東山紀之「刑事7人」第5シーズン第9話 71年前の事件の模倣犯出現?!第8話ネタバレあらすじと予告動画

2019年09月05日10時40分ドラマ
@テレビ朝日

東山紀之主演「刑事7人」シーズン5第9話の過去の事件はなんと71年前!初めて致死性を持つ毒を使った殺人事件の裏に71年前の事件の真相も見え隠れする!天樹(東山紀之)のレトロなスーツ姿も必見!テレビ朝日「刑事7人」9月11日(水)夜9時から第9話放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



4日放送された第8話は、高齢者を狙う詐欺集団の話であった。一番の黒幕が福祉課の職員であり、高齢者の年金相談会を利用して個人情報を聞き出し、下っ端に犯罪をさせるという高齢者から見たら防ぎようのない事件であった。殺害された元警官・一戸琢也(金井勇太)が詐欺のグループに居ながらも、改心して高齢者の現金を隠して詐欺から防いだことが救いであったが、せっかく改心したにも関わらず殺されてしまった。第8話は、野々村拓海(白洲迅)が大活躍だった。殺害現場にいた老婆から話を聞き、老婆の信頼を得ることで殺人事件の犯人へとたどり着いた。

いつもはスーツ姿で捜査に当たっている「刑事7人」の面々であるが、先日、現場のレアなオフショットが公開された。難事件を解決するため真剣な顔をしていることが多いが、その鬱憤を晴らすかのように満面の笑みの東山紀之達の姿はテレ朝POSTにて。

第9話の過去の事件はなんと71年も前だ。冤罪の可能性もあった帝銀事件の犯人とされている画家と、模倣犯のような犯罪の犯人にはなにか関係があるのか?71年前の時空に入り込んで捜査する東山紀之のレトロなスーツに帽子姿も見逃せない。

■第8話ネタバレあらすじ
上半身裸、トランクス一枚に靴下と革靴だけを身に着けた男の遺体が見つかり、専従捜査班が臨場する。野々村拓海(白洲迅)が、ぼう然と立ち尽くしている老婆に声を掛けたところ、菅原充子(赤座美代子)というその女性は、被害者が“工藤”という交番の巡査だと言う。情報をつかんだと張り切る拓海だが、海老沢芳樹(田辺誠一)から被害者の身元が判明したと連絡が入る。指紋から特定された被害者は一戸琢也(金井勇太)という元警察官だ。充子のいう“工藤”ではない…と、肩を落とす拓海だが、現場にいた制服警官から充子が認知症を患っていると聞かされる。

気を取り直して充子を自宅まで送った拓海は、手料理をごちそうになることに。すると、おいしそうに食事する拓海を見た充子が、ふと何かを思い出したかのように、つい先日家に来た“工藤”の右頬には傷があったと言い始める。後に、東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)から、被害者の右頬に外傷があるという解剖所見を聞いた拓海は、一戸と“工藤”が同一人物だと確信する。

一方、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班のメンバーが捜査を進めるうちに、一戸が定職に就くことができずかなり切り詰めた生活を強いられていたこと、借金を抱えていたこと、それにも関わらず高齢者向けのボランティアに参加しようとしていたことがわかる。

そんな中、殺害現場近くの公園のゴミ箱から一戸の血痕が付着したニセモノの警察官の制服と制帽が見つかる。一戸はアパートから出てゆくときにいつも黒いバックを持っていたという目撃があるが、それはニセ警察官の服装を入れているためだった。

警察官の制服を着た一戸は“工藤”と名乗り、充子の家に出入りしていたのかと天樹が拓海に再度充子から話を聞いてくるよう指示した矢先、事態は急転する。一戸が元宮洋祐(佐野弘樹)というチンピラとつるんでいたことが判明する。その本宮は副市長・森川に対する暴行事件を起こしていた。森川は美人局にあい、そのことを本宮から脅されていた。美人局の現場には一戸もいた。

野々村は、充子に一戸の写真を見せ、警察をやめていたことも教える。そして騙されたりしていないかと確認すると、騙されそうになった時に一戸が助けてくれたという。その際に、一戸に金庫を見せて確認したという。その時にあった1,000万はいまはなくなっていた。墓参りに行くように充子に言っていたほど優しい一戸がお金をとったとはどうしても充子は信じられなかった。野々村は優しい充子を騙したことに怒りをたぎらせていた。

本宮と一戸はグルになって充子をだましたと考えた専従捜査班は再び充子の家に行く。光子の家には白アリ業者が点検に来ていたことがわかる。その隙に一戸が金庫から金を奪ったと考えた。白アリ業者は本宮ではなく、猫が嫌いだということがわかった。仲間はもっといる。そんな時、本宮の死体が見つかった。遺体を埋めようと途中まで土を掘っている跡はあったが、遺体を埋められてはいなかった。遺体には犯人の唾液がついていた。

充子と同じような被害にあっていたのは、あと2人いた。長寿を祝う会で、充子たちは森川とあっていた。本宮に脅されて森川が個人情報を流したのかと捜査したが、森川は個人情報を得ていなかった。長寿を祝う会の後に、年金相談会があったことを聞きだした。その参加者の中に、福祉課の津島がいた。

黒幕は津島だった。副市長の美人局も副市長が女好きと知っている津島がたくらんだものだった。本宮が暴行事件を起こしてしまったため、アポ電詐欺に切り替えたのだった。津島は「割がいいんでねー汗水たらして働くより」と老人をねらったことを認めた。そして本宮殺害は認めたが、一戸のことは本宮が殺したという。金もなかったという。

一戸を調べていた野々村は、一戸が警察を辞めたのは親の介護のためであり、決して悪い人間ではなかったこともわかった。一戸や本宮たちに金を奪われないように、事前にお金を墓に隠していたのだった。そして、墓には充子にあてた「騙していてごめんなさい。あなたに会えてよかった」という手紙が入っていた。泣き崩れる充子を前に、野々村は「優しい警官になる」と声をかけた。



■第9話あらすじ
ベンチャー企業の社長で投資家の村野真(かないしゅう)ら4名の男女が会議室で死んでいるのが見つかり、専従捜査班が臨場する。村野は"貴田竜介"と書かれた名刺を握りしめており、現場からは現金2000万円がなくなっていた。天樹悠(東山紀之)は、被害者4人に対し、テーブルにグラスが8脚も残されていることに疑問を感じる。

東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)によると、被害者の体内からは、2種類が合わさった時に初めて致死性をもつ変わった毒物が検出されたという。また、現場に残されていたグラスに付着していた唾液から、一人2杯ずつ飲んだことも判明。天樹は、現場に2種類のお茶も残されていたため、それぞれを飲み比べさせたのではないかと疑う。

水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、被害者の村野が握りしめていた名刺の人物・貴田竜介(尾崎右宗)のもとへ向かう。貴田は、村野が握りしめていた名刺と同じものは、とあるセミナーで名刺交換する際に100枚ほど配ったという。名刺交換した相手から貴田の名刺を回収できなかったのは6人。その6人の名前を見た野々村拓海(白洲迅)は、"松井章"の名を指差し、この人は現代アートの画家・松井章(須賀貴匡)だと断言する。また、現場付近で不審者を目撃し、通報した介護センターの職員・吉井理(清水尚弥)に松井の面通ししてもらった結果、自分が見た男は松井に間違いないと言う。

さらに、松井が事務所の口座に事件現場から消えたのと同額の2000万円を入金していたことも判明し、一気に松井の容疑が濃厚に…!

しかし、古い資料を読み返していた天樹は、今回の事件と71年前に起きた事件とが酷似していることに気付く。71年前に捕まった犯人は画家で死刑が確定しているが、当時から現在に至るまで冤罪を叫ぶ声が高いという。松井を落とすべく取り調べを進める専従捜査班のメンバーだが、天樹は71年前の事件をなぞったかのような今回の事件に、“むしろ本当に松井が犯人なのか?”と疑問を感じ始める。

そんな中、松井には犯行時刻にアリバイがあることが判明。では、目撃者の吉井は、なぜ松井を見たと断言したのか…。専従捜査班は吉井の周辺を洗い始める。一方、71年前の事件を調べ続ける天樹の前に、驚がくの事実が…!

テレビ朝日水曜夜9時より「刑事7人」を放送。出演:東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎ほか。Twitter公式アカウントは「@keiji_7nin」。

テレビ朝日「刑事7人」番組公式サイト

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