番組制作情報を動画で伝えるＮＨＫオンライン「コレ見て！MOVIE」は、7月27日に行なわれた多部未華子、中村梅雀ら連続テレビ小説「つばさ」出演者たちがフィナーレ控える心境を明かした川越最終ロケ取材会のレポート動画を配信開始した。

今回の川越最終ロケ取材会は、ドラマの舞台･川越で「つばさ」のフィナーレに向けたシーン(9月25日放送予定分)の撮影後、川越のシンボルにして川越市指定文化財である“時の鐘”の下で行なわれたもの。取材会には当日のシーン収録に臨んだヒロイン･玉木つばさ役の多部未華子をはじめ、高畑淳子(母･加乃子役)、中村梅雀(父･竹雄役)、吉行和子(祖母･千代役)、冨浦智嗣(弟･知秋役)ら主な出演者がそのまま登場した。その日の撮影は、出演者らのほか、サンバダンサー10名､さらに川越市のみなさん約200名の協力を得たという大規模なものだったのだという。

だが、さすがは長い現場をともにした共演者達。いざ取材会となると和やかな雰囲気が戻る。取材会に臨んだ出演者は先述の通り、ドラマの骨格をなす玉木家オールスターキャスト。取材会に和装で登場したヒロイン・多部はこれまでの長い収録を振り返り、「最後にオールキャスト揃いました。和気藹々とした雰囲気で川越に戻ってこられてよかった」と名残惜しさ滲ませながら、笑顔でコメント。また、その母である加乃子役演じた高畑淳子は、自分の夢を追って家を出たという大胆不敵な母親像を演じるにあたり、「子供を置いていく気持ち」を考える演技者としての苦悩あったことを明かしつつ、「本当に豪華なキャストでした。胸がいっぱいです」と現在の心境をコメントした。そのほか取材会の出席者コメントは、下記リンクよりＮＨＫオンライン「コレ見て！MOVIE」にて。

連続テレビ小説の記念すべき80作目に数えられ、3月30日に第１回目の放送をスタートした連続テレビ小説「つばさ」。古き良き時代の面影が色濃く残る、埼玉県川越市にあるヒロインの実家、老舗和菓子屋「甘玉堂」を舞台として、多部未華子演じるヒロイン・玉木つばさを中心に、人々の温かい交流と家族の繋がりを描いてきた。そんな「つばさ」もいよいよフィナーレへ。人々と深く交流を重ねるうちに大事なことを学んでいったヒロインの変化は、現代を生きる人々へコミュニケーションの大切さを伝えてくれる筈だ。

連続テレビ小説「つばさ」は、9月26日（土）に最終回を迎える予定。

NHKオンライン　連続テレビ小説「つばさ」川越最終ロケ取材会

◇連続テレビ小説「つばさ」　放送予定◇
毎週(月)～(土)
NHK 総合
　午前8:15～8:30
　午後0:45～1:00(再)
NHK BS hi
　午前7:30～7:45
NHK BS2
　午前7:45～8:00
　午後7:30～7:45(再)

1週間分まとめて再放送
毎週(土)
NHK BS2
　午前9:30～11:00