行方不明だった佑（眞島秀和）が見つかりトキワ（広末涼子）は達也（相葉雅紀）との間で揺れる。達也にもアメリカ行きの誘いがきて？！明るい未来が見えそうだった達也とトキワの関係は一体どうなる？！「僕とシッポと神楽坂」11月30日夜11時15分から放送された最終回（第8話）は期間限定でテレ朝動画にて無料見逃し配信中。

原作は「月刊officeYOU」（集英社クリエイティブ）で続編連載中の、たらさわみちの人気漫画『僕とシッポと神楽坂』。本作は東京の神楽坂の舞台に「坂の上動物病院」を営む獣医師の高円寺達也（相葉雅紀）と動物たちとの交流を描くヒューマンドラマ。


いつもの神楽坂の面々に加え達也（相葉雅紀）の異母姉の頼子（ホーチャンミ）、娘の香子（喜多乃愛）も登場し主要キャラクター揃い踏みとなった最終回の平均視聴率は％（ビデオリサーチ調べ/関東地区）だった。

物語は、達也とトキワ（広末涼子）、大地（矢村央希）の新しい家族が生まれるかもと期待していたところに行方不明だったトキワの夫・佑（眞島秀和）が見つかり急展開。しかも佑は行方不明になる前の記憶がなく完治も難しい状態だった。それでもトキワは最終的に佑を支えていくことに決め、『坂の上動物病院』を去ることに。アメリカの獣医大から誘いが来ていた達也も、その話を広樹（小瀧望）に薦め、自身は神楽坂に残ることにした。達也とトキワの別れ際、二人はデニムに白シャツにアウターの大人のリンクコーデといった出で立ちで、とてもお似合いだった。二人が一緒にならない結末は残念に思えたりもしたが、達也とトキワの二人らしい選択だった。

ドラマ「僕とシッポと神楽坂」は主演・相葉雅紀の魅力が詰まった木漏れ日のようなドラマだった。若手獣医師という役どころはぴったりで、多様な動物と触れ合う姿やひとつひとつの所作は本当に動物が好きでこれまで触れ合ってきたからこそ出せる空気を醸し出していた。8話ではワンオペ介護×ペットの認知症というケースも取り上げられ、メインキャラクターの人間関係だけでなく考えさせられる話題を最後まで絡めた作品となった。

■DVD＆Blu-ray発売情報
『僕とシッポと神楽坂』DVD＆Blu-rayが2019年7月26日（金）に発売される。早期予約特典、初回限定封入特典情報も。⇒テレビ朝日「僕とシッポと神楽坂」ニュース

■最終回　第8話あらすじ
7年間行方不明だったトキワの夫・佑（眞島秀和）がアルゼンチンで見つかったとのニュースが流れ、神楽坂はその話題でもちきりになる。休務を告げるトキワに達也（相葉雅紀）に「ご主人見つかって本当に良かったですね、7年も待ってたんですから」と笑顔で語り掛けるが、トキワは言葉少なにその場を去った。

診察を終えた『坂の上動物病院』に柴犬が迷い込んできた。達也と広樹（小瀧望）が張り紙を町中に貼って飼い主が現れるのを待っていると、飼い主が思い詰めた様子で引き取りに来た。飼い主の井坂（山下容莉枝）によると柴犬のタロウは15歳で、寝たきりになった母が飼っていた犬だという。昼夜関係なく鳴き続けるタロウは、『ナルタウン動物病院』で認知症と判断されていた。井坂とタロウを家まで送り届けた達也は「辛い時や、頼れる人がいなかったらいつでも来てください」と声をかけた。犬の事で今日会ったばかりの方にそこまで甘えられないと井坂が答えると、遠くから寝たきりの母が「痛い痛い」と叫ぶ声がした。

父親が帰ってくるとあって大地（矢村央希）は駆け回って喜んだ。佑は日本にいた時の事が良く分かっていない様だと外務省から説明があったことを、トキワは大地に言い出せないでいた。田代（村上淳）は「もっと早くトキワさんに想いを伝えていれば…」と深酒しながら達也にこぼした挙句ベロベロに酔っ払い高円寺家に泊まっていった。

トキワと大地が佑の病室へ訪れ、7年ぶりの家族の再会を果たすも、佑の困ったような表情に大地も何かを察した。病院の待合室でトキワは大地に「お父さんは少し忘れちゃっただけ、母ちゃんがついてる」と苦しい胸の内を押し殺して優しく語りかけた。別の日、トキワは佑に家族のアルバムを見せるが、佑は興味を示さず窓の外ばかり見ていた。帰宅すると佑の父が待っていた。佑を大分の脳神経外科病院に転院させたいと考えていて、佑の父母である自分達が一緒にいくつもりだという事、トキワにはこれからはトキワ自身のために生きてほしいと伝えた。トキワが横になっているとすずめ（趣里）がやってきた。晩御飯を作りながら、すずめは「いいんですか？達也さんとさよならして」「人に何て言われようと自分の生きたいように生きる。みんなそうしてる」と伝えた。

達也は井坂を訪ね、徳丸（イッセー尾形）が開いた動物施設の事を話し、預けてみてはと提案するが「たかが犬の事でそんな贅沢はできない」と断られる。その後、疲れ切って食卓で寝ていた井坂が目を覚ますと家のドアが開いており何かが車と衝突する音が聞こえ慌てて家を飛び出す。トキワは神社の階段を血だらけのタロウを抱えて駆けあがる井坂を見つけ、『坂の上動物病院』へ連れて行った。タロウは交通事故で左大腿骨を骨折。全身状態は安定しているためすぐ手術をすることに。ダイキチが井坂に寄り添うと、井坂はダイキチにタロウを重ね、優しく撫でながら涙をこぼした。手術は成功し、達也は「たとえ記憶が消えたとしてもご家族と過ごした時間は消えない。もし思い出が消えてしまっても、また新しい思い出を作ればいい。いつか天国に行ってしまってもその思い出は井坂さんの宝物になると思います。」と語りかけた。達也が井坂に語り掛けた言葉が自身の状況と重なり胸が詰まるトキワ。

翌朝トキワは夫と大地と大分に行くことを達也に告げた。「ここで働いていた時間は夢みたいで。ずっと私の宝物です。」と言うと涙がこぼれた。達也はトキワに笑顔を見せるよう促し、トキワを送って行った。最後に握手をし、互いに「ありがとうございました」と礼を言い別れた。達也が病院に戻るとトキワが書いた引き継ぎメモが達也のデスクにたくさん置かれていた。達也はあふれ出す涙を必死にぬぐった。

大分から大地が書いたハガキが届く。“チョーダイキチ”と名付けたセラピードッグを飼い始めたという。神楽坂では皆以前と変わらぬ笑顔の日々を送っており、達也は今日も診察を続けていた。


テレビ朝日金曜ドラマ10月12日（金）スタート（毎週金曜日夜11時15分～0時15分）。原作：たらさわみち作『僕とシッポと神楽坂』（オフィスユーコミックス）
出演：相葉雅紀／広末涼子／大倉孝二／村上淳／かとうかず子／イッセー尾形ほか。
番組公式Instagramアカウントは「shippo_daikichi」。
番組公式Twitterアカウントは「@shippo_daikichi」。

◇テレビ朝日「僕とシッポと神楽坂」番組公式サイト

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