興雲大学法医学教室に運ばれた遺体は朝顔（上野樹里）がよく知る人、幼なじみ三郎（きづき）の妻・結衣（松長ゆり子）だった！動揺した朝顔は手が震えてメス持てず茶子（山口智子）から解剖室から出るよう命じられる…フジテレビ9日（月）夜9時より「監察医 朝顔」第9話を放送！予告動画は番組公式サイトで公開されている。

2日放送の第8話視聴率が10.2％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった「監察医 朝顔」。これで8話連続2ケタをキープと高視聴率が続いている。



■24時間戦えますか？
第8話で思いがけないシーンが登場した。昭和世代には懐かしい、あのCMを思い出させるワンシーン。早朝から出かける平（時任三郎）に真也（風間俊介）が冷蔵庫から栄養ドリンクを差しだす。そのラベルを見ると「アゲイン」。えっ！？リゲインじゃなくてアゲインなの？と思った視聴者は多かったはず。

日本がまだバブル経済で絶頂期を迎えていたころ、巷では「24時間、戦えますか」というキャッチコピーが流行った。これは栄養ドリンク「リゲイン」のCMで、当時は時任三郎が出演していた。そのCMを覚えている世代はSNSで大盛り上がり。ネットでは「リゲイン」がトレンドワードに上がった。

■不詳の死（第8話ネタバレ）
興雲大学法医学教室に解剖依頼が入る。執刀したのは朝顔（上野樹里）と光子（志田未来）。遺体は23歳の主婦・山本莉奈（小林由依）。自宅で倒れているところを夫・達哉（渡辺翔太）に発見されるも、すでに莉奈は死亡していた。

朝顔らは莉奈の遺体を解剖するも、外傷、病変はなく死因を特定することができなかった。唯一、脳動脈が細いという症状はあったものの、死因に繋がるものではなかった。死亡する直前、莉奈は貧血と目眩で入院した。達哉は病院の医療ミスではないかと訴える。

そんな達哉の思いに答えたい朝顔たちは、再度解剖に挑むも…やはり死因を特定することはできなかった。「何もできなかった」と涙する光子に茶子（山口智子）は「医学は万能ではない。不詳の死としなければならないご遺体があることは事実です」と言った。

結局達哉には、最後まで死因を特定することができなかったと謝罪。しかし、莉奈の脳動脈が細いこと、さらに莉奈の母が若くして急死していることから「モヤモヤ病」の疑いがあることを告げる。難病指定されている病気で、貧血、目眩などの症状があり、脳梗塞や脳出血の原因になる。

モヤモヤ病は遺伝の可能性もある。莉奈の母が急死したのも、モヤモヤ病の可能性もあった。朝顔は、残された莉奈の娘にもモヤモヤ病が遺伝している可能性があるので、検査をしたほうがいいと達哉に伝えた。

こんなふうに、物語の結末が「不詳の死」で締めくくられるとはちょっと意外である。監察医がご遺体を解剖して死因を特定する…というドラマの根底を揺るがすような結末に多くの視聴者は衝撃を受けたようだ。SNSには衝撃の結末に驚きを隠せないというツイートが続出した。


■第9話あらすじ
興雲大学法医学教室に運ばれてきたご遺体は、朝顔（上野樹里）の幼なじみで、「もんじゃ焼さぶちゃん」の店主・浅井三郎（きづき）の妻・結衣（松長ゆり子）だった。朝顔は気を落ちつかせて解剖に取り組もうとするが、動揺してしまい、手が震えて何度もメスを落としてしまった。見かねた茶子（山口智子）は朝顔に邪魔だから解剖室から出るよう命じた。

結衣は自宅の階段前で頭を打って死亡。背中から落ちたようで仰向けに倒れていたのだが、背中には傷が少なく、重篤な損傷は頭蓋骨と頸椎だった。

丸屋（杉本哲太）は誰かに突き落とされたのではと事件性を疑う。朝顔は、他殺なんてありえない、三郎が事件を起こすなんてと訴えるのだが…。

フジテレビ9月9日（月）夜9時より月9ドラマ「監察医 朝顔」9話を放送。原作：香川まさひと・漫画：木村直巳・監修：佐藤喜宣『監察医 朝顔』（実業之日本社、）。出演：上野樹里／時任三郎／風間俊介／志田未来／森本慎太郎（SixTONES／ジャニーズJr.）／山口智子／杉本哲太／柄本明ほか。番組公式Twitterアカウントは「@asagao_2019」。第9話予告動画は番組公式サイトで公開されている。

◇フジテレビ月9「監察医 朝顔」番組公式サイト

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