「あぶない刑事」などいつもダンディーな舘ひろしが、情けなーい男を好演！舘ひろし・黒木瞳が夫の定年を迎えた夫婦役でW主演の『終わった人』12月5日のDVDリリースを記念してメイキング映像付きの予告動画が公開された。

『終わった人』は内館牧子のベストセラー小説の映画版。いまや、4人に1人が65歳以上となる超高齢化社会の日本が抱える大きな課題。高齢者を取り巻く環境の中で避けられない普遍的テーマとなる「定年」にスポットを当てた本作は、第二の人生と向き合っていく高齢者の実態とリアルな夫婦・家族の在り方を、心地良いユーモアと味わい深い人間ドラマが交差する、心温まるコメディとして描かれている。

特別公開されたメイキング映像には、「あぶない刑事」の“タカ”を彷彿させるサングラス姿で尾行するもすぐにバレてしまうかっこ悪～い姿や、「あぶない刑事」の“落としのナカさん”ことベンガルとのシーンでは、ベンガルの演技に笑いが止まらない姿など、本作でしか見られない舘ひろしの姿が満載のメイキングとなっている。広末涼子や笹野高史など豪華共演俳優陣の姿もとらえている。

■あらずじ
仕事一筋だった壮介は、翌日から時間を持て余してしまう。公園、図書館、スポーツジムなど時間を潰すために立ち寄った先は、至る所に老人ばかり・・・。美容師として忙しく働く妻・千草(黒木瞳)につい愚痴をこぼし、次第に距離を置かれてしまう。このままではマズイと職探しを始めるも、高学歴・高職歴が邪魔をして思うように仕事が見つからない。しまいには、千草や娘・道子(臼田あさ美)から、「恋でもしたら？」とからかわれる始末。ある日、大学院で文学を学ぼうと思い立った壮介は、勉強の為に訪れたカルチャースクールの受付嬢・浜田久里(広末涼子)に思いを寄せるようになる。さらに、通い始めたスポーツジムで知り合った新興IT 会社ゴールドツリー社長・鈴木直人(今井翼)から会社の顧問になって欲しいと頼まれ、壮介の人生が大きく変わろうとしていた。 定年を過ぎて仕事に恋に、第二の人生を歩み出した壮介。順風満帆に思えたのも束の間、次々と壮介の身に災難が降りかかってしまう。そして、ずっと支えてくれていた千草からも愛想を尽かされ、「卒婚」を提案されるのだった。

『終わった人』2018年12月5日（水）DVD発売 4,700円+税
(c)2018「終わった人」製作委員会
【発売元】東映ビデオ株式会社
【販売元】東映株式会社

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