みんなムカつく、何もかも気に入らない!『さよなら、退屈なレオニー』主人公が不満爆発する映像解禁!

2019年06月14日14時00分映画

2018年東京国際映画祭にて上映され、輝きを放つ若手キャストに贈られる<ジェムストーン賞>を受賞した『さよなら、退屈なレオニー』が6月15日(土)より全国順次ロードショーとなるが、ひと足先に主人公のレオニーが父親に不安や苛立ちをぶちまける本編映像が公開された。

『さよなら、退屈なレオニー』は、自分がやりたいことも自分の居場所もみつからない、カナダの小さな街に住む17歳の少女レオニーの物語。2018年カナダでスマッシュヒットを記録した。


解禁された本編映像は、レオニーが父親に普段抱える不安や苛立ちを吐露する。習い始めたばかりのギターを得意げに披露してご機嫌なレオニーに父親が「学校はどうだ?」と質問すると、表情が一変。「みんなムカつく、何もかも気に入らない、イラつくの。」と周囲への不満をぶちまける。その一方で「人生を冷めた目で見るのは疲れる、みんなを好きになれたらラクなのに憎しみにあふれて怒ってばかり」とやり場のない不安や苛立ちに苦しんでいることを吐露する。唯一気を許せる実の父親だからこそ普段言えずに抱え込んでいた気持ちを打ち明けるレオニー。17歳という大人でも子供でもない時期特有の不安定な状況に立ち向かうレオニーの姿は、今の世の中に居場所が見つけられない若者達を勇気付け、大人達にはいつかのきらめきや痛みを思い出させるかもしれない。

reoni■あらすじ
カナダ・ケベックの海辺の街で暮らす17歳の少女、レオニー。高校卒業を一ヶ月後に控えながら、どこかイライラした毎日を送っていた。退屈な街を飛び出したくて仕方ないけれど、自分が何をしたいかわからない。口うるさい母親も気に入らないが、それ以上に母親の再婚相手のことが大嫌い。レオニーが唯一、頼りにしているのは離れて暮らす実の父親だけだった。

そんなある日、レオニーは街のダイナーで年上のミュージシャン、スティーヴと出会う。どこか街になじまない雰囲気を纏うスティーブに、なんとなくギターを習うことに…。毎日はつまらないことだらけだが、レオニーのなかで少しずつ何かが変わり始めていた。



■作品情報
監督:セバスチャン・ピロット
出演:カレル・トレンブレイ/ピエール=リュック・ブリラント
2018年/カナダ/英題:The Fireflies Are Gone/96分/ビスタ
配給:ブロードメディア・スタジオ ©CORPORATION ACPAV INC. 2018

公式サイト
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