【第2部突入】綾野剛主演「ハゲタカ」怪優・高嶋政伸参戦!ハゲタカvsハイエナが激突!第4話予告動画

2018年08月08日09時00分ドラマ
©テレビ朝日

舞台は2010年、国内有数の総合電機メーカー買収を巡って、ハゲタカ・鷲津(綾野剛)と日本屈指のカリスマ経営者・滝本(高嶋政伸)が激突!第2部より筒井道隆、竜雷太が参戦! 勝利の軍配はどちらに!?テレビ朝日9日(木)夜9時より「ハゲタカ」第4話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

激動の第1部が終わり、いよいよ9日放送回から第2部に突入する「ハゲタカ」。ここからは、高嶋政伸、筒井道隆、竜雷太ら豪華キャストが参戦する。物語は2010年、リーマショック後の日本が舞台となる。

国内有数の総合電機メーカー「あけぼの」買収を画策するホライズンジャパン・パートナーズと、日本屈指のカリスマ経営者・滝本誠一郎(高嶋政伸)の激突が繰り広げられる。

第1部で三葉銀行金融戦略部だった芝野健夫(渡部篤郎)が、「あけぼの」再生担当執行役員として再び登場する。驚きなのが、この「あけぼの」の社長・諸星恒平(筒井道隆)と芝野が大学の同期という設定。

えっ!?渡部篤郎と筒井道隆が同期ってこと!?それぞれのプロフィールをググってみると、渡部篤郎が1968年生まれの50歳、筒井道隆が1971年生まれの47歳。実年齢では3歳年の差があるのだが、この程度の年の差なら同期でもおかしくない。なのになぜか同期に見えない。筒井道隆が童顔なのか?

そういえば、筒井道隆といえばもうすっかり中堅どころではあるが、永遠の青年のような風貌である。いつまでも「おにいさん」っぽさがなくならない。思わずデビュー作『バタアシ金魚』(1990)を思い出してしまった。あれからもう28年という月日が流れたということは、筒井道隆もそれなりの年齢になっていて当然である。筒井道隆のデビュー作をリアルタイムで知っている筆者も同様、それなりの年齢であることを痛感させられた。

■前回(第3話)ネタバレあらすじ
実家の日光みやびホテルを継ぎ社長となった貴子(沢尻エリカ)。そこに鷲津(綾野剛)が現れ、ホテルを買収すると宣言。三葉銀行以外の取引銀行から債権と株式を譲渡され、さらに珠香(木南晴夏)の夫・寿(池田良)の持ち分までも手に入れたホライズンジャパン・パートナーズ。あまりの手際の良さに、三葉銀行・芝野(渡部篤郎)も言葉を失った。

そんな中、三葉銀行は飯島(小林薫)のもと、地方と企業を支援する「三葉ふるさとファンド」を立ち上げた。その第一候補として、日光みやびホテルもファンドの支援を受けられることになる。

しかしこのファンドの実態は、三葉銀行の人員整理や支援した会社を完全子会社化することが目的。日光みやびホテルも第2の「太陽ベッド」になりかねなかった。

飯島の真意を見破った芝野は、そのことを貴子に伝える。このファンドから融資を受けるのではなく、別なスポンサーを見つけたほうがいいと忠告した。その忠告を受け、貴子は鷲津のもとへ行き、買収するならどのような経営方針なのかを聞きたいと問う。ところが鷲津は貴子に、あなたの経営努力は実っていない。一番のガンを切り落とさなかった、と批判する。

一方、鷲津は飯島と会談。三葉銀行がどうしても太陽ベッドを手放したくなかった理由…つまり匿名口座契約(隠し口座)の存在を公にしたくなかったからでは?と指摘。さらに鷲津は「弊社もその隠し口座を手に入れたい」と言った。

貴子はホテル役員を集め、三葉ふるさとファンドに応募しないと伝える。そして、乱脈経営で経営難に陥れた父・重久(利重剛)を解任した。

鷲津に面会に来た貴子は、偶然、珠香の夫・寿(池田良)を見つける。貴子に気付いた寿は逃げだすも、鷲津にとっ捕まる。ホテルから持ち出した金、株を譲渡した金をすべて愛人に持ち逃げされ、すっからかんになった寿は、珠香に謝罪し、ホテルに戻りたいと懇願。珠香は「おねえちゃん、ごめん」と謝り、夫には「みやびホテルにあなたは必要ない」と切った。

改めて鷲津と話し合いの場を設けた貴子。買収される代わりにお金を貸してほしいと鷲津に願いでる。「MBO(経営陣買収)を希望するのですね」と言う鷲津。そして貴子の提案を受け入れた。

1枚の写真を貴子に見せる鷲津。そこには鷲津の両親が映っていた。撮影した場所はみやびホテル。鷲津の両親にとって、みやびホテルは思い出の場所、大切な場所だった。バブルで手広く乱脈経営したみやびホテル。鷲津はホテル周辺の美しい自然を守るために、みやびホテルを買収したいと考えていた。鷲津の願いは、貴子に託された。

芝野のもとを訪れた鷲津は繊維会社・ワープジャパンを知っているか?と芝野に問う。以前、芝野が担当していたのだが、ワープジャパンは脱税で告発された。その後、ワープジャパンは倒産したのだが税金逃れの計画倒産では?と言われるようになった。

鷲津はあるファイルを芝野に見せる。三葉銀行の顧客ファイルで鷲津は「ここに、計画倒産疑惑を指摘した人物の名前がある」と芝野に見せる。そこに記されていたのは、芝野の名前だった。

芝野は飯島に鷲津からのメッセージを伝える。「三葉銀行の隠し口座を買い上げ、われわれが買収した銀行に隠し口座の機能を移す」と。そして飯島には「受け入れ先の用意ができた」と伝えた。

ワープジャパンの倒産は、全て飯島が仕組んだことだった。鷲津の父・花井淳平(小木茂光)は三葉銀行の隠し口座の存在を知り、探りを入れたところで飯島にハメられ全てを失った。それは全て、大蔵省の役人絡みだったことから、花井は大蔵省本館にて割腹自殺した。

鷲津は飯島にテープレコーダーに録音された音声を聞かせる。それは花井淳平が残した鷲津への遺言だった。それを聞き、飯島は初めて鷲津が花井の息子だと知る。そして鷲津は、飯島から受け取った極秘データをニューヨーク在住のジャーナリストに送る。

翌日の新聞には、三葉銀行の悪事が全て記事になって載ることになる。飯島は「何をしたかわかるのか!?お前は日本を潰す気か!」と激昂。鷲津は「死ぬこと以外、かすり傷だ!ハゲタカ冥利に尽きますよ!」と言い返した。

その後、日光みやびホテル順調に経営再建をし、3年後には10億円の経営利益が見込めるまでになった。

鷲津のもとを訪れた芝野は、三葉銀行を辞めてきたと伝える。鷲津は「ホライズンジャパン・パートナーズに来ませんか?」と芝野を誘う。しかし芝野は「あなたとは生き方が違う。家族と向き合う時間がほしい」と言って鷲津のもとを去った。

■第4話あらすじ
三葉銀行隠し口座が公になり、飯島(小林薫)が失脚して9年の月日が経った。そのころ、鷲津は国内有数の大手電機メーカー「あけぼの」の買収を画策。しかし、あけぼのには、かつて三葉銀行行員だった芝野(渡部篤郎)が企業再生のスペシャリストとして再生担当執行役員に就任。それを知った鷲津は、「あけぼの」買収を一旦保留にする。

ほかの部下たちは鷲津の指示に従ったが、唯一アラン(池内博之)だけが、鷲津に反発を示した。

一方、PCメーカー「ファインTD」の社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)も「あけぼの」買収に動き出した。

テレビ朝日8月9日(木)夜9時より木曜ドラマ「ハゲタカ」第4話を放送。原作:真山仁著『ハゲタカ』(講談社文庫)。出演:綾野剛/渡部篤郎/沢尻エリカ/池内博之/木南晴夏/堀内敬子/佐倉絵麻/是永瞳/杉本哲太/光石研/小林薫/高嶋政伸/筒井道隆/竜雷太ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@hagetaka_ex」。番組公式Instagramアカウントは「hagetaka_ex」。第4話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日 木曜ドラマ「ハゲタカ」番組公式サイト

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