不朽の名作「天才バカボン」を生んだギャグ漫画家・赤塚不二夫の半生を実写ドラマ化！破天荒な不二夫を支えた2人の妻！玉山鉄二、比嘉愛未、長谷川京子、森川葵、松尾スズキらが出演！NHK総合30日（土）初回のみ夜7時30分（通常8時15分）より「バカボンのパパよりバカなパパ」第1話を放送、予告動画は番組公式サイトで配信。

2008年、惜しまれつつこの世を去った天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫。告別式でタモリが「私もあなたの数多くの作品の1つです」と読んだ弔辞が話題になったのは記憶にあたらしい。

「天才バカボン」「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」などなど、数多くの大ヒット漫画を描き、その多くがアニメ化され世代を越え多くの人びとに今もなお愛され続けている。

とくに近年は大人になった六つ子の「おそ松さん」が大ヒット。それまで赤塚不二夫を知らなかった若い世代にまで人気は浸透した。さらに7月10日からは18年ぶり、5度目のアニメ化「深夜！天才バカボン」（テレビ東京）がスタート。バカボンのパパ役には古田新太が起用され、こちらも放送前から注目度が高い。

没後10年経った今も、赤塚不二夫の人気は不動、いやむしろ高まっているとも言えよう。そんな記念すべき年に赤塚不二夫の半生を描いたドラマがスタートする。赤塚不二夫の娘・赤塚りえ子著『バカボンのパパよりバカなパパ』（幻冬舎文庫）が実写ドラマ化。玉山鉄二、比嘉愛未、長谷川京子、森川葵らがキャスティングされている。

実は天才ギャグ漫画家もスランプの時期があった。1973年には先妻・登茂子と3年にわたる別居のすえに離婚。1970年代後半には次々と連載が終了し酒の量が増え、アルコール依存症になってしまった。

そんな不二夫を支えたのが後に2番目の妻となる眞知子と結婚。なんと登茂子の後押しがあり、さらに結婚の保証人にまでなったというから驚きだ。30日スタートのドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」はその時代の赤塚不二夫を描いている。

■第1話「わしは天才なのだ」あらすじ
天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫は連日追われるようにアシスタントとヒット作を描き続けている。奥さん・登茂子（長谷川京子）と娘・りえ子（住田萌乃）をほったらかし、毎晩のように飲み屋で大騒ぎ。とうとう登茂子は不二夫と離婚してしまった。

月日は流れ、大人になったりえ子（森川葵）は父・赤塚不二夫と再開。登茂子とりえ子は、不二夫を慕う眞知子（比嘉愛未）をいたく気に入り、別れた妻と娘は眞知子を不二夫の再婚相手にしようと作戦を立てるのだが…。

NHK 総合6月30日（土）夜7時30分より（通常は夜8時15分より）「バカボンのパパよりバカなパパ」第1話（初回拡大版）を放送。原作：赤塚りえ子著『バカボンのパパよりバカなパパ』（幻冬舎文庫）。出演：玉山鉄二／比嘉愛未／長谷川京子／森川葵／馬場徹／浅香航大／草笛光子／駿河太郎／マギー／井上瞬／千代將太／松尾スズキほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇NHK総合「バカボンのパパよりバカなパパ」番組公式サイト

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