NHK大河「いだてん 東京オリムピック噺」四三(中村勘九郎)まさかのオリンピック出場拒否!?第6話予告動画

2019年02月09日08時00分ドラマ
©NHK

好成績を収めた四三(中村勘九郎)だが、オリンピック出場を拒否!さらに短距離で好成績を収めた三島弥彦(生田斗真)も出場拒否!そんな2人に激怒した嘉納治五郎(役所広司)は…!?NHK総合「いだてん」10日(日)20時より、BSプレミアム18時より、BS4K午前9時より第6話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

■「いだてん」サントラ3月発売
大ヒットNHK朝ドラ「あまちゃん」の作曲家・大友良英が手がけるNHK大河「いだてん」。3月6日にメインテーマを含む全26曲を収録した『「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 前編』がリリースされる。ジャケットは、横尾忠則がデザインしたドラマのポスタービジュアル。大友良英ファン必聴のCDになること間違いない。

さらに同日、大友良英がこれまで手がけた映画、ドラマの劇伴を収録した『GEKIBAN1 大友良英サウンドトラックアーカイブス』も発売。みんなが大好き「あまちゃん」のOP曲からNHKラジオ番組「すっぴん!」のテーマ曲、資生堂「マキアージュ」のCM曲など全24曲が収録されている。

■四三と志ん生は同世代
「いだてん」のストーリー展開がわかりにくい!というご意見が寄せられているという。物語が明治になったり昭和になったり、同一人物という設定の森山未來、ビートたけしが出たり出なかったり。たしかに時代が行ったり来たりしているので、ながら見しているとわからなくなるかもしれない。

改めて、金栗四三と古今亭志ん生の生年月日を見てみると、四三が1891年生まれ、志ん生が1890年生まれ、2人は同世代だったのだ。かたや、熊本から出てきた純朴田舎青年で、韋駄天として見事な走りを披露する四三と、子どものころから酒、博打、女という破天荒な生き方をしている志ん生。実に対称的ではないか。

その志ん生(ビートたけし)が、自分の若き日を振り返って「オリムピック噺」を寄席で披露する。志ん生の思い出話であり、若き日の志ん生こと美濃部孝蔵(森山未來)が「今」の四三を語る。

そう考えると、言われるほど話が難しい、わかりにくいということにはならないと思うのだが、視聴者のみなさん、いかがでしょう!?

■前回(第5話)ネタバレあらすじ
明治44年、嘉納治五郎(役所広司)はオリンピック出場選手選抜運動会を開催。金栗四三(中村勘九郎)は日本史上初、10里(約40キロ)の長距離マラソンに参戦!さすがの四三も、10里とは未知の領域。永井道明(杉本哲太)は治五郎に「こんな長距離を走ったら死人が出ます!」と危惧する。

そんな中、マラソン大会がスタートした。コースは羽田からスタートして東海道を走り、東神奈川で折り返して羽田に戻る。序盤はスピードを抑えて走る四三。次々と脱落者続出する中、四三は徐々に順位を上げていく。

雨が降りしきる中、スースー、ハッハの呼吸で走り続ける四三。とうとう1位になり、そのまま羽田に戻ってきた。途中、履いていた足袋は崩壊、被っていた帽子の赤い染料が落ちて、まるで頭部から流血しているようになったまま、四三はゴールを切った。

参加者19名のうち13名が脱落。完走したのはたったの6名。嘉納治五郎は、四三のタイム、2時間32分45秒を見て大喜び。世界記録を塗り替える好成績だった。狂喜乱舞する治五郎は、四三を抱きしめる。

幼い頃、亡き父(田口トモロヲ)と一緒に、嘉納治五郎に会いに行った四三。治五郎に抱っこしてもらえれば、強い子に育つと信じた父だったが、その夢は叶わなかった。しかし、その夢がいま叶った。四三はやっと嘉納治五郎に抱きしめてもらうことができた。

三の好成績は日本中に大々的に報じられ、熊本に住むスヤ(綾瀬はるか)にも伝わった。四三、一躍時の人となる。

レースの翌日、四三は足袋を買った播磨屋へ出向く。店主の黒坂辛作(ピエール瀧)は「うちの足袋履いて優勝した!」と大喜び。四三が礼を言いに来たと思ったのに、四三は長距離マラソンにこの足袋は向かない、すぐボロボロになったと辛作に伝える。自慢の足袋をディスられた辛作は激怒!四三を店からたたき出した。

その頃、車屋をしていた美濃部孝蔵(森山未來)は、あこがれの橘家円喬(松尾スズキ)に「弟子にしてください!」と申し出るのだが…。

■第6話「お江戸日本橋」あらすじ
四三(中村勘九郎)の好成績に歓ぶ嘉納治五郎(役所広司)。しかし、実際選手をオリンピックに派遣させるには莫大な費用がかかると頭を抱える。さらに、四三は「負ければ腹切りか」と恐縮し、オリンピック出場を断る。

短距離で好成績を収めた三島弥彦(生田斗真)も、帝大卒業後の進路を考えたいとオリンピック出場を断る。そんな2人に激怒した治五郎は、「黎明の鐘になれ!」と熱弁するのだが…。

同じ頃、若き志ん生こと美濃部孝蔵(森山未來)は、橘家円喬(松尾スズキ)のもとに弟子入りした。

NHK 2月10日(日)【総合】夜8時より【BSプレミアム】夜6時より【BS4K】朝9時より大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」(全47話)第6話を放送。再放送は【総合】毎週土曜日午後1時5分より、【BS4K】毎週日曜日午前8時より放送。

脚本:宮藤官九郎。出演:中村勘九郎/阿部サダヲ/綾瀬はるか/生田斗真/杉咲花/永山絢斗/勝地涼/橋本愛/竹野内豊/中村獅童/シャーロット・ケイト・フォックス/古舘寛治/ピエール瀧/森山未來/神木隆之介/峯田和伸/川栄李奈/松尾スズキ/山本美月/田口トモロヲ/宮崎美子/佐戸井けん太/高橋洋/小澤征悦/白石加代子/荒川良々/満島真之介/杉本哲太/大竹しのぶ/池波志乃/平泉成/井上肇/役所広司/ビートたけしほか。

番組公式Twitterアカウントは「@nhk_td_idaten」。第6話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。最新話は放送から約2週間、NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK 大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」番組公式サイト

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