科捜研の女・沢口靖子vs秘密を守る葬儀社の女!「科捜研の女19」第14話予告と第13話ネタバレあらすじ

2019年08月16日11時38分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」第14話は真実のために突き進む榊マリコ(沢口靖子)の前に、頼まれた秘密は遺族にも隠し通す秘密屋の女が現れた!隠したい秘密の中にこそ真相が!8月22日(木)夜8時よりテレビ朝日にて放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

15日放送の第13話は、京都名産の宇治茶が事件を解く鍵となった。お茶の調合のことを”合組(ごうぐみ)ということや、最高のお茶を出すために栽培でのきの使いよう、合組での挑戦などいろいろな面が描かれた。そして、真剣な表情で”まずいお茶”を出すマリコ(沢口靖子)には安定の感が感じられた。ドラマ中盤まで犯人だろうと思われていた元職人・角倉長治(松澤一之)の師匠思いな心に視聴者は惑わされた回であった。



第14話は、葬儀社の女との対決が見れる。依頼された秘密は遺族にわからないように始末する”秘密屋”と呼ばれている葬儀社の女を中島ひろ子が演じる。また、第14話には人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎ役や、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役、「ドラえもん」ののび太のママ役など、幅広いキャラクターを演じてきたベテラン声優・三石琴乃が謎の美女役を演じる。三石は声での出演はあったものの、ドラマに俳優として登場するのは人生で初めてという。三石は「今回のエピソードは、いつもの科捜研の女とはテイストの違うドラマになっているかもしれません。でもちょっとホロっと切なく、そして最後には、きっとあなたの心にグッと余韻の残るお話です」と、みどころも宣伝している。

■前回(第13話)ネタバレあらすじ
宇治川のほとりで、宇治茶の老舗“久住茶寮”の職人・橋本俊介(川野直輝)の遺体が発見された。榊マリコ(沢口靖子)らが検視した結果、死因は鈍器で頭部を殴打されたことによる“急性硬膜下血腫”と判明した。しかし、殴打されてから死亡するまで1時間ほど空いており、どこか別の場所で襲われた後、自身の足で移動し、遺体発見現場で息絶えたものと思われた。また、遺体のズボンのすそ部分に数種類の細かい茶葉が付着していたが、職場である“久住茶寮”が扱っている茶葉とは一致しなかった。

“久住茶寮”主人・久住博之(藤田宗久)とその妻・花枝(萩尾みどり)に事情を聴いたところ、元職人・角倉長治(松澤一之)が捜査線上に浮上した。ギャンブル好きの角倉は、足を洗うと久住らに約束したにもかかわらず、こっそり賭けマージャンに興じているところを橋本に見つかり、5年前に解雇されたという。

その角倉が、1年ほど前から京都で緑茶カフェを開いていたことが判明した。カフェで使われている茶葉を調べるため、マリコはお茶に詳しい宇佐見とともに店を訪ねるが、宇佐見は角倉から「茶の道をなめている」とたしなめられてしまい、すっかり消沈してしまう。門倉の店はお茶の値段やお茶請けのお菓子の値段もぼったくりと思わせるほどの高額だったが、マリコは茶葉を調べるために門倉の店にある茶葉をすべて買って帰り、科捜研でお茶の分析を開始した。

そんな中、“宇治茶グランプリ”が開催され、久住は自身が合組(ごうぐみ=ブレンド)した茶を出品する。ところがその会場に角倉が現れて、不審な動きをする。花枝はそれをみて、警察に連絡し、土門(内藤剛志)と蒲原(石井一彰)が現場に向かう。久住のお茶が披露されるが、参加者はみな一様に不味いと顔をしかめた。優勝はもちろん別のお茶屋が出展したものとなった。

橋本の足に付着していた土からお茶の栽培をしている場所が浮かんだ。そこへ調査に出向くと角倉の作業場があるという。そこを調べてみるとそこにもお茶の合組を試しているものが多数見つかった。マリコと宇佐美はそこのお茶も回収し、調査する。するとその中の一つが橋本の服に付着していたものと一致する。橋本が門倉の作業場を訪問していたことが明らかになった。所長の日野(斉藤暁)は缶についている文字が橋本のものであることを証明した。また、缶には橋本の指紋ばかりついていた。

マリコは久住が出展したお茶を淹れ、門倉たちに出した。土門や蒲原が飲んでもわかるほど不味いものだった。マリコは久住が味覚障害だったのではないかと思い、角倉を問い詰める。橋本は久住の味覚障害を隠すため、自らが合組したものを久住茶寮で出していた。そして、グランプリに出展するもののため、角倉に頭を下げて合組を習いに来ていた。本来は、橋本が作ったものを事前に差し替えて置く予定だったが、グランプリの前日に尋ねてきた橋本の試飲の依頼を後回しにしてしまった角倉だった。角倉が飲んで12時頃に帰ると玄関先に茶筒が置いてあった。角倉はそれをグランプリ会場で久住のものとすり替えようとしたが他の出展者が現れたため、できなかったという。お茶の交換はしようとしたが、自分は橋本を殺していないという。

橋本を殺したのは、緑茶カフェに出資していた資産家の女だった。女は角倉との将来を夢見て、緑茶カフェにも出資し、結婚しようと思っていたが、橋本が角倉を久住茶寮に戻そうとしていることを知ってかっとなって殴ってしまった。頭部を二回殴られた橋本はなんとかお茶を角倉に届けようと歩いて行ったのだった。そのことを聞いた角倉は久住になんどでも頭を下げ、許してもらおうと出て行った。



■第14話あらすじ
内科医院の元院長・瀬田一郎(鶴田忍)が、自室で何者かに殺害された。夜9時半ごろ大きな物音がしたため、妻の春子(梅沢昌代)が様子を見に来て遺体を発見したという。死因は、側頭部を細い凶器で強打されたことによる脳挫傷。犯人と争った際に本棚が倒れたのか、現場の部屋には本が散乱しており、春子が聞いた物音もそのときのものと思われた。

臨場した榊マリコ(沢口靖子)たちは、室内から1通の”葬儀契約書”を見つける。一郎本人が生前予約したらしいが、春子はもちろん、同居する息子・彰(阪東浩考)、その妻・弥生(西村亜矢子)、孫・和真(大地伸永)も寝耳に水の話のようだった。

直後、司法解剖に入ろうとするマリコの前に、葬儀プランナー・神城峰子(中島ひろ子)が現れる。峰子は一郎が葬儀の生前契約を結んだ相手で、一郎が死後すみやかに火葬するよう望んでいたことを明かし、解剖が終わり次第、遺体を預かると申し出る。解剖医・風丘早月(若村麻由美)によると、峰子は墓場まで持っていきたい秘密を遺族に絶対バレないようにする葬儀プランナーとして有名で、同業者の間で”秘密屋”と噂されているという。一郎には、家族に隠し通したい秘密があったのか…!?それは、いったいどんな秘密だったのか…!?

そんな中、現場に落ちていた透明な微物が、マニキュアのトップコートの破片だと判明。マリコは峰子の爪が割れていたことを思い出すが…!?

木曜ミステリー「科捜研の女season19」はテレビ朝日にて毎週木曜夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰/松澤一之/萩尾みどりほか。Twitter公式アカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト

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