【<ゴジラ・フェス2019>レポート】25,000名超のファンがゴジラの誕生日を祝福!

2019年11月07日10時02分芸能

ゴジラ生誕65周年となる今年、3回目となるゴジラ生誕を祝うフェスイベント<ゴジラ・フェス2019>が、昨年に続き、新・ゴジラ像を守り神とする日比谷ゴジラスクエア、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場にて開催された!オフィシャルレポートが到着したのでご紹介、ゴジラオフィシャルサイトにて関連動画が視聴できる。



当日は、昨年を上回る25,000名を超えるお客様がゴジラの誕生日を祝いに会場まで駆けつけた。ステージで行われたイベントのほかにも、会場には、ゴジラ・フェスではお馴染みとなったゴジラフード「Gフード」が用意されたフードトラックをはじめ、2020年夏に兵庫県立淡路島公園内の「ニジゲンノモリ」にてオープン予定の「ゴジラ迎撃作戦~国立ゴジラ淡路島研究センター~」の1/20の模型、輪投げやヨーヨー釣りなどのファミリーコーナーなどを設置。

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また「ゴジラ・フェス」限定商品や先行販売となる商品が多数販売された<ゴジラ・ストア日比谷出張所>でも多くの商品をファンが買い求める盛況振りを見せた。展示コーナーでは、機龍隊のユニフォームなど、ゴジラ映画で使用された貴重な衣装や、スーツとジオラマで組まれたフォトスポットなどが展示され、フィギュアを飾って写真撮影を楽しめるミニジオラマコーナーも設置。ゴジラの世界観にファンが酔いしれた。

<ゴジラ・フェス 2019>のオープニングを飾ったのは、1954年「ゴジラ」の主演で芸能生活65周年を迎えられた宝田明と、ゴジラのキャラクターデザインなどを手掛けた漫画家の西川伸司。多くのファンに見つめられる中、巨大なキャンバスに西川伸司がライブドローイングで初代ゴジラを描くと、会場は大盛り上がり。完成後には宝田明が登壇。

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「待ちに待った今年の<ゴジラ・フェス 2019>!皆さまよくお集まりくださいました!」と挨拶。宝田が「第1作目の『ゴジラ』を映画館で見た人はいらっしゃいますか?」と会場に問いかけると、”自身の祖母が見た!“と手を挙げる小さなゴジラファンが。ファンの登場に喜んだ宝田が、「後でサインを描いた色紙をプレゼントします!」と神対応。会場のファンからも大きな拍手が送られた。

続けて、「これからまだまだゴジラの映画を作っていくと思いますが、最後まで皆さまの温かいご支援をいただきながら、すくすくこのゴジラが世界のゴジラとして飛躍するようにお力添えいただけますと幸いです」とアピールし、この日のために用意されたゴジラ65周年記念酒樽の鏡開きで開会を高らか
に宣言した。

ステージでは、記念すべき第1作目『ゴジラ』(1954)の“初代ゴジラ”や『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)のゴジラとハイタッチが出来るスペシャルイベントも実施され、多くのファンによって長蛇の列ができるなど、大盛況。グランドセイコーとコラボレーションした「<Grand Seiko> Sport Collection Godzilla 65th AnniversaryLimited Edition」の発売を記念したトークショーも開催された。

さらに、YouTubeチャンネル「東宝特撮チャンネル」にて放送中の、「怪獣人形劇 ゴジばん」初の生上演を実施。全公演が即完売となり、かわいらしく、迫力も満点の上演に、終演後には大きな拍手が送られるなど、ファンは満足した様子だった。



さらに、ステージにサプライズで『ゴジラ』(2014)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)でモーションキャプチャーアクターを担当したT・J・ストームが急遽ステージに登壇。<ゴジラ・フェス 2019>のために来日したというストームは、「ここにいらっしゃるゴジラファンの皆さまがいらっしゃったからこそ、ゴジラが私たちの中で65年間生き続け、私が重要な役をやらせていただくことができ、ここでお会いすることができました」とゴジラファンによる歓迎に感激。ステージに登場した後には、ファンが大興奮でサインを求めた。

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そして11月3日(日・祝)に“ちびゴジラ”のダンスミュージック「ゴジゴジちびゴジラ」が発売となることを記念して、ミュージックビデオに出演している小島よしおが登壇したちびゴジラダンスのお披露目イベントも開催。来場した子どもたちから「よしおおにーさーん」と呼ばれて小島よしおがステージに登場すると、真っ先にちびゴジラの元へ向かい熱い抱擁を交わした。“ちびゴジラバージョン”の衣装で登場した小島よしおは、(帽子と手袋をさして)「ここ、すごく暖かいです」と強調。ちびゴジラバージョンでは、海パンにも小さなちびゴジラがたくさん描かれていた。そしていよいよ来場した子どもたちやちびゴジラと一緒に「ゴジゴジちびゴジラ」を踊ると、みんな元気一杯。「すごい盛り上がりましたね!」と満足した様子だった。また「見ての通り、息が上がってしまいます。子どもたちだけでなく、お母さんやお父さん、そして大人たちにもおすすめ、エクササイズとしても優秀です」と紹介した。

そしてフェスの最後を締めくくるのは、特設ステージでは昨年も好評だった、お酒を飲みながらゴジラトークをする「居酒屋ゴジラ」。今年は、数々のゴジラ作品を世に送り出した富山省吾プロデューサーに加え、『ゴジラvsビオラン
テ』『ゴジラvsキングギドラ』の大森一樹監督、『ゴジラvsモスラ』『ゴジラVSデストロイア』の大河原孝夫監督、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラXモスラXメカゴジラ 東京SOS』の手塚昌明監督、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の金子修介監督といったゴジラ・レジェンドたちが登壇。イベントに一堂に会するのは、初めてという5人がお酒を飲みながら、それぞれ監督した作品の撮影当時のエピソードや好きな
怪獣などについて、ゴジラファン必聴のトークを繰り広げた。“もしもう1本ゴジラ映画を手掛けるとしたら?”というトークテーマでは、富山プロデューサーが「僕はメカゴジラを主人公にして、ミニチュアで着ぐるみで、2年に1本くらいそういうメカゴジラシリーズを作ることを提案したいと思います」とコメント。手塚監督も「やっぱりキングギドラは魅力的な怪獣だなと思います!」とお気に入りの怪獣を登場させることをファンと一緒に妄想し、盛り上がった。



またこの日はゴジラの65歳の誕生日ということで、この日のために特注したゴジラの誕生日ケーキが運び込まれ、会場に集まったファンと5時55分にお祝いをした。トークショーの最後にはそれぞれ「やっぱりゴジラは着ぐるみがいいなぁと思いました。ビオランテの最後に『本当の怪獣はそれを作った人間だ』というセリフがあるんですが、その時に怪獣の中に人間が入っている方が、説得力があるのかなと思います。ゴジラをこんなに愛してくださって、ありがとうございます」、大河原監督が「この会場に小さなお子さんも参加してくださっています。次の世代、さらに次へとゴジラを継承していって欲しいと思います。これからも宜しくお願いします」、金子監督が「<ゴジラ・フェス 2019>を楽しませていただいて、初心に戻りました。頑張って怪獣、そして映画に向かっていきたいと思います。本当に力をくださってありがとうございました」と会場に集まったゴジラファンへ感謝を述べた。最後には豪華賞品が貰える、じゃんけん大会も実施。貴重な賞品の数々にファンによる熱戦が繰り広げられた。

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