土ドラ「先に生まれただけの僕」第5話のあらすじ紹介!話題の第4話、櫻井翔10分超の台詞再現!予告動画

2017年11月05日09時00分ドラマ
©日本テレビ

土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」第5話で三角関係が…!?オープンキャンパスの開催を知った鳴海(櫻井翔)は、より盛り上げるため教師たちに協力を求める!早速、真柴(蒼井優)は自分のクラスの生徒たちに協力を求めるのだが…?社長も登場で大パニック!土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」第5話は11月11日(土)夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。Huluで見逃し配信中!

思慮深い、しかし鈍感。賢い、けれど人の意見を聞くことのできる素直さがある。このアンバランスさが、人間・鳴海涼介の魅力である。校長なのに、全くもって完璧ではない。本当にただ“先に生まれただけの僕”なのだ。

第4話の最後、11分に及ぶ鳴海のお話。きっと、大人が話さなくてはならないことなのだろう。だけど、どれだけの大人がこれだけはっきりと言えるだろうか。これまで、大人になるまでに、こんなことを言ってくれる人はいただろうか。

物語では、鳴海の学校改革がいよいよ始動。まずは1,2年の授業をアクティブラーニングに転換し、好評を得る中、受験を控えた3年生はその改革に入らなかったことで疎外感を覚える。少しずつその3年生のうっぷんが形として現れてきたころ、鳴海が3年生全員の前で話したのだ。

改革プランにみんなは入っていません。君たちの心を傷つけたのならば、ぼくの失敗です。本当にごめんなさい。と。
普通ならこう言うのではないだろうか“3年生のことを考えて、授業はこれまでの形を継続している。改革プランから除外なんてしていない”。

頭を下げた鳴海は凛とした表情でこうも続ける。
ただ、あえて言わせてもらいます。こんなこと、社会に出たら普通にあります。社会では、人は公平に扱われません。必ずどこかで線引きされ、評価され、誰かが選ばれ、誰かが落とされ、そうやってそれぞれの居場所が決まっていくんです。
普通ならこう言うだろう。“人は公平だ。頑張ったらその分、必ず評価される。”と。

どこまでも平衡感覚。高校生にも“僕”として話をする。だからこそ、鳴海の言葉は生徒にも、そして教師たちにも響く言葉なのだろう。高校生はもう子供じゃない。綺麗ごとだけで丸め込むのではなく、現実をしっかり見せなくてはならない。
その先、鳴海はそれぞれの進路に分けて語り掛ける。

就職する人たち。理不尽なことはたくさんある。もちろん、入った会社がブラックだったら。チャンと逃げなきゃいけない。
ただ、ちょっと嫌なことがあったからってそれだけで心が折れてしまったらこの先、生きていけない。どんな時に逃げるのか、どんな時に頑張るのか、しっかり線引きしなくてはいけない。

専門学校に進学する人たち。将来のための勉強をするのは素晴らしい。けれど、専門学校で習うことは基礎中の基礎。いざ、実際に職場にっても最初は何も出来ないと思う。
その仕事に必要なスキルは現場で学んでいくんだから、“こんなはずじゃなかった”っていうのは普通のことなんだ。仕事をして、お金をもらうというのは簡単なことではないんだ。

大学に進学する人たち。あえて言います。今の京明館高校のレベルで入れる大学は、決して就職に有利といえる学校ではありません。だからこそみんなは、人間力で勝負しなくてはならない。
大学のいいところは自由が増えるところ。だけど、今以上に興味の無いような勉強をしなくてはならないかもしれない。一方で、勉強以外にも得られるものがたくさんある。今まで出会ったことの無いような人と出会うことで、視野が広がっていくはずです。

君たちはまだ10代です。これから先のことはどうなるかなんてわからない。先のことをイメージ出来ていても、出来ていなくても構わない。これから先、いろんな人に出会い、体験する中で、自分の仕事を見つけていくだろう。
思い通りの人生なんて絶対にないよ。絶対に。
人は、壁にぶつかり、悩み考えることで自分を作り、その壁を乗り越えることで自分を作っていくんだ。
一番ダメなのは何もしないことです。何もしない奴にはチャンスは回ってこない。
サッカーだってそうだろう。走ってるやつにしかパスは回ってこない。

ずっと校長一人で走り続けていた京明館高校。やっと、プレイヤーが増えてきたようだ。
大人のための学園ドラマと銘打っている本ドラマ。確かに、大人に見てほしい。子どもと関わる全ての大人に。
そして、やっぱり子ども自身にも見てほしい。厳しいかもしれないけれど、目をそむけたくなる現実かもしれないけれど、鳴海の話をぜひ聞いてほしい。
きっと、何かに迷ったときに、答えのヒントをくれるような、これからの糧になる言葉を見つけられるはずだ。

■第5話 あらすじ
受験生(中学3年生)に向けた、学校を知ってもらう為のイベント『オープンキャンパス』開催を知った鳴海(櫻井翔)は、生徒たちにもイベントに協力してもらい、京明館高校の魅力をアピールしたいと教師たちに提案。
早速、真柴(蒼井優)は自分が担任する2年3組の生徒に、オープンキャンパスでのメインイベントを考えてみてほしいと相談する。

ちひろが最近知った話術「ペップトーク(=人をやる気にさせる激励のメッセージ)」が功を奏し、3組の生徒たちはすっかり乗り気に。自分たちの学校の魅力を伝えるにはどうしたらいいかと知恵を絞り、活き活きとした生徒たちの様子に、ちひろは教師としての喜びを感じる。

さらに、鳴海は樫松物産社長・原(小林勝也)にもオープンキャンパスに来てほしいと直訴。そこには鳴海のある狙いが隠されていた。
しかし、そんな鳴海の行動が疎ましい加賀谷(高嶋政伸)は沙織(井川遥)に接触。校内で鳴海に反発している教師の名前を聞き出そうとする。

さまざまな思惑と生徒たちの熱意が渦巻く中、オープンキャンパスは当日を迎え…。

土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」第5話は11月11日(土)夜10時から放送、予告動画を公式サイトで公開中。
出演は、櫻井翔(嵐)、多部未華子、蒼井優、瀬戸康史、木南晴夏、森川葵、平山浩行、池田鉄洋、 木下ほうか、井川遥、荒川良々、高嶋政伸、風間杜夫ほか。主題歌は11月8日発売の嵐の通算53枚目のシングル「Doors 〜勇気の軌跡〜」。予約受付中(Amazon)。公式Twitterは「@sakibokuntv」、Instagramは「sakibokuntv2017」

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