吐く信次。幼いころ、父と兄を事故で亡くして以来、母は子育てを放棄し死んだ2人の呪縛から逃れられず酒に溺れた日々を過ごした。そのことが信次の心に深い傷を負わせていた。志乃は自分と同じ道を辿らないでほしいと信次に言うのだが…。

実家に戻った美奈は、父・追川（藤竜也）がもう引退すると言い出して驚く。数年前から海外公演でも、追川に対する落胆の声が聞こえていたと言う。自分の限界を感じたのか、意気消沈する父の姿を目の当たりにした美奈。そんな美奈に追川は夫として、父として自分は相応しくない人間だったが、美奈のことを愛していると告げた。

実家に戻った美奈を信次は温かく迎え入れた。そして、互いの存在が何にも増して大切なこと、ハジメの存在が必要不可欠であることを確かめ、2人は再び長野の黒川家へ向かった。

■最終回あらすじ
ハジメ（横山歩）のことがどうしても諦めきれない美奈（尾野真千子）と信次（江口洋介）は、自分たちのほうがハジメの親に相応しいと、家庭裁判所に監護者指定を申し立てる。堂本（余貴美子）からは「可能性はゼロに近い」と言われてしまうが、2人は諦めなかった。

しかし家裁から、申し立て却下の知らせが入る。美奈と信次はすぐさま高等裁判所への上告を決意する。そんな中、ハジメの母・泉（志田未来）が「死なせてほしい」と遺書を残して姿を消してしまった…。

テレビ朝日9月15日（木）夜9時、木曜ドラマ「はじめまして、愛しています。」最終回（第9話）を放送。脚本：遊川和彦、出演：尾野真千子、江口洋介、速水もこみち、坂井真紀、余貴美子、藤竜也ほか。最終回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。民放公式テレビポータル「TVer」にて最新話を1週間、無料見逃し配信中。

◇テレビ朝日「はじめまして、愛しています。」番組公式サイト
◇テ民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト

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