仏映画『12か月の未来図』4/6公開!エリート教師が問題児たちに悪戦苦闘!予告動画解禁!

2019年01月24日18時00分映画

パリの名門校のエリート教師が問題児だらけのパリ郊外の学校に1年限定で赴任!エリートベテラン教師と問題児たちの交流と成長がユーモアたっぷりに描かれる感動作『12か月の未来図』!4月6日(土)より岩波ホールほか全国公開決定!YouTubeにて予告動画解禁。

フランスで今、大きな社会問題となっているのは移民の子供たちが直面する学力低下と教育の不平等。日本でもたびたび話題になっているこの問題をユーモアたっぷりに、そしてリアルに描いた『12か月の未来図』。

主人公の教師フランソワは、パリの名門校の教師。いわゆる”生粋のフランス人”を相手に教育してきたが、突然、パリ郊外の教育困難校に1年限定ではあるが赴任させられる。そこにいるのは移民など様々なルーツを持つ生徒たち。名前一つ覚えるのにも苦労し、カルチャーショックに打ちのめされるが、そこはベテラン教師の意地で問題児たちと格闘してゆく。そんな中、生徒の一人、セドゥが問題を起こし、退学処分に…。フランソワはこれまで感じたことがなかった使命感から、彼の未来を守るための戦いに挑む!

『12か月の未来図』の監督は、オリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル。彼は、よりリアルな画を撮るために実際に中学校に2年間通い、500名の生徒と40名の教師と共に学校生活を送り本作を完成させた。監督の入念な取材の結果、教育問題という難しいテーマを扱いながら、トラブルだらけの生徒たちと堅物なフランソワの交流と成長がリアルに描かれる感動作が誕生した。

予告編では、名門校から一転して郊外の教育困難校に移ったフランソワの悪戦苦闘ぶりが描かれ、そんな生徒たちにあきらめきっている教師が多い中、生徒一人一人と真剣に立ち向かってゆく姿も描かれている。本作は勉強を教える“教師”である前に、“人”として生徒たちに接し、時にはぶつかるフランソワの姿にこそ焦点を当てたことで、生徒たちが次第に心を開き笑顔をのぞかせるシーンは強く胸に迫る。

■あらすじ
フランスが誇る名門アンリ4世高校の教師フランソワはある日突然、パリ郊外の教育困難中学に送り込まれる。いわゆる“生粋のフランス人”を相手にしてきたフランソワにとって、移民など様々なルーツを持つ生徒たちの名前を読み上げるのも一苦労。カルチャーショックに打ちのめされながらも、ベテラン教師の意地で問題児たちと格闘していく。そんな中、お調子者のセドゥが遠足で訪れたベルサイユ宮殿でトラブルを起こし退学処分になってしまう。フランソワはこれまで感じたことのなかった使命感から、彼の未来を守るための戦いに挑む・・・。

■【作品情報】
監督・脚本:オリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル
出演:ドゥニ・ポダリデス「最初の人間」(12)、レア・ドリュッケール「ジュリアン」(19)
2017年/フランス/フランス語/107分/シネスコ/5.1ch/
原題:Les Grand Esprits
英題:The Teacher/日本語字幕:岩辺いずみ/G/
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
© ATELIER DE PRODUCTION - SOMBRERO FILMS -FRANCE 3 CINEMA – 2017

『12か月の未来図』公式サイト
『12か月の未来図』予告動画