瑛太、「闇の歯車」初日の舞台挨拶で時代劇俳優の意気込みを語る!

2019年01月19日20時35分映画
写真:@navicon

時代劇専門チャンネル開局20周年を記念して藤沢周平原作の「闇の歯車」が実写映画化、本日1月19日(土)瑛太、緒方直人、監督の山下智彦が登壇した初日の舞台挨拶が行われた!中井美穂が司会を務め登壇者から映画撮影の様子などが紹介された!オフィシャルサイトで予告動画やメイキング映像が楽しめる。

yami2
当初、登壇予定であった、橋爪功が体調不良の為欠席。手紙を預かっていると、司会の中井美穂から告げられると、瑛太が「どうしたんですか、体調不良というのは本当ですか?」と突っ込みを入れ、会場を沸かせ、撮影時に良好な関係だったことを伺わせた。

橋爪からの手紙には、瑛太へ「今回はじめての共演でしたが、また、つぎも時代劇で共演したい。二人で芝居をしていて、伝わってくる何ともいえない色気、こちらの想像を超えてくる芝居に、ここちよくのせてもらいました」という橋爪からのラブコールのメッセージが寄せられた。
yami3
緒方直人からは、「時代劇で着流しもヅラも似合うし目がいい、肝が据わっており、テンポもよく、色気がある。時代劇がほんとうに合っている。若かりし頃の高倉健さんのようだ」と、瑛太をたたえ、「若手として時代劇を引っ張ていってほしい」と願いを伝えた。
山下監督も、「瑛太さんはワンカットづつ、僕の理想を凌駕している。200カットとか300カットとたくさんのよい部分をもらった」と明かした。
yami4
司会から瑛太へ「どのような思いを込めた作品か」という問いに対して、「お話をいただいたタイミングがちょうど、時代劇である、大河ドラマ「西郷どん」を1年3ヶ月撮影を行っていた時期だったので、正直また時代劇かという思いで、自分自身のモチベーションを維持できるのか、といった思いがあったが、山下監督とお会いしたときに監督の勢い、そして作品に対する深い愛情、思いをお聞きし、その時に全身全霊かけて作品に取り組もうと決めた」とのこと。さらに「時代劇はアクションやコメディといった要素の含まれた作品が多いが、サスペンスやアウトロー的な世界観が含まれた作品が少ないので、今後、日本の俳優として誇りをもって、時代劇ができる俳優になりたいと思っている」と決意を語った。
yami5
さらに「ハリウッドを目指す考えは無く、日本人として時代劇俳優としての技術や取り組む心を磨き、皆様と一緒に楽しめるエンターテイメントにして行きたい」とも。

「闇の歯車」は、藤沢周平のサスペンス小説が原作で、江戸・深川を舞台に、700両の強奪を企んだ男たちの運命を描くサスペンス。瑛太は主人公・佐之助を演じる。
闇の世界に生きる佐之助は、行きつけの酒屋「おかめ」で出会った謎の男・伊兵衛(橋爪功)から儲け話を持ちかけられる。
その後、伊兵衛の儲け話に乗ったのは、浪人(緒方直人)、若旦那(中村蒼)、白髪の老人(大地康雄)、そして佐之助。いつもおかめで顔を合わしているが、一度も口を聞いたこともない4人の素人が、伊兵衛の誘いで、商家に眠る700両の金貨を狙う。
yami6
「闇の歯車」は、2019年2月9日から時代劇専門チャンネルで放送される。これに先駆けて本日1月19日から東京・丸の内TOEIほか全国5大都市を中心に期間限定で上映される。

「闇の歯車」オフィシャルサイト

今なら2週間お試しで見られます! スカパー!簡単申込