平昌五輪14日スマイルジャパンvs南北合同チーム「アイスホッケー女子」予選ラウンド放送!関連動画

2018年02月13日08時00分スポーツ

世界ランキング9位の日本代表スマイルジャパンと、同ランキング22位の韓国、25位の北朝鮮による南北合同チームとの対決の火蓋が切られる!日本テレビ14日(水)夕方16時30分より平昌オリンピック2018「アイスホッケー女子 日本×韓国・北朝鮮合同チーム」を放送、関連動画は日テレ五輪特設サイトにて公開。

12日開催された「アイスホッケー女子1次リーグ」にて世界ランキング6位のスイスに1-3で敗れてしまったスマイルジャパン。上位2チームが準々決勝にすすむことになっており、2連敗の日本の進出は絶望的となった。

スマイルジャパンの次ぎなる相手は韓国・北朝鮮合同チーム。オリンピック開幕直前になって、韓国・北朝鮮の合同チームで参戦すると発表され物議をかもした。もともとアイスホッケーでオリンピック出場枠をもっていなかった北朝鮮にとっては、棚からぼた餅状態だが、オリンピック出場に向け必死になって戦ってきた韓国代表選手たちにとって、合同チーム結成は複雑な思いがあっただろう。

10日に行われた1次リーグB組に出場した合同チームは、強豪スイスに0-8で惨敗。試合後の記者会見で北朝鮮のチョン・スヒョン選手は文在寅(ムン・ジェンイン)大統領、金与正(キム・ヨジョン)氏らが観戦する試合に出場できたことを記者から聞かれ意気揚々と「私にとって最高の栄誉です」と答えた。

一方、韓国代表のパク・ジョンア選手は笑顔もなく「ベストを尽くしただけ」と返答。さらに「試合に出場できなくなった韓国選手がいる」と合同チームに否定的な意見も。こんなところでも南北の温度差が感じられた。

北朝鮮の美女応援団や11日に行われた三池淵(サムジヨン)管弦楽団の公演など、一見すると融和ムードを醸し出しているが、オリンピックにあってはならない政治色が色濃く出てしまった今回の平昌オリンピック。

韓国国内でも「北に利用されている」などと反対意見もあるようだが、この「微笑み外交」と「スポーツの祭典」の融合で、本当の南北統一に向けた動きが見られるのだろうか。

平昌オリンピックならぬ、平壌オリンピックなどと揶揄される今期大会だが、あくまでも主役はアスリートたち。日本代表のスマイルジャパンも最後まで実力を発揮し、五輪初勝利を手にしてもらいたい。

日本テレビ2月14日(水)夕方16時30分より平昌オリンピック「アイスホッケー女子 日本×韓国・北朝鮮合同チーム」を放送。関連動画は番組公式サイトで視聴できる。

日本テレビ 平昌オリンピック2018公式サイト

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