【最終回】NHK16日 井上真央主演「少年寅次郎」寅次郎、いよいよ旅に出る!?第5話予告動画

2019年11月10日08時50分ドラマ
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光子(井上真央)がしきりに腰を痛がるようになり、心配する家族…しかし平造(毎熊克哉)だけは知らん顔!そんな父親が許せない寅次郎(井上優吏)は…いよいよ最終回!寅ちゃんは!?そしてお母ちゃんはどうなる!?NHK総合16日(土)夜9時より「少年寅次郎」最終回(5話)を放送、番組公式サイトにて予告動画配信。



寅さんといえば、女性に惚れっぽい性格なのは有名だが、それは子どものころからだったようだ。第3話では裏の工場で働くさとこ(森七菜)に、そして第4話では散歩先生(岸谷五朗)の娘・夏子(井頭愛海)に一目惚れする。決してイケメンではないが、心が広くてあったかい寅さん。

実際に、あんな人がいたらけっこうモテるんじゃないだろうか。包容力がある男性って、容姿抜きにけっこうモテる。心優しく惚れっぽく、でも必ずフラれてしまう寅さん。そんな寅さんは、世の男性の憧れでもあるのだ。

■寅ちゃん、父に怒り爆発!(第4話ネタバレあり)
実の子だが、寅次郎にいつも辛くあたる父・平造(毎熊克哉)。そんな父親に対し、反発心を抱く寅次郎(井上優吏)。親子の関係が少しずつ変わってきた。光子(井上真央)も最近寅次郎が大人になってきたことを感じていた。父から酷いことを言われると寅次郎が怒った顔をするようになったと心配する。

第4話では、寅次郎の生みの親・お菊(山田真歩)が突然現れ、寅次郎は困惑。お菊は寅次郎に万年筆を差しだす。それは寅次郎のために買ってきたもの。「どうかもらっておくれ」というお菊に戸惑う寅次郎だったが、散歩先生に促されてそれを受け取った。

後日、散歩先生宅に招かれた寅次郎。散歩先生は娘に叱られたと打ち明ける。寅次郎の気持ちも確かめないでお菊に合わせたのは悪かったと謝る散歩先生。大の大人の男が、自分に頭を下げるなんて、と恐縮する寅次郎。父親とは真逆の大人がいることを知る。そんな中、寅次郎は夏子のヴァイオリンが亡き母のもので、母のためにもヴァイオリニストになるという夏子に心打たれる。

くるまやに夏子が団子を買いにやってきた。夏子が持っていたヴァイオリンに興味を持つさくらは、触らせてもらって大喜び。そんなさくらを見て、平造はいちいち「ヘッ」と悪態をつく。その度に、イラっとする寅次郎。

夏子が帰ると平造は「なにがヴァイオリンだよ。気取りやがって、イライラする」と言い放つ。それまでじっとガマンしていた寅次郎は平造に殴りかかろうとする。それをおいちゃんが必死で止める。寅次郎、初めての反撃に驚く平造。そして泣き出すさくら。寅次郎はそのまま外へ行ってしまう。光子は寅次郎を追い掛けようとするのだが、腰の傷みがひどく追い掛けられなかった。

■気になる光子の容態
第4話では、ちょいちょい腰痛に苦しむ光子の姿が描かれた。「年だからかしらねぇ」なんて言っていた光子だが、あの痛みは単なる腰痛ではなさそうだ。劇場版『男はつらいよ』ではすでに平造、光子は亡く、くるまやはおいちゃんとおばちゃんがあとを継いでいる。

意外と平造、光子は早世だったのかもしれない。それが、寅次郎が瘋癲になる原因だったのかも!?いよいよ16日放送で最終回を迎える「少年寅次郎」。このドラマの最終回が映画『男はつらいよ』へ繋がることは確かである。



■最終回(第5話)あらすじ
光子(井上真央)はしきりに腰を痛がるようになる。家族はみな、光子のことが心配だが、平造(毎熊克哉)だけは知らん顔。そんな父親のことが許せない寅次郎(井上優吏)。寅次郎は香具師(やし)の政吉という男と知り合いになるのだが…。

NHK総合11月16日(土)夜9時より土曜ドラマ「少年寅次郎」最終回(第5話)を放送。BS4Kは11月13日(水)夜7時50分より先行放送。再放送は総合・毎週水曜日深夜24時55分より。原作:山田洋次著『悪童(ワルガキ)小説寅次郎の告白』(講談社)。脚本:岡田惠和。出演:井上真央/毎熊克哉/泉澤祐希/岸井ゆきの/石丸幹二ほか。予告動画は番組公式サイトで公開されている。NHKオンデマンドで見逃し配信あり。

NHK総合 土曜ドラマ「少年寅次郎」番組公式サイト

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