京都の名産・宇治茶が事件を解く鍵?沢口靖子「科捜研の女19」第13話予告動画と第12話ネタバレあらすじ

2019年08月09日14時40分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」第13話は「科捜研の女season19」第13話は、宇治茶が事件を解く鍵となる!シーズンを通して京都の魅力も紹介してゆく「科捜研の女season19」は観光地だけでなく京都の名産も紹介!マリコは宇治茶に事件の鍵を見つけ出す!8月15日(木)夜8時よりテレビ朝日にて放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



8日放送の第12話は、ドモマリコンビが現場に出て行って事件の真相を探った。人の血液に含まれる抗体の話だった。血液型不適合で胎児を攻撃してしまうことを防ぐための薬が人の血液からできるということなどがわかった回だ。そんな事件の捜査をするために、ドモマリが花屋へ向かうと、そこの子供たちがマリコ(沢口靖子)を”プリンセス”として、土門(内藤剛志)を悪としておもちゃの拳銃で倒すシーンなどは、思わずほっこりとなるシーンであった。

シーズン19と現在放映中の連続ドラマの中で最長寿のドラマである「科捜研の女」であるが、脚本家・戸田山雅司は、安定した世界観の中に新旧の人材が同居できるのが魅力だという。榊マリコを演じる沢口靖子もシリーズの初期時代は上役に疎まれることも多かったが、最近では渡部秀演じる自由人の橋口呂太を暖かく見守る視点に立つことも多いという。

第13話は、宇治茶が事件を解く鍵となる。京都名産の宇治茶の魅力もマリコにかかると成分と匂いの分析になることは間違いない。科捜研メンバーの宇佐美(風間トオル)は大のお茶好きであり、今回の事件解決のために尽力するが、なんと「茶の道をなめている」とたしなめられてしまうという。次はどんな捜査方法で事件を解決するのか?

■前回(第12話)ネタバレあらすじ
神社の境内で、宝石店の警備スタッフ・春田光彦(モト冬樹)が脇腹を刺されて倒れているところを発見された。幸い一命は取り留めたものの、昏睡状態が続いているという。

榊マリコ(沢口靖子)らが臨場したところ、現場には花びらや赤い小さな実のようなものが散乱しており、どうやら春田が犯人に襲われた際、持っていた花束を振り回したようだった。また、地面には春田が指で記したらしいアルファベットの“Y”が3つ残されていたほか、春田の手帳の事件当日の欄に“赤い宝石”という言葉が書き込まれていたのも大きな謎だった。

土門刑事(内藤剛志)らが花束を販売したフラワーショップを突き止めたところ、現場に散らばっていたのは“ペッパーベリー”という樹木の実だと判明。店主・香坂めぐみ(大村彩子)はそれを”赤い宝石”と名付けて店頭に並べていたことがわかる。

その後、花束のバラのトゲに付着していた血液から、傷害や恐喝などで4度の逮捕歴がある男・諸星大地(石垣佑磨)のDNAが検出される。しかし、諸星は春田など知らないとシラを切るばかりで、2人の接点がまるで見当たらない。

だが、やがて2人を結ぶ意外な線が浮上する。それを知ったマリコは“3つのY”が指し示すものが人の抗体だと気が付いた。諸星の血液は特殊な抗体を持っていて、その血液からはグリブリン製剤というものが作り出せる。RHマイナスの母親がRHプラスの子供を妊娠した際に発生してしまう不要な攻撃から胎児を守ることができる薬だ。諸星は以前負傷した際、春田が勤めていた病院で治療を受け、その際、春田が諸星の血液の特殊性に気が付いたのだろうとマリコ達は予想した。しかし、諸星は春田を知らないといいはり、胎児が助かるなんて自分には興味がないという。

しかし、蒲原刑事(石井一彰)たちの調べで、諸星はずっと春田の研究のために、血液を提供していたことがわかった。血液の提供は6年前から行われていた。6年前は、キャバクラ店主が殺され、諸星が重要参考人として挙がっていた事件だ。春田に話しを聞くと、6年前の事件の際、諸星が血液をついた刃物を捨てたことを偶然に見かけて、諸星を脅して血液の提供をさせていたと言い出した。病院を辞めてからは年に何回か諸星にあい、血液の提供を続けているかを確認していたという。事件当日、いらいらしていた諸星が、自分が持っていた花束を振り回したという。別れた後、すぐに刺されたのでたぶん諸星に刺されたと思っていると春田は打ち明けた。

そして、6年前の凶器を提供し、マリコ達が鑑定するとそこには別の人の指紋が見つかった。春田を狙うのはもう一つの指紋の持ち主かもしれないと、春田の元を再度訪ねるマリコは、春田から刺された時に、香水の匂いがしたことを聞き出す。その匂いの持ち主は、小杉という諸星が入っていた半グレのリーダーだった。諸星に殺害をさせたのだった。小杉は春田が犯行のことを知っていると知り、春田を襲ったのだった。

極悪非道だった諸星だが、6年間の間に助けた胎児たちのことで、すこしずつ心を入れ替えていた。助けた子供の母親・めぐみからのサンクスレターをもらい、花屋に会いに行ったのだった。諸星は6年前の殺人で捕まったが、捕まる前に血液の提供を行っていた。

めぐみは花を買ったのが殺人犯であったことを聞き、人を殺してしまう人もいれば、人のために自分の血液を提供する人もいると感想を漏らす。そのどちらもが同一人物とは知らずに話した一言だった。



■第13話あらすじ
宇治川のほとりで、宇治茶の老舗“久住茶寮”の職人・橋本俊介(川野直輝)の遺体が発見された。榊マリコ(沢口靖子)らが検視した結果、死因は鈍器で頭部を殴打されたことによる“急性硬膜下血腫”と判明。しかし、殴打されてから死亡するまで1時間ほど空いており、どこか別の場所で襲われた後、自身の足で移動し、遺体発見現場で息絶えたものと思われた。また、遺体のズボンのすそ部分に数種類の細かい茶葉が付着していたが、職場である“久住茶寮”が扱っている茶葉とは一致しなかった。

“久住茶寮”主人・久住博之(藤田宗久)とその妻・花枝(萩尾みどり)に事情を聴いたところ、元職人・角倉長治(松澤一之)が捜査線上に浮上。ギャンブル好きの角倉は、足を洗うと久住らに約束したにもかかわらず、こっそり賭けマージャンに興じているところを橋本に見つかり、5年前に解雇されたという。

その角倉が、1年ほど前から京都で緑茶カフェを開いていたことが判明!カフェで使われている茶葉を調べるため、マリコはお茶に詳しい宇佐見とともに店を訪ねるが、宇佐見は角倉から「茶の道をなめている」とたしなめられてしまい、すっかり消沈してしまう…。

そんな中、“宇治茶グランプリ”が開催され、久住は自身が合組(ごうぐみ=ブレンド)した茶を出品する。ところがその会場に角倉が現れて…!?

木曜ミステリー「科捜研の女season19」はテレビ朝日にて毎週木曜夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰/松澤一之/萩尾みどりほか。Twitter公式アカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト

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