大林宣彦の戦争3部作・最終章『花筐/HANAGATAMI』(2017) 2/6 TSUTAYA TVで先行配信!予告動画

2018年12月14日12時00分映画

大林宣彦監督が『この空の花』『野のなななのか』に続き描く“戦争三部作”最終作、窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史、常盤貴子出演の『花筐/HANAGATAMI』が2月6日(水)よりTSUTAYA TVだけで先行配信開始!2月20日(水)にTSUTAYA先行レンタル、3月8日(金)よりBlu-rayとDVDの2種で発売。YouTubeにて予告動画公開中。

大林宣彦がデビュー作『HOUSE ハウス』以前に書き上げていたこと、癌で余命宣告を受けながらメガホンをとったでも話題の『花筐/HANAGATAMI』は、第72回毎日映画コンクールの日本映画大賞を受賞。映像美でも評判の『花筐/HANAGATAMI』が2月6日(水)よりTSUTAYA TVだけで先行配信される。また、2月20日(水)にTSUTAYA先行レンタルが開始され、販売は3月8日(金)からとなる。

キャストには主演に窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史、常盤貴子など豪華俳優陣が出演し、太平洋戦争勃発前夜を生きる若者たちを主軸に、心が火傷するような凄まじき青春群像劇となっている。原作は三島由紀夫がこの一冊を読み小説家を志したという檀一雄の 純文学「花筐」。尾道三部作をはじめ数多くの“古里映画”を撮り続けてきた大林宣彦が選んだ佐賀県唐津市を舞台に、唐津の魂「唐津くんち」が映画史上初の全面協力している。

■あらすじ
1941年の春、アムステルダムに住む両親の元を離れ、佐賀県唐津に暮らす叔母(常盤貴子)の元に身を寄せることになった17歳の榊山俊彦 (窪塚俊介)の新学期は、アポロ神のように雄々しい鵜飼(満島真之介)、虚無僧のような吉良(長塚圭史)、お調子者の阿蘇(柄本時生)ら学友を得て“勇気を試す冒険”に興じる日々。肺病を患う従妹の美那(矢作穂香)に恋心を抱きながらも、女友達のあきね(山崎紘菜)や千歳(門脇麦)と“不良”なる青春を謳歌している。しかし、我が「生」を自分の意志で生きようとする彼らの純粋で自由な荒ぶる青春のときは儚く、いつしか戦争の渦に飲み込 まれてゆく。「殺されないぞ、戦争なんかに!」・・・俊彦はひとり、仲間たちの間を浮き草のように漂いながら、自らの魂に火をつけようとするが……

■【作品情報】
出演:窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史、柄本時生、矢作穂香、山崎紘菜、門脇麦、常盤貴子
監督:大林宣彦
製作:辻幸徳(唐津映画製作委員会)、大林恭子(PSC)
協力:檀太郎
原作:檀一雄「花筐」(講談社・文芸文庫)
脚本:大林宣彦、桂千穂
音楽:山下康介
エグゼクティブプロデューサー:大林恭子
プロデューサー:山﨑輝道
2017年/日本/169分/映倫:PG-12
©唐津映画製作委員会/PSC 2017

■リリース情報
デジタル配信:2019年2月6日(水)(TSUTAYA TV 先行配信)
レンタルDVD:2019年2月20日(水)(TSUTAYA先行レンタル)
Blu-ray&DVD販売:2019年3月8日(金)*セルのみ特典映像、封入特典付(予定)

『花筐/HANAGATAMI』公式サイト
『花筐/HANAGATAMI』予告