麻酔医の博美（内田有紀）が局所進行膵がんになった！親友の命を救いたいが未知子（米倉涼子）の腕をもってしても、がんの完全切除は不可能！そんな中、次期大統領候補スコップが東帝大に極秘入院するのだが…テレビ朝日22日（木）夜9時より「ドクターX 大門未知子」最終回（第11話）を放送。番組公式サイトで予告動画配信。

■中国でもっとも有名な日本人俳優
15日放送の第10話ゲスト出演した黒木メイサの夫・王超が最終回にも登場。第10話では大富豪の中国人という役どころで劇中は一切日本語の台詞はなかった。視聴者の多くが彼を中国人と思われただろうが、実は矢野浩二という日本人俳優である。

日本での知名度はあまり高くないが、中国では知らない人がいないほどの超有名人。これまでに数多くの中国ドラマ、映画に出演している。かなり興味深い経歴の持ち主で、現・千葉県知事で俳優の森田健作の付き人を8年間務めていた矢野。2001年、単身で中国に渡り中国語をマスターして中国で活躍するようになった。

2007年10月に発売された『ニューズウィーク日本版・世界が尊敬する日本人100人』に選出され、2013年には「ニューヨークタイムズ」と「CNN」で『中国で最も有名な日本人俳優』としてインタビューを受けた。

今年2月より米倉涼子らが所属するオスカープロモーションに所属し、活動拠点を日本に移した矢野。日本の大人気ドラマ「ドクターX」に出演したことは瞬く間に中国でもニュースになり、中国のネットでも話題になった。

近年はディーン・フジオカを筆頭に、「逃げるは恥だが役に立つ」に出演した大谷亮平など、逆輸入俳優が人気を博している。2017年の次なるブレイクは矢野浩二になるかもしれない。今後の日本での活躍に注目したい。

■前回のあらすじ
東帝大に中国の大財閥・王超（矢野浩二）の妻・十希子（黒木メイサ）が入院した。十希子は心臓疾患を患っているうえに妊娠中。このまま妊娠を継続させると母体の命は保障できないという状態だった。ところが十希子も王超も、母体よりお腹の子の命を優先しろと要求。王超にとってお腹の子は、大切な王グループの跡取り。母親の命よりずっと大切だった。しかし未知子は諦めなかった。母体、胎児ともに安全な施術を考案。北野（滝藤賢一）に協力してもらい、見事2人の命を救った。

一方、王超は妻と子のためだけに東帝大に来たわけではなかった。北京に超高級病院をオープンさせる王超は、東帝大から優秀なドクターをスカウトするためにやってきた。

そんな中、未知子は偶然王超のリムジンから降りてくる博美（内田有紀）を見掛けてしまう。博美はシングルマザーで娘は一人、ロンドンにバレエ留学している。博美は娘のためにも少しでもよい条件の病院に移りたいと思っていた。

いつものように神原名医紹介所では、いつものメンバーが麻雀をしていた。帰宅した未知子は博美に王超にヘッドハンティングされているのかと問う。そうだと答える博美に、「もう私のオペにはつかないで」と言い放つ。実は十希子のオペ中、博美はミスを犯した。そのことを咎められたと思った博美は、そのまま名医紹介所から出て行く。

追いかける未知子。すると道端に倒れている博美を発見。未知子は腹痛を訴える博美を抱き起こし、「誰か、救急車呼んで！」と助けを求めたのだが…。

■最終回あらすじ
未知子（米倉涼子）の相棒、麻酔医の博美（内田有紀）が局所進行膵ガンで、未知子の腕をもってしても、博美のがんを全て取り除くことは不可能だった。博美は娘に病気のことを黙っていて欲しいと未知子に頼む。

一方、王超（矢野浩二）の紹介で、東帝大に次期大統領候補レオナルド･スコップ（チャールズ・グラバー）が、妊娠中の妻・ダイアナ（ジョニー・スキッドモア）と一緒に極秘入院した。担当はもちろんスーパードクター北野（滝藤賢一）。当初、スコップの手術に興味を示さなかった未知子だが、北野から術式を聞いたとたん興味を示し始め、第三助手として手術に参加することになったのだが…。果たして未知子は博美の命を救うことができるのか！？

テレビ朝日12月22日（木）夜9時より「ドクターX 外科医・大門未知子」最終回拡大スペシャル（第11話）を放送。出演は米倉涼子、生瀬勝久、内田有紀、勝村政信、滝藤賢一、草刈民代、田中道子、吉田鋼太郎、岸部一徳、西田敏行、泉ピン子ほか。最終回ゲストは矢野浩二、藤井杏奈。番組公式Twitterアカウントは「@Doctor-X」。最終回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇テレビ朝日シリーズ第4弾「ドクターX 外科医・大門未知子」番組公式サイト

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