水谷豊&反町隆史「相棒17」第16話 右京の天敵・内村刑事部長が殺人事件の容疑者に?!予告動画と15話ネタバレあらすじ

2019年02月19日08時00分ドラマ
@テレビ朝日

第16話は、右京と亘の特命係を徹底的に嫌っている内村刑事部長が神奈川県警から殺人事件の容疑者される!今回ばかりは特命係も正式の捜査権で事件に立ち向かう!水谷豊×反町隆史「相棒season17」(テレビ朝日)第16話は2月20日(水)9時から放送!次回あらすじと前回ネタバレあらすじをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第15話にゲストで登場したのは鶴田真由。「相棒season15」第8話「100%の女」以来の出演となり、前回の最後で「検事を辞める」と言っていたように、15話では”ヤメ検弁護士”として登場した。検事時代は、有罪率100%だったことから、「100%の女」と呼ばれるほどのエリート。法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)にも可愛がられていたほど。弁護士になって、以前、自分が送検した女性の弁護を行う。警察にどんな風にいえば特命係に捜査させることができるのかなど、検事時代の知識を活かした活躍を見せた。今後のシリーズへの登場もファンから望まれている。

第16話の見どころはなんといっても、内村刑事部長(片桐竜次)が殺人事件の容疑者にされること。内村は2000年のPRE SEASONから登場している。口癖の「ばっかもーん」「俺は何も知らなかったことにする」といい、なにかと中園参事官(小野了)に押し付ける。そんな内村だが、今回は殺人事件の容疑者!いつもは敵対する右京に助けてもらう?12年前に発生した内村の友人の娘が殺された事件との関連をどんな風に右京達が暴けるか?

■前回(第15話)ネタバレあらすじ
経済産業省のキャリア官僚・西崎が殺害され、第一発見者の遠山千鶴(末広ゆい)が警察に身柄を拘束される。千鶴は被害者の元部下で男女の関係にあり、3年前の機密漏洩事件で有罪判決を受けた曰く付きの人物。そんな中、かつて目撃者に偽証を促したことを特命係に暴かれ、検事を辞職した倉田映子(鶴田真由)が千鶴の前に現れる。弁護士に転身した彼女は、自ら弁護を買って出るが、3年前の事件では検事として厳しく千鶴を追及した因縁が。

いっぽう、捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、今回の殺人と3年前の機密漏洩事件の繋がりを疑う。調べを進めると、被害者と千鶴は当時、経産省で助成金事業に携わっていたことが判明。千鶴は3年前も今回も、「嵌められた」と訴える。

さらに、機密漏洩事件の被害者であり、多額の助成金を受けていたIT企業・クラウドイノベーションで、過労自殺した片桐裕也というエンジニアがいたことも分かる。しかし、右京は、2つの出来事が起きた時期が重なることから、この自殺が本当に自殺なのか?機密漏洩事件に関わりがあるのではないかと疑いを持つ。千鶴に片桐のことを確認すると、助成金のことでかかわりがあったと話す。そして、片桐が自殺する前にはメールをもらっていたとも。

右京たちは片桐の妹・ゆかりのもとへ事情を調べにゆくと、そこには映子がきていて、片桐の遺品を調べていた。右京は映子がPCから猫の画像をコピーしていたことを見ていた。ゆかりは、兄が仕事で追い詰められたいたとは思えないが、自殺の前にかかってきた電話は確実に兄の声だったという。映子が調べているものが何なのかを調べるために、PCをゆかりから借りて帰る特命係。

内村刑事部長(片桐竜次)に呼び出され、許可なく、PCを持ち出したと失跡される右京と亘。映子が内村の元を訪ね、右京達がPCを持ち出したことや捜査していることを告げていた。本来、特命係に捜査させたくない内村だったが、映子から高圧的に言われたことに頭にきて、「徹底的に捜査しろ」と右京に命じる。

右京と亘は、映子が持ち出したと思われる画像は猫の画像であり、その画像の中に二次元コードが隠されていたことに気が付いた。それを読み取ると、助成金の請求額と実際にかかっている費用に差があることが示される資料だった。クラウドイノベーションは3年間で15億もの金額を不正で手に入れていた。3年前のデータ漏洩事件も、片桐の自殺、西崎の殺害もすべてこのことが関連していそうだが確証はない。

二次元コードのことを知った映子は、クラウドイノベーションへ出向き、自分を顧問弁護士として高額で雇えと社長にせまる。一旦は、その話にのろうとした社長だったが、映子が胸ポケットにマイクを隠し持っていることに気が付き、反撃にでる。そこへ右京と亘がやってきてすべての謎が解明された。3年前、片桐が会社の不正を内部告発しようとしたが、社長が気が付き、自殺に見せかけて殺してしまった。合成音声を使って、片桐の声を作成し、妹に電話をかけたのだった。しかし、データを千鶴に送っていたことに気が付いたため、千鶴のPCを遠隔操作して、機密漏洩したかのように細工した。そのことに気が付いた西崎も殺してしまい、片桐の時と同じように、合成音声をつかって千鶴に電話をかけたのだった。しかし、音声は作れても、いつもの口癖までは気が付かず、西崎が千鶴のことは”千鶴さん”と呼ぶのに、合成音声は”遠山さん”として作ってしまっていた。

右京達は、映子が特命係に捜査して見つけさせるように仕向けたのだろうと話した。映子は自分が担当した唯一の冤罪事件の落とし前を自分でつけたかったのだという。有罪率100%が崩れたため、亘は映子のことを99.9%の女と言った。

■第16話あらすじ
神奈川県内の河川敷で、人権派として知られる弁護士の他殺遺体が発見され、現場にいた内村刑事部長(片桐竜次)が容疑者として拘束される。捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、遺留品を手掛かりに、近くの線香工場で聞き込みを。すると従業員の中に、12年前に女子高生を殺害した罪で懲役刑を受け、最近出所したばかりの男が、殺害された弁護士の紹介で働き始めていることが判明。しかも、男はこの日、無断欠勤しており、行方が分からなくなっているという。

右京と亘は、12年前の事件と今回の一件の関係を調べるため、娘を殺害された被害者遺族の元へ。しかし、母親の由美(あめくみちこ)とは会えたものの、父親の笹山(江藤潤)は海外出張中とのこと。ただ、内村と笹山は大学の同期で、12年前の事件の際も、内村は遺族の便宜を図っていたことが分かる。

完全黙秘の内村刑事部長の真意とは…
そして弁護士殺害と12年前の通り魔事件に関連が…!?
交錯する正義の先に思わぬ真実が浮かび上がる!

「相棒 season17」はテレビ朝日系列で毎週水曜、夜9時より放送。出演:水谷豊/反町隆史/鈴木杏樹/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/榎木孝明/石坂浩二/杉本哲太ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season17」番組公式サイト

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