【最終回ネタバレ】NHK「サギデカ」今宮(木村文乃)vs廻谷(青木崇高)最終対決の結末は!?見逃し配信

2019年09月30日07時00分ドラマ
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番頭(長塚圭史)に拉致暴行された加地(高杉真宙)から連絡を受けた今宮(木村文乃)!番頭、首魁(田中泯)逮捕に向け一気に動き出す!本当の黒幕、廻谷(青木崇高)を逮捕することができるのか!?NHK総合土曜ドラマ「サギデカ」最終回(第5話)は28日放送された。NHKオンデマンドにて全話見逃し配信中。

■すごくいい人そうだったのに…
主人公・今宮夏蓮(木村文乃)といい感じな関係になった廻谷誠(青木崇高)。同じバイクの趣味でツーリングを楽しむなど、このまま行けば交際に発展すること間違いなし!だったのに、まさか廻谷が詐欺グループ側の人間だったとは。



イケメン、企業家(金持ち?)で優しくて同じ趣味で意気投合する間柄。世の中、こんな高スペックな男性とめぐり逢えるチャンスはそうあるもんじゃない。おばあちゃん(香川京子)ウケもよかっただけに、2人の関係が発展しなかったことが残念でならない。

衝撃の展開、そして劇的なラストだった「サギデカ」。全5話と連ドラとしては短めだが、ぜひともシリーズ化を希望。今宮夏蓮という猪突猛進な女性に魅力を感じるドラマだった。

■最終回ネタバレあらすじ
番頭(長塚圭史)に拉致され暴行を受けた加地(高杉真宙)は、番頭が運転する車のトランクに押し込められる。虫の息だった加地は、なんとか携帯で今宮に連絡。その情報を基に、捜査二課は一気に動き出す。

そんな中、一度着替えを取りに帰宅した今宮(木村文乃)を廻谷(青木崇高)が待ち受ける。「すぐに戻らなければならない、あなたと話しているヒマはない」と言う今宮に廻谷は「1つだけ聞きたいことがある。大きな成果が得られる、たくさんの人が救われるために小さな不正は許されますか?」と。

今宮は「ダメだと思います」と答える。さらに「わたしは目的のためルールを無視して犠牲者を出した。私は間違った。あなたには間違わないでほしい」と言う。そんな今宮を抱きしめる廻谷。

加地の情報から番頭こと古川奨也の身元が明らかになる。さらに古川と繋がっている首魁が国玲会系桑原組組長・桑原傑(田中泯)だと判明。桑原は墓参りのため古川が運転していた車で田舎の温泉へ行く。トランクの中に加地がいることを桑原は知らない。

桑原を尾行する捜査二課。温泉宿の駐車場で桑原がトランクを開けたところで突入。暴行容疑で桑原を逮捕。加地の身柄も確保し病院へ運ばれた。その後、古川も逮捕された。

その後、桑原は振り込め詐欺の件でも立件される。古川は桑原と廻谷が連んでいることを自白する。警察上層部は今宮が廻谷と関係があることを問題視する。しかし今宮も古川の自白で初めてそのことを知った。だが上層部は今宮が刑事だと知って廻谷が近づいたのでは、と勘ぐる。



そんな中、今宮は廻谷の取り調べをする。「16年前、絶対捕まらない振り込め詐欺のメソッドを作ったのはあなたですか?」という問いに廻谷は「そうです」と答える。廻谷は振り込め詐欺は平和的に金を集められる有効な手段と主張。振り込め詐欺は世の中の流れであり、犠牲者が出ることは仕方が無いと割り切る。最後まで今宮は、廻谷の意見に賛同することはできなかった。

一方、手塚(遠藤憲一)は廻谷が新薬承認のために国会議員に接触した贈賄の疑いがあることをつかむ。しかし議員のほうから圧力がかかり、警察上層部より捜査ストップをかけられてしまう。結局廻谷を、振り込め詐欺(すでに時効)、贈賄容疑でも立件することができなかった。

その後、廻谷が開発した新薬が承認され、多くのガン患者の希望になるとニュースで大きく報じられた。そのニュースを複雑な思いで見つめる今宮。その後、所轄に異動となった今宮。なんとか廻谷立件できる証拠集めに翻弄する。そこで、廻谷が最後に関わったと思われる詐欺の証拠を掴んだ今宮。振り込め詐欺の電話の通話記録を入手。手塚は懇願する今宮に根負けして、通話記録を科捜研に回すことを約束してくれた。

退院した加地は懲役6年の刑が確定した。東京拘置所に面会に行った今宮は、加地に出所したらうちの焼き鳥を食べに来なさいと声をかける。加地は今宮に、拾ったiPodを預かっててほしいと言う。必ず取りに行くからと…。

NHK総合土曜ドラマ「サギデカ」最終回(第5話)は9月28日に放送された。再放送は総合10月2日(水)深夜24時55分より。出演:木村文乃/高杉真宙/眞島秀和/足立梨花/長塚圭史/鶴見辰吾/青木崇高/遠藤憲一ほか。NHKオンデマンドにて全話見逃し配信中。

NHK総合 土曜ドラマ「サギデカ」番組公式サイト

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