【講談】テレ朝22日「松之丞カレンの反省だ!」同日1時間SPとレギュラー両方放送!予告動画

2019年06月19日16時20分芸能
©テレビ朝日

100年に一度、講談界の大スター!今一番チケットが取れない講談師・神田松之丞と滝沢カレンが贈る異色の深夜バラエティ番組「松之丞カレンの反省だ!」が1時間SPになった!さらに同日、レギュラー放送も!1日で2度おいしい!?テレビ朝日22日(度)夜11:15より1時間SP、24:35よりレギュラー放送!予告動画は公開されている。

今、一番チケットが取れない講談師と称されるのが神田松之丞。寄席はもちろんのこと、独演会のチケットは争奪戦。全国各地を飛び回り、講談の魅力を広めているのが松之丞だ。

着物を着て座布団の上に座っている話芸、というと落語を思い浮かべる方も多いと思われるが、講談は落語とはまた違うジャンルの話芸である。講談の歴史は古く、戦国時代にはすでに講談という芸が確立していたと言われている。

高座には釈台(しゃくだい)と呼ばれる小さな机があり、演者は「張り扇」でパンパンと拍子を取りながら物語を語る。軍記物や政談など歴史にちなんだ讀物を語って聞かせる芸である。主な演目は「忠臣蔵」「宮本武蔵」「天保水滸伝」などなど。

講談なんて知らない、聞いたこともないという人が圧倒的に多いとおもうが、意外なところで講談師が活躍しており、誰もが一度はその声を耳にしているはず。一龍斎貞友という講談師は声優でもあり、「ちびまる子ちゃん」のお母さんでお馴染みだ。元々声優だったが、後に人間国宝・一龍斎貞水に入門し、講談師になった。



十数年前までは積極的に活動していた神田山陽は、「にほんごであそぼ」(NHK)、や「爆笑オンエアバトル」(NHK)など、数々のバラエティ番組などに出演。「SWA(創作話芸アソシエーション)」のメンバーとして、春風亭昇太、三遊亭白鳥、柳家喬太郎、林家彦いちらとともに活動していた山陽だが、2005年、文化庁の文化交流使としてイタリアに渡り、各地で講談を披露した。

ところが帰国後、妻子を東京に残したまま北海道へ移住。「SWA」もやめ、講談もやらなくなり、それ以降、行方不明状態となった。近年、少しずつではあるが高座に上がっているようだが、その活動内容は謎のママである。

せっかく売れたのに自らフェードアウトしてしまった山陽だが、その間に講談界にはスターが誕生した。その名は神田松之丞、山陽の弟弟子である。落語芸術協会所属に所属しており、「成金」という落語(講談)ユニットに所属。

11名いる成金メンバーの中で、突出して人気が出たのが松之丞。どのようなきっかけで松之丞は爆発的人気者になったのか!?演芸好きな筆者は寄席や独演会に足繁く通っているのだが、松之丞の人気は「気付いたらすごいことになってた」というのが正直な感想だ。

それまでは、普通に独演会や落語・講談会を見ることができたのだが、ここ数年、本当にチケットが取れない。瞬殺という言葉が出てくるほど、あっという間にチケットが売り切れてしまう。

その勢いに乗った松之丞は、2020年2月中席より、9人抜きで真打昇進。それに伴い名を「六代目神田伯山(かんだはくざん)」と改めることとなった。

そんな注目株をテレビ界が放っておくわけがない。今年になってから「TOKIOカケル」(フジテレビ)、「news zero」(日本テレビ)、「嵐にしやがれ」(日本テレビ)、「ごごナマ」(NHK)などに出演。今年10月から放送されるNHKBSドラマ「令和元年版 怪談牡丹灯籠」では語りを務める。

さらに今年4月からはテレビ朝日でレギュラー番組がスタート。あの滝沢カレンとコンビを組むという異色のバラエティ番組「松之丞カレンの反省だ!」が話題になっている。

通常放送は毎週土曜深夜12時過ぎなのだが、22日は夜11時15分から1時間SPを放送。さらに同日レギュラー放送までしてしまうという、まさに神田松之丞DAYとなった。

番組では毎回、松之丞がさまざまな場所を訪れ、いろいろな人にあったり体験したり。それをスタジオにいる滝沢カレンが辛口(?)批評するというゆるーい内容である。残念ながら番組内で松之丞の講談は披露されないのだが、松之丞×滝沢カレンという、不思議なケミストリーをご覧いただきたい。

テレビ朝日6月22日(土)夜11時15分より「松之丞カレンの反省だ!1時間SP」、同日深夜24時35分よりレギュラー放送。出演:神田松之丞/滝沢カレン。番組公式Twitterアカウントは「@matukarehansei」。予告動画は番組公式サイトで公開。

テレビ朝日「松之丞カレンの反省だ!」番組公式サイト

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