史上初!日本と欧州がサッカービジネスの愛憎劇を共同製作!「The Window」全世界配給決定!

2018年06月14日10時54分ドラマ
『The Window』
(左から)ロバート・フランク(ZDFE副社長)、大多亮(フジテレビ常務取締役)

フジテレビは、世界市場を視野に入れた全10話で、ロンドンを舞台とした美しく華麗な国際サッカービジネスの愛憎劇「The Window」を企画・製作することを発表した。

ドラマは、欧州最大の公共放送局ドイツZDFの子会社ZDFエンタープライズ社(ZDFE)と共同製作し、イギリスを代表する脚本家ジェームス・ペインが脚本を執筆する。また制作は、英国とドイツ両国に拠点を置くブギー・エンターテイメントが担当。日本と欧州の放送局がグローバル展開を視野に入れた連続ドラマを手掛けるのは史上初となる。2019年に完成予定。


『The Window』は、イングランド・プレミアリーグの終幕と共に始まる10週間の選手の移籍市場“トランスファー・ウィンドウ”にスポットをあてたドラマ。“トランスファー・ウィンドウ”におけるサッカー選手、エージェント、クラブオーナー、ジャーナリスト、そして世界中の投資家たちによる、巨万の富と名声を求めた暗躍に焦点をあてる。熾烈な10週間を舞台に世界中が息をのんで見つめる巨額契約は、美しくも華麗な国際陰謀へと昇華していく。

近年、北米発の大型連続ドラマが、国境や文化を超えて全世界に視聴者を創り出している。こうした世界的な需要を見越し、フジテレビはこれまで培ってきた製作能力と、世界的知名度を持つキャストの力を掛け合わせ、日本発のグローバル・ドラマ製作に乗り出す。現在、日本人女優のオーディションを計画しており、ハリウッドのキャストも起用する。

大多亮フジテレビ常務取締役は、「新たな動画配信テクノロジーの到来によって、連続ドラマの市場は、過去に類のない国境を越えた“黄金時代”を迎えています。我々のグローバル戦略を一新し、フジテレビのドラマ製作のDNAを欧州のパートナーたちと共有し、日本発のドラマをグローバルにヒットさせる挑戦と考えています。世界中のサッカーを愛する人々、そしてドラマを愛する人々に、楽しんで頂ける作品になると確信しています」と抱負を語った。

一方ロバート・フランクZDFE副社長は、「『House of Cards | ハウス・オブ・カード野望の階段』は、権力の物語を政治家のスリリングな人間模様を通して描きました。『The Window』は、権力の物語をサッカーの世界で描くものです。「『Game of Thrones | ゲーム・オブ・スローンズ』のようなマキャベリ的世界が水平に展開してゆく物語構造に、一方で縦軸として『Billions | ビリオンズ』のような、善と悪との境界があいまいな世界で、成功を勝ち取るために意思と野望を兼ね持つ登場人物たちが、絡み合い、融合します。ぜひご期待ください」と自信をのぞかせている。

脚本を担当するジェームス・ペインは「世界的なプロデューサーたちと、グローバルなサッカーのドラマを作り上げてゆくことに興奮しています。私自身多くのサッカーファン同様、今年もサッカー選手の移籍市場の壮大な物語に釘づけでした。そのひとつひとつのニュースの裏側に、いちかばちかに賭けた人間の物語があります。それはまた、人と人との激しい“ディール”(交渉)の結果でもあるのです」とコメント。

【『The Window』概要】
■タイトル:『The Window』※2019年完成予定
■脚本: ジェームス・ペイン
■企画・開発:フジテレビ/ZDFエンタープライズ
■制作:ブギー・エンターテイメント

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