賎ヶ岳（内田有紀）の休職にともない星印の案件でリーダーを務めることになった結衣（吉高由里子）。福永（ユースケ・サンタマリア）からはリーダーとして残業するよう促され、残業せざるを得なくなるのだが…TBS 11日（火）夜10時より火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第9話放送、予告動画は公式サイトで公開している。

4日放送の第8話視聴率が9.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった「わたし、定時に帰ります。」。第8話はなかなか衝撃的なラストを迎え、SNSでも多くの視聴者から反響があった。

赤字必至の星印工業の案件を無理矢理社内審査で通した福永（ユースケ・サンタマリア）。この案件のリーダーに賎ヶ岳八重（内田有紀）を指名する。ところがタイミング悪く、八重の夫・陽介（坪倉由幸）の母が脳梗塞で倒れてしまった。

陽介は実家の九州へ。八重は双子の面倒を見ながら激務をこなす毎日を送っていたのだが…。容態が落ち着いたが、今後はリハビリが必要な母。陽介は九州に残って母の面倒を見ると八重に告げる。「君は東京に残って仕事を続けていいから」と言われたのだが。

【ここからネタバレ】
仕事と家庭の両立が難しくなった八重は、悩んだ揚げ句、仕事ではなく家庭を取ることを決意。星印の案件を途中放棄し、社員から非難されることを覚悟で、福永に休職届を出す。当然、福永は八重を責め立てる。そんな八重を見ていられなくなった結衣は思わず「私がリーダーを引き受けます」と言ってしまう。

その後、福永から別室に呼ばれた結衣は、福永から「種田くん（向井理）がどうして僕の会社を辞めて『ネットヒーローズ』に移ったか本当の理由を知ってる？教えてあげよう…」と言われる。

八重の決意に賛同の嵐
SNSでは仕事ではなく家庭を選んだ賎ヶ岳八重（内田）の決断に、賛辞の声が寄せられた。たしかに、安定した経済力があってこそ、幸せな家庭が築けるものだが、心身共に幸せに暮らすなら、愛する家族と一緒にいることを八重は選んだ。

24時間戦ってきた昭和世代のモーレツ社員から見れば、八重の決断は理解しがたいものがあるかもしれない。しかし平成、令和の時代になって20代、30代、40代の働き盛り世代の考え方は、昭和とあきらかに異なる。

家族を大切にする、それが一番大事なのではないだろうか。日本にやってくる外国人野球選手の中には、高額な年俸を蹴って家族のもとへ返る決意をする人もいる。日本も少しずつ、「仕事」とはなにかという考え方が変わってきているのではないだろうか。

■第9話あらすじ
福永（ユースケ・サンタマリア）から、晃太郎（向井理）が「ネットヒーローズ」に転職した本当の理由を聞かされた結衣（吉高由里子）。さらに福永はリーダーを務めるなら残業しなきゃ、ほかの社員の士気が下がると言う。

実は他の社員たちは結衣の知らないところで、サービス残業をしていたこと知り、結衣も残業するようになる。

一方、結婚式の準備もすすめたい結衣と巧（中丸雄一）だが、結衣の仕事が忙しくなるにつれ、少しずつ2人の間に歪みができてしまうのだが…。

TBS 6月11日（火）夜10時より火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第9話を放送。原作：朱野帰子作『わたし、定時で帰ります。』（新潮文庫）、『わたし、定時で帰ります。ハイパー』（新潮社）。

出演：吉高由里子／向井理／泉澤祐希／内田有紀／中丸雄一（KAT-TUN）／柄本時生／ユースケ・サンタマリアほか。番組公式Twitterアカウントは「@watashi_teiji」。番組公式Instagramアカウントは「watashi_teiji」。第9話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。番組放送終了後「TVer」にて最新話見逃し配信。「Paravi」にて全話見逃し配信。

◇TBS 火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」番組公式サイト

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