大輔（中島裕翔）の悪友・遊星（磯村勇斗）が傷害事件で逮捕されたと知らせを受け、急ぎ警察に向かう大輔！ところが途中で交通事故にあってしまったのだが、その事故の相手が甲斐（織田裕二）に恨みを持つ人物で…フジテレビ5日（月）夜9時より「SUITS／スーツ」第5話を放送！予告動画は番組公式サイトで配信。

初回から第3話まで視聴率2ケタをキープしてきた「SUITS／スーツ」だが、残念ながら第4話で8.9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と下がってしまった。しかし、物語は日本のオリジナル感も増してきて面白くなっている。

初回はオリジナル版を意識しすぎた感があり、織田裕二のオーバーアクションが目に着いたが、1、2、3話と登場キャラ設定も視聴者に浸透し、オリジナルを過度に意識した演出ではなくなってきた。

そんな中で一際目を引くのが甲斐（織田）のライバル・蟹江を演じる小手伸也。オリジナルのルイスに引けを取らない濃いキャラっぷりがクセになりそうだ。上半身裸の自分のプロマイドを配ったり、ナルシストぶりがたまらない。一気に知名度を上げた小手伸也。今後の活躍から目が離せない。

■前回（第4話）ネタバレあらすじ
東大法学部教授退職祝いのパーティーに出席した甲斐（織田裕二）。目的は大手ファーム・スタンリー法律事務所に所属する後輩弁護士・畠中美智瑠（山本未來）から、製薬ベンチャー「ナノファーマ」に関する情報を収集すること。甲斐は、幸村（鈴木保奈美）がナノファーマ社長と一緒にいるところを目撃し、2人のただならぬ関係を勘ぐっていた。

ところがその幸村から、ナノファーマを助けるよう命じられる。ナノファーマ社長の辛島悠紀夫（小市慢太郎）は、20年前に別れた幸村の元夫だった。辛島は「レミゼノール」という難病（関節骨化症）の特効薬を研究者・立花里乃（中原果南）と開発したのだが、副作用で肝機能障害を起こしたと8名の患者から訴えられていた。

一方大輔は蟹江（小手伸也）主催ハーバードトリビアの2位の賞品として、ボランティア案件を押しつけられる。支払催告を無視して家賃を滞納し、マンションオーナーから訴えられていた春日友加里（生越千晴）の弁護を担当することとなった。

友加里はマンションの管理状態が悪く異臭がするようになり、飼っていたペットのウサギがストレス死した。そのため気が滅入りウツになり、仕事も辞めざるを得なくなったと主張。友加里は最後まで法廷で争うと大輔に言う。

甲斐は被害者側の代理人、弁護士の福原太一（渡辺憲吉）に、見舞金を払うことで和解したいと提案。あくまでも見舞金支払いであり、薬害を認めるわけではないと主張する甲斐。すると福原は見舞金として50億円を請求。話し合いは暗礁に乗り上げた。

大輔にとって初の法廷。オーナー側の弁護士はスタンリー法律事務所の畠中だった。畠中は、友加里はウサギが死ぬ1年前からウツと診断されていたことを暴く。一気に大輔は不利になった。甲斐は、わざわざ畠中が担当するということは、裏に何かがあると大輔に忠告した。

裁判の口頭弁論で甲斐は、レミゼノールの副作用が証明されていないと主張。さらに福原がこれまでに薬害被害を理由に複数の製薬会社から多額の賠償金を得てきた事実を公表。製薬会社は風評被害を恐れ、言われるがまま賠償金を払ってきた。今回も、そのケースだと甲斐は主張した。

福原はレミゼノールの治験データが意図的に改ざんされていると主張。治験者資料の中で、1名分データが抜けていると言った。甲斐はデータ改ざんのことを立花に問いただすが立花は何も答えない。甲斐は立花が心を閉ざしている理由が幸村にあると察知した。

辛島と立花は、幸村と離婚する前から交際していた。その時すでに別居状態だった幸村と辛島。当時、辛島は体を壊し入院していた。そんな辛島を支えたのが立花だった。

大輔はマンションオーナーの木嶋（南雲佑介）が中古物件を安く買い、リノベーションして再販する不動産業者だと突き止める。友加里と同じように木嶋から追い出された住民達を集め話を聞くと、皆が体の痒みを訴え、引越しを余儀なくされたと言う。大輔は、意図的にシラミがばらまかれたのではないかと考えた。

甲斐は肝機能障害を起こした被害者を事務所に招く。そこで披露された映像は、辛島自身の映像だった。辛島も同じ間接骨化症の患者で、レミゼノールで完治していた。提出しなかったデータは自分のものだと告白した辛島は、レミゼノールで救われた人もたくさんいることを被害者たちに理解してもらいたく、訴えた。

甲斐は被害者にナノファーマの株の一部を譲渡することを提案。被害者たちには肝機能障害の治療費負担も約束された。福原は「賠償金をねぎっているだけだ」と反発するが、甲斐は「あなたはこの薬品を販売停止にすることが、弱者救済になると本当に思っているんですか？」と問いかける。ぐうの音も出ない福原だった。

大きな袋を持って木嶋の会社へ出向く甲斐と大輔。実は、真琴（新木優子）が都立感染症研究所であることを調べてくれていた。それは、防虫剤の効果を調べたいという理由で、定期的に研究用のシラミをもらっていく男がいたことが判明。それが木嶋だった。木嶋は住民たちを追い出すために故意にシラミをばらまいていた。

会議室に友加里宅のカーペットを拡げる大輔。シラミがいることを知っている木嶋は逃げだした。大輔は「警察に通報しましょうか？」というと、木嶋は「何でもします、だからそれだけは…」と罪を認めた。

■第5話あらすじ
大輔（中島裕翔）の悪友・遊星（磯村勇斗）が傷害事件を起こして逮捕されたと大輔のもとに連絡が入る。大輔は祖母がケガをしたと甲斐（織田裕二）にウソをついて遊星のもとへ向かおうとする。甲斐は自分が契約している車を使うよう大輔に指示。

大輔は運転手の赤城（ブラザートム）に本当の事情を打ち明け、警察署へ向かう。ところがその途中で赤城が事故を起こしてしまった。事故の相手は運送会社の運転手・糸井公一（半海一晃）。大貴が名刺を差しだすと糸井は「甲斐正午はまだここにいるのか？」と聞き返してきたのだが…。

フジテレビ11月5日（月）夜9時より「SUITS／スーツ」第5話。出演：織田裕二／中島裕翔（Hey! Say! JUMP）／新木優子／中村アン／磯村勇斗／今田美桜／田島令子／小手伸也／國村隼／鈴木保奈美ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@drama_suits」。第5話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

◇フジテレビ 月9「SUITS／スーツ」番組公式サイト

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