世界的人気ピアニスト七尾貴志（武田真治）は以前患った病気が原因で左耳の聴覚を失っていた！貴志のアシスタント・由香（知英）は未知子（米倉涼子）に貴志の耳を治してほしいと執刀を依頼するのだが…テレビ朝日24日（木）9時より「ドクターX 外科医・大門未知子」第7話を放送！予告動画は番組公式サイトで公開。

■テレビ朝日好調の理由
テレビドラマ氷河期といわれる昨今、民放で視聴率20％を超えているドラマ（第6話も21.5％、ビデオリサーチ調べ、関東地区）は「ドクターX 外科医・大門未知子」だけ。なぜこんなにも視聴率が高いのだろう。テレビ朝日の人気ドラマは、「ドクターX」をはじめ水谷豊主演「相棒」シリーズ、沢口靖子主演「科捜研の女」シリーズと、どれも長期的に放送されているドラマだ。

日本のドラマは海外ドラマとちがって1クールが3カ月（実質9、10話）しかない。海外ドラマは1クール24話ぐらいあり、さらに何シーズンも継続している。それだけ長いスパンで放送されていれば、レギュラーキャラクターたちのバックグラウンドも理解できるし、感情移入もしやすくなる。

一方、日本のドラマは設定や登場人物たちがやっと馴染んできたと思ったらすぐ終了…そんなドラマばかりだからこそ、1話見逃しただけでストーリーがわからなくなり、視聴者離れが起きてしまうのではないだろうか。

たしかに「ドクターX」もマンネリと言われているが、それは安定感の裏返しであり、視聴者が安心して見ることができる、良質のドラマと言えよう。

■前回のあらすじ
蛭間（西田敏行）による過酷な論文執筆要請を受けた内科医・赤井富夫（長谷川朝晴）が、アメリカのジョン・スターキー教授（イアン･ムーア）の論文を盗作したことが発覚。マスコミにも大きく取り上げられ、責任を取るかたちで蛭間は辞表を提出するよう、久保（泉ピン子）から迫られる。

しかし蛭間は辞めるどころか、その論文は海老名（遠藤憲一）とスターキー教授の共同執筆だと両教授同席した記者会見を開いた。さらに海老名とスターキー教授は、心臓にメスも入れず心臓内まで伸びた肝臓腫瘍を切除する、世界発の術式を開発したと発表。

しかしその論文には症例報告がなかった。なぜならば、論文にある症状に合致する患者が存在しなかったから。そもそもできもしないような術式を発表したのは、執刀する患者がいないからだった。

ところがスターキー教授の腰巾着、シュリンプ教授（坂元健児）が突如倒れてしまった。すぐ検査すると、シュリンプ教授の腹部には大きな腫瘍があり、海老名・スターキーが開発した新しい術式にぴったりの症状だった。

実は論文を書いたのはシュリンプ教授。教授は自分の病を知っていて、自分を治せる術式を論文にし、世界のどこかに自分を執刀してくれる医者がいるんじゃないか…そんな希望を論文に託していた。

スターキーはシュリンプを置いてとっとと帰国。残されたシュリンプも東帝大病院から追い出されそうになるが、海老名が執刀すると名乗り出た。蛭間は自分とシュリンプが同じような弱い立場だと理解し、何としてでもシュリンプを助けたかった。

しかし蛭間はシュリンプの執刀を許可しない。万が一失敗したら東帝大の汚名になるからだ。蛭間の指示を無視するということは、将来を断たれたも同じ。それを覚悟で海老名は執刀。しかし手術は難航…そこに未知子が現れ、新しい術式で見事にシュリンプの執刀を終えてしまった。

蛭間に背いた海老名は、そのまま金沢の分院へ戻っていった。

■第7話あらすじ
神原名医紹介所に「耳が聞こえないピアニスト」として人気の七尾貴志（武田真治）のリサイタルチケットが送られてくる。疑心暗鬼になりながらも、晶（岸部一徳）は未知子（米倉涼子）と一緒にコンサートへ行く。

晶と未知子を招待したのは、七尾のアシスタント・由香（知英）だった。七尾は高校生のとき患ったおたふく風が原因で、左耳の聴覚を失っていた。由香は、左耳もなおれば、七尾はもっとすばらしい演奏ができるはず…そう願ってずっと七尾の治療ができる医者を探していたという。

もちろん未知子は手術を請け負うのだが、世界的に有名なピアニストだから手術も注目を浴びる…という理由で蛭間（西田敏行）は執刀医を北野（滝藤賢一）に変えてしまうのだが…。

テレビ朝日11月24日（木）夜9時より「ドクターX 外科医・大門未知子」第7話を放送。出演は米倉涼子、生瀬勝久、内田有紀、勝村政信、滝藤賢一、草刈民代、田中道子、吉田鋼太郎、岸部一徳、西田敏行、泉ピン子ほか。第7話ゲストは武田真治、知英。番組公式Twitterアカウントは「@Doctor-X」。第7話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇テレビ朝日シリーズ第4弾「ドクターX 外科医・大門未知子」番組公式サイト

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