大ヒット「逃げるは恥だが役に立つ」や現在放送中「獣になれない私たち」を手がけた野木亜紀子が、NHKドラマを初執筆！ネット社会に巻き起こる真実と虚構の渦に記者・東雲樹（北川景子）が挑む！NHK総合20日（土）前編、27日（土）後編、両日とも夜9時より放送「フェイクニュース」、予告動画は番組公式サイトで公開。

フェイクニュース（虚構報道）という言葉は以前からあったが、全世界的に浸透したのはアメリカ大統領ドナルド・トランプのおかげだろう。事あるごとに唇をとんがらせて「フェイクニュースだ！」を連呼。自分に都合の悪い報道やSNSをすべて「フェイクニュース」の一言で片付けている。

そもそもフェイクニュースがこれほどまでに拡散するようになったのは、TwitterなどのSNSのおかげ。誰もが簡単にワンクリックでその投稿をねずみ算式に拡散することができる。たとえその投稿が偽りであっても…。SNS拡散の速さは、新聞やテレビどころではない。まさに瞬時に全世界に広がってしまう。SNSは情報の伝達ツールとしてメリットもあれば、デメリットも大きい。

そんなフェイクニュースを題材にドラマを描いたのが、大ヒット「逃げるは恥だが役に立つ」（TBS）や現在放送中「獣になれない私たち」（TBS）を手がけた野木亜紀子。旬なテーマで社会派エンターテインメントを作り上げた。

主演は野木亜紀子と初タッグを組む北川景子。本作が北川にとってNHK初主演ドラマとなる。シリアスからコメディまで、その類い希なる美貌を武器に、人気実力ともにトップをゆく女優である。北川景子が「フェイクニュース」にどのように翻弄されていくのか、ドラマ放送が待遠しい。

■あらすじ
大手新聞社からネットメディアに出向した東雲樹（北川景子）は、インスタント食品への青虫混入事件の取材をすることになった。男（光石研）がSNSにアップしたその画像は、どうやらフェイクらしい。

ところがこの投稿が思わぬ事態を巻き起こす。男の投稿が拡散され、企業間の争いにまで発展。やがてその矛先は樹自身にまで及ぶのだが…。

NHK総合10月20日（土）【前編】27日（土）【後編】両日とも夜9時より放送「フェイクニュース」。脚本：野木亜紀子。出演：北川景子／光石研／永山絢斗／矢本悠馬／金子大地／新井浩文／岩松了／杉本哲太ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇NHK総合 土曜ドラマ「フェイクニュース」番組公式サイト