【JAXA】「きぼう」から超小型衛星4機を6/17放出!JAXAチャンネルでライブ配信!

2019年06月14日12時29分暮らしと文化
YouTube JAXAチャンネルより

宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が地上約400kmの上空に建設した国際宇宙ステーション(ISS)!有人実験施設「きぼう」日本実験棟から超小型衛星4機が、来週月曜日の6月17日に放出され、YouTube JAXAチャンネルでライブ配信される。

昨年10月6日には九州工業大学/シンガポール南洋工科大学(SPATIUM-I)、一般社団法人リーマンサット・スペーシズ(RSP-00)、静岡大学(STARS-Me)の超小型衛星3機が放出され成功をおさめた。
今回放出される衛星は、九州工業大学の人材育成プログラム(BIRDS Satellite Project)として、ネパール科学技術アカデミーと共同で開発したNepaliSat-1、また九州工業大学がスリランカ・アーサークラーク近代技術研究所と共同で開発したRaavana-1、また九州工業大学が開発したUguisuの計3機、及びシンガポール宇宙技術協会/シンガポール国立大学が開発したSpooQy-1。
4機について詳しくはJAXAサイトで紹介⇒新着情報


ライブ中継は、YouTube JAXAチャンネルでライブ配信される。



■「きぼう」とは
日本初となる有人宇宙実験施設。「高度技術の習得」「次世代の科学や技術の促進と宇宙活動範囲の拡大」「国際協力への貢献」「宇宙環境利用の実用化の促進」の4つを開発の意義と目標に掲げ、2009年7月19日に24年の歳月をかけ完成した。
内部は、実験を行う「船内実験室」と「船外実験プラットフォーム」、倉庫となる「船内保管室」、船外機器などを輸送する「船外パレット」、実験装置の交換などを行う「ロボットアーム」、地上との双方向通信でデータなどをやり取りする「衛星間通信システム」の6つで構成されさている。
2008年8月に「きぼう」の本格的利用を開始して以来、宇宙環境を活かした様々な実験を行い、私達の暮らしを豊かにしたり、日本の産業競争力を高めたりすることなどで成果を上げている。