マッツ・ミケルセン演じる北極にたった一人取り残された男のサバイバル映画『残された者 -北の極地-』予告編解禁!

2019年08月06日10時50分映画

『ハンニバル』や『ドクター・ストレンジ』、『ローグ・ワン/スター・ウォ ーズ・ストーリー』で知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作、北極にたった一人取り残された男のサバイバル映画『残された者 -北の極地-』が11月8日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開!その予告編が公開された。

『残された者 -北の極地-』は、飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル・ドラマだ。極寒の白い荒野にたった一人取り残された男を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣だ。やがて、その孤独が終焉をむかえたとき、男は待つことをやめた。とどまることを捨てた。極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか?今、明日の「生」に向けて決意のサバイバルが始まる!



『残された者 -北の極地-』は、『キャスト・アウェイ』(00)や『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』(13)、『ゼロ・グラビティ』(13)、『オデッセイ』(15)など、孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、最も優れたサバイバル映画の1つと絶賛されている。平均気温-30℃、刻々と変わりゆく天気の中で撮影され、説明的な台詞、映像表現を一切削除することで、観客は自らがそこにいたらどうするかなどを考えながら観ることが出来る体感型映画にもなっている。監督を務めたのはブラジル出身のジョー・ペナだ。製作総指揮に「ハンニバル」のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、『グレイテスト・ショーマン』などを手掛けるジョセフ・トラパニーズが音楽を、そして「ゲーム・オブ・スローンズ」のクルーら強力な制作陣がリアリティを徹底的に追及した。そして、マッツ・ミケルセンがキャリア史上最高の演技で魅せる。

残された者今回解禁となった予告編からは、マッツに“これまで経験した中で最も過酷な撮影だった”と言わしめた過酷さがスクリーンを通じて伝わってくる。「SOS」の文字を大地に刻み、簗で魚を捕獲し、破損したプロペラ機を活動拠点に手作業で救難信号を探る。ようやく救助に来たヘリコプターが目の前で墜落し、女性パイロットが大怪我を追ってしまう。それまで不用意な移動を避け、目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。果たして、残された2人は生き残れるのか?一遍のサバイバル映画の枠を超えて、一種の人生訓、寓話ですらある様だ。そして、今回予告編のナレーションをマッツ・ミケルセンの過去作の日本語吹き替えを数多く手がけた声優・井上和彦が担当する。

■あらすじ
飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロット、オボァガードは、壊れた飛行機をその場しのぎのシェルターにし、白銀に包まれた荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという自ら定めた日々のルーティーンをこなしながら、救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、女性パイロットは大怪我を追ってしまう。目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。危険は承知。しかし、行動しなければ女に未来はなく、自身にも明日は来ないかもしれない。現状の安住を捨て、勇気ある一歩を踏み出すが・・・。



■作品情報
監督・脚本:ジョー・ペナ
共同脚本:ライアン・モリソン
製作:クリストファー・ルモール、ティム・ザジャロフ、ノア・C・ホイスナー 
音楽:ジョセフ・トラパニーズ
撮影:トーマス・エーン・トマソン
出演:マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ
2018年/原題:Arctic /アイスランド/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/97分/DCP/G/日本語字幕:チオキ真理
配給:キノフィルムズ/木下グループ
宣伝:ポイント・セット
© 2018 Arctic The Movie, LLC.

公式サイト
『残された者 -北の極地-』予告映像