山下智久主演「インハンド」第9話 高家(濱田岳)の母の恩師のために調査に乗り出す!予告動画と第8話ネタバレあらすじ

2019年06月01日19時00分ドラマ
@TBS

山下智久演じる天才寄生虫学者・紐倉哲と助手・高家春馬(濱田岳)そして美人官僚・牧野巴(菜々緒)がさまざまな難事件を解決!第9話は高家(濱田岳)の母の恩師が体調不良に!その裏には黒い陰謀が渦巻いている!TBS 6/7(金)夜10時より 金曜ドラマ「インハンド」第9話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

31日放送の第8話のゲストに登場した要潤の”ちょっと残念なスカーフ男”役が話題を集めた。山下智久演じる天才寄生虫学者・紐倉を一方的にライバル視し、対抗心むき出しで接しながらも、紐倉との掛け合いは友情すら感じられる。知性を持つエリートでありユーモラス、奥深さも併せ持つ遠藤匡晃に要潤を抜擢した理由について、プロデューサー・浅野敦也は「端正かつ上品な風情を持ちつついろんなタイプのお芝居が出来る」とコメントしている。

浅野プロデューサーは、山下智久と濱田岳が虫嫌いであることを明かしている。そのため、寄生虫の説明にはイラストが使われていると。第8話では菜々緒は蛇を首にまいたが、菜々緒は大の爬虫類好きであることもコメントしている。

第9話は高家(濱田岳)が解雇された台田病院が舞台となり、高家の母(宮崎美子)が登場する。高家は母には内閣官房付として大活躍していることを告げていたが、母親が上京し、そして、台田病院にゆくことで解雇の事実などがばれてしまうのか?高家が注目される回となる。

公式サイトでは、研究所のセット紹介を紐倉博士が紹介している動画がアップされている。樹木溢れる研究所のセットがどれほど手が込んでいるか、視聴して確認みて。

■原作本プレゼント!
「インハンド」の原作マンガ3冊セットを抽選で40名にプレゼント。はがきに、住所、氏名、年齢、職業を明記の上、ご応募とのことで、詳細は公式サイトにて。

■第8話ネタバレあらすじ
紐倉(山下智久)は、SNSで話題になっている“呪いの血のポスター”に興味を持つ。それは園川務(柄本明)が会長を務める巨大企業キガシマホールディングスのポスターで、務の息子であり後継者候補の直継(夙川アトム)が飛び降り自殺をしたことが発端だった。
モデルの頭部が血のように赤く染められた“呪いの血のポスター”は、本当に直継の自殺と関係しているのか?紐倉は、高家(濱田岳)、牧野(菜々緒)と共に直継の自殺の真相を調べることになった。紐倉はポスターの血から”セラチア・マルセッセンス”という細菌を見つけ出した。その細菌は室温で繁殖すると血のような色になる。紐倉は「セラチア菌、それを使った呪いの血のポスター、そして後継ぎの死か…。セクシーだなぁ」とつぶやく。

調査を進める3人の前に、経産省のアドバイザーを務める遠藤匡晃(要潤)が現れる。なんと遠藤は紐倉の大学の同期で、偶然にも同じ事件を調べていた。昔から紐倉を一方的にライバル視している遠藤は、今でも対抗心むき出し。何かにつけて紐倉に絡んでくるのだった。遠藤は園川家に伝わる”鬼の血”を1年前に調べていた。それは、自殺した直継からの依頼だった。

そんな遠藤を横目に紐倉たちがさらに調べを進める。紐倉は子供向けの絵画コンクールの審査員の名前に直継の名前を見つけていた。園川会長にポスターの細菌がもっと危険なものだったらバイオテロになると紐倉は言うが、会長はいたずらだと一蹴する。会長が赤い血といわず、赤い紙をいったことも紐倉は気に留めていた。また、直継の髪の色は赤かったことも紐倉は注目していた。赤毛と自殺に直接の関係はないが、遺伝子により感受性が高いが痛みには弱いことが多い。

遠藤は直継が鬱状態だったため自殺したと内閣官房サイエンス・メディカル対策室にきて説明する。調査は終わりかと思われたが、直継が自殺した当日、狂暴な態度をとっていたことがわかり、牧野たちはそのまま調査を続ける。会長の元へ紐倉たちが訪問したことを知った遠藤は、調査を止めるように紐倉のところにきた。紐倉が遠藤に「ファウンダーリサーチと関係があるのか?」と尋ねると、遠藤はびくっとする。紐倉は遠藤が創始者遺伝子を調べていたのではないかと尋ねるが、これ以上の調査はやめろという。遠藤にそう言われるとますます調べる気になった紐倉だった。

園川の出生地には鬼伝説という伝説があった。伝説では肌が白く、赤い髪を持った鬼子が生まれるというものだった。民俗学者のところへゆくと1年前にも鬼伝説を聞きに来た人がいたという。また、直継が遠藤のヒトゲノム解析のプロジェクトに多額の出資をしていたことがわかった。直継は自分の血を恐れ、遠藤に調査を依頼していた。祖父で創業者の大二郎は暴力的な人であったため、自分がそうならないように会社も継がず、子供も作らなかった。遠藤の調査で直継は祖父の血を受け継いでいた。それを知るとショックを受けた直継は酒を飲み、遠藤に暴力をふるった。遺伝子は、アルコールを含む依存症になりやすいMAOA遺伝子であった。遺伝子のことを知り、アルコールを飲んだことによって暴力的になった自分が怖くなり自殺した。

園川会長のところに遺伝子のことを話にゆくと、会長は昔の話を始めた。創業者である先代に長年使えていたが、先代の大二郎が赤い髪をしていたことや先代に婚約者を紹介すると次の日にはその婚約者を盗られ、先代の娘との結婚も決められてしまった。生まれた直継が赤い髪をしていたことから鬼の血が流れていると思い、直継を守るためにずっと注意してきたが、自殺してしまった、あの血には勝てないという。紐倉は園川に「人間は生まれなのか、環境なのか」と問う。園川を連れ出して、絵画のコンクールへ連れてゆくと、赤い髪の子供・あゆむを見せる。あゆむは直継の子供だった。子供のことを直継は知らなかったが、遠藤が調べだしていた。母親はあゆむのことは直継に知らせないでほしいといったが、遠藤はせめてあゆむの絵を見せようとコンクールに出させていた。遠藤はあゆむの存在を知ることで直継が自殺しないのではと思っていたが、伝える前に自殺してしまったことを後悔していた。人を作るのは遺伝子と環境だと園川会長はしみじみという。

遠藤はあゆむを守るために、直継のことを調査されたくなかったのだ。ポスターにセラチナ菌をまいたのは遠藤で、園川会長に気が付いてほしかったためだった。

■第9話あらすじ
紐倉(山下智久)の研究所に、ある日突然、高家(濱田岳)の母・良子(宮崎美子)がやって来る。高家は良子からの話で、昔から恩師として尊敬している医師・陽子(市毛良枝)が入院していることを知る。高家の地元・相羽村唯一の病院で院長を務める陽子だが、東京に出かけた時に体調を崩してそのまま入院したのだという。しかも、陽子が入院しているのは高家が懲戒解雇された台田病院だった…。

陽子を見舞うため、紐倉と共に台田病院を訪れた高家。陽子は原因不明の下痢や嘔吐を繰り返し意識も不明瞭な状態が続いているというが、どういうわけかきちんとした治療が施されていなかった。しかも担当医は高家に懲戒解雇を言い渡した黒野院長(正名僕蔵)だという。黒野が何か隠していると確信した高家は、紐倉と共に調査に乗り出す。

一方で、牧野(菜々緒)が働く内閣官房サイエンス・メディカル対策室では、福山(時任三郎)がCEOを務めるフューチャージーンが進めている“ある計画”の情報を掴んでいた。
牧野らが調べを進めると、福山は意外な人物と密会していることが判明し…。

金曜ドラマ「インハンド」はTBSにて毎週金曜夜10時より放送。原作:朱戸アオ作『インハンド』(講談社「イブニング」連載中)。出演:山下智久/濱田岳/菜々緒/藤森慎吾/高橋春織/酒井貴浩/光石研ほか。番組公式Twitterアカウントは「@inhand_tbs」。番組公式Instagramアカウントは「inhand_tbs」。第1話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

TBS金曜ドラマ「インハンド」番組公式サイト

【2019年春ドラマ一覧】【関連記事】