東山紀之主演 テレ朝「刑事7人」第5シーズン第4話 殺人は悪魔の指示か?第3話ネタバレあらすじと第4話予告動画

2019年08月01日10時00分ドラマ
@テレビ朝日

東山紀之主演「刑事7人」シーズン5第4話は”悪魔”にとりつかれて起こした毒殺、刺殺、白骨死体!そして”先生”のキーワードは何を表すのか?!テレビ朝日「刑事7人」8月7日(水)夜9時から第4話放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

31日放送された第3話は、起きたと思っていた殺人事件が実は偽装だったというストーリーであった。乳児の時に捨てた我が子を殺した犯人への復讐のために、実の母親が被害者のふりをして殺人事件をでっち上げた。4年前の未解決事件との関連をハンカチ一つから導き出す天樹(東山紀之)は、やはり、人間ビッグデータである。



今回も天樹とコンビを組んで、事件を追って走り回った野々村拓海役の白洲迅はシーズン4から参加している専従捜査班でも最若手メンバーである。白洲はインタビューで、東山とバディを組んでいることについて「2シーズン目ということもあり、お互いのことをより深く分かってきたからこその言葉がない意思疎通のようなものや、セリフとは別の目配せという細かい芝居の空気感は前回よりやりやすくなったのかなと自分の中では思っています」とコメントしている。拓海はシーズン4では刑事ではなかったが、シーズン5では念願の刑事になっていたことについて、白洲自身も驚いていたとも感想を述べている。

7日に放送される第4話は、事件関係者に共通する”悪魔”というキーワードと、”先生”というキーワードがでてくる。高校生だけでなく、別の事件で拘置所にいる死刑囚も「悪魔の指示で人を殺した」と言い出し…。高校生たちの担任の先生・増沢育子(かとうかず子)が関係者が話す”先生”なのか?複数の事件の関係を天樹たち専従捜査班がどのように解明するのかが楽しみである。

■第3話ネタバレあらすじ
家の中に血まみれの女性の死体があるという通報を受け、制服警官が現場に駆けつけると、死体は消えていた。しかし、現場には、血痕と死体を運び出したときに付いたと思われるスーツケースの車輪の跡が残されていたため、専従捜査班が臨場することに。現場検証の結果、防犯カメラが壊されているうえに、部屋中の指紋も拭き取られていたことがわかる。

現場は、飲食店を経営する神崎裕一(浜田学)の自宅で、第一発見者は、裕一の妻・美穂(瀬戸カトリーヌ)。美穂は、死んでいたのは夫の愛人・森円香だったと断言する。なぜ愛人がこの家で殺されていたのか疑問を感じた天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班だが、水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)が裕一に話を聞いたところ、現在神崎夫妻は別居中で、この家には誰も住んでおらず、この日、円香を交えた三人で、慰謝料や財産分与など離婚について話し合いをする予定だったという。裕一の部屋を調べていた天樹は、引き出しに挟まっていた特徴的な花柄のハンカチに何か引っかかるものを感じ、鑑識に照合を依頼する。

翌日、法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)の鑑定で、裕一が提供した円香の毛髪と現場に残されていた血痕のDNAが一致。堂本は、採取された血痕の量から円香が生存している可能性はゼロと断定する。

さらに、天樹がこだわっていた花柄のハンカチから検出されたDNAが、4年前の未解決事件の被害者のものと一致!この事件は、当時、こつ然と姿を消した山下栞(咲坂実杏)の自宅から、血痕とスーツケースを引きずった跡が見つかり、さらに部屋中の指紋が拭き取られていたというもの。共通点が多いことや、ハンカチが裕一の部屋から見つかったことから、天樹は今回の事件との関連性を確信する。天樹は今回の事件で残されていた血液が致死量に達していないのではないかと思い、堂本に再度調査を依頼した。堂本の調査の結果、血痕は5回にわたって付着したものだった。

まず4年前の事件を調べ直そうと、天樹らは4年前の事件を目撃したスナック経営者・田宮映子(櫻井淳子)に会いに行く。映子は自分が見た人物は裕一に似ているという。そんな中、今回の事件の被害者・森円香という女性は偽名で、この世に存在しないことが判明した。裕一に話していたことはすべて嘘で、携帯のプリペイド式のものであった。

栞が通っていた料理教室に、身元不詳の女性がいたことがわかった。二つの事件に共通する身元不明者がいたことで、専従捜査班はこの事件にはまだまだ裏があると睨んだ。

天樹は今までのことをもう一度整理すると、映子の店に行き、事件が解決したという。天樹は、今回の事件は自作自演で被害者がいないという。そして、4年前に料理学校に行っていた身元不明の女性が映子であったことを調べた結果としてわかったという。映子のことを調べると、映子が看護師をやめた時期と4年前に殺された栞の出生時期が重なっているという。映子は娘・栞の再捜査させるために、栞の遺品を裕一の部屋においてきたのだろうと予測していた。

映子は18歳で栞を産んだが、育てられないため乳児院に捨ててきたという。その後、気になって行方を調べたところ、裕福な山下家にもらわれていた。料理教室へは栞の様子を見るために入っていたのだった。栞が事件にあい、自分が証言しても警察は動いてくれなかったので、今回の事件を起こしたのだという。映子は裕一を陥れるために自作自演で被害者を演じていた。しかし、4年前に栞を殺したのは、料理教室の経営者だった。料理教室に通ってきている裕福な家の娘を、裕一に紹介し、資産を巻き上げていたことがばれそうになったため、栞を殺したという。



■第4話あらすじ
東京郊外の林道で、胸を刃物で刺された高校生・池添俊也(竹田光稀)の遺体が見つかった。遺体のそばにあったスマートフォンを確認した専従捜査班の青山新(塚本高史)は、被害者の俊也が『悪魔に殺されるかもしれない』と書き込んだSNSを発見する。

法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、今回の被害者の俊也と、去年担当した事件の被害者で、両親の無理心中に巻き込まれた息子・田所信一(加藤峻也)は同じ高校の生徒だという。“同じ高校”という共通点に引っかかった天樹悠(東山紀之)が、無理心中事件の資料を調べたところ、信一がノートに『悪魔にとりつかれている』と書き記していたことがわかる。

また、天樹と野々村拓海(白洲迅)は、高校で二人の担任をしていた増沢育子(かとうかず子)と俊也の両親から、二人が親友だったことや、信一が亡くなって以降、俊也がふさぎ込んでいたという話を聞く。さらに、弁護士の木下和成(長谷川朝晴)のアドバイスに背中を押された両親から、心中事件が起きた夜に、信一を訪ねた俊也が田所家の方から走ってくる男を目撃していたことを告白された拓海は、俊也はその男を目撃したことが原因で殺害されたのではないかと推測する。しかし、俊也の部屋を調べていた天城は、両親の顔が黒く塗り潰された写真を発見し、事件にはもっと別の深い裏があるのではないかと考え始める。

そんな中、海老沢芳樹(田辺誠一)のもとに、東京拘置所から一通の手紙が届く。差出人は、富岡忠司(芹澤興人)――3年前に老夫婦を殺害し、海老沢が逮捕した死刑囚だ。海老沢が接見に行くと、富岡は過去にまだ自供していない殺人事件を起こし、それは“悪魔”の指示で実行したものだと言い始める。空き地を掘り起こすと…そこには富岡の供述どおりに白骨死体が!しかも死因は、信一らの無理心中で使われたものとまったく同じ成分の青酸カリによる中毒死であることが判明する。ここにきて“悪魔”というキーワードで3つの事件が繋がった――!さらに心中事件の前日、信一の父親・洋一(古川康)が同僚に「“先生”に会わなければならない」と意味深な発言をしていたこともわかる。“先生”と“悪魔”は同一人物なのか…?天樹ら専従捜査班が、“悪魔”の正体に迫る!

テレビ朝日「刑事7人」。出演:東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎ほか。

テレビ朝日「刑事7人」番組公式サイト

【2019年夏ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】