テレビ東京のドラマBiz「ハル～総合商社の女～」第5話は、総合商社らしい海外での認知度アップの話になる！晴の強気な作戦があだになり、五木商事はピンチに陥る！テレビ東京・ドラマBiz「ハル～総合商社の女～」（毎週月曜夜10時）11月18日(月）第5話の予告動画は番組公式サイトにて公開中！最新話は「GYAO!」にて無料配信、Huluで見放題配信中。



11月11日に放送された第4話は、映画業界の話題であった。収支第一の社長に、若手のプロデューサーのやる気を失わせることなく、なんとか企画を通した。ドラマのファーストシーンで、いつもは冷静な和田（藤木直人）が、晴に向って、熱く熱く、映画への熱を語る。いつもは晴（中谷美紀）がぐいぐいと押してゆくが、今回は藤木がぐいぐいと引っ張り、その熱意が出資をとることに成功、映画会社の社長の考えを覆すことにも成功した。藤木直人はこの役以外でも冷静なキャラが多いが、今回は”映画青年”になってセリフを畳みかけた。

そして、和田と涼（寺田心）の正式な対面シーンもあった。緊張で言葉もなく、和田を見つめる演技は、実力派の子役・寺田ならではの見ごたえある演技であった。

18日に放送される第5話は、総合商社らしい海外・ベトナムでの話となる。第1話のラーメン、第2話の医療ビジネス、第3話のタイヤメーカーの敵対的買収、第4話の映画会社と多方面に話題が広がっていたが、今回は五木商事の名声を広めるための戦略だ。いままで強気な晴の戦略があたってきたが、どうも強気な作戦が嫌われたようだ。いったいどんな策で信頼を取り戻せるのか？また、晴、和田、涼の食事シーンを部下の川上に見られたが、川上はうわさ好きの社員だ。他の社員にもこの話をどんどんと広めてゆく。そのことが二人の仲に、晴の立場になにか影響をもたらすのか？

■第4話ネタバレあらすじ
和田寿史（藤木直人）が新たな案件として、映画会社スターバレーの問題を議題にあげる。2年前から五木の完全子会社になり、五木商事の飯島利彦（宮川一朗太）が社長に就任している。だが和田の後輩で社員の若林隼人（満島真之介）曰く、飯島が儲け第一の商社気質で、裏付けデータがないと企画が何も通らないという。「映画作りには感性も必要だ」と怒りを露わにする和田だった。和田は大学の映画研究会に所属していて、若林もその後輩だった。海原晴（中谷美紀）は、和田に「公私混同していないか？」と念を押した後、スターバレーの問題を探りに行く。

早速、晴は飯島に話を聞きに行ったが、飯島は収支の改善が第一であり、現時点ではドラマの映画化など、黒字が認められるものでなければだめだという。一方、若林は、自分の企画が通らず、会社をやめようとしていた。晴は若林に、”収支が見込める企画を通し、自分がブランドになれば好きなものもとれる”と発破をかけた。若林は、漫画原作の映画化の企画を作ってきた。人気漫画の映画化だが、時代劇のため、20億の製作費がかかることもわかった。とても、飯島がOKを出す企画とは思えない。

若林は企画をもっていったが、飯島は渋い顔で却下した。もっと確実の興行収入が見込める企画にしろといい、若林はやる気を失っていた。晴は、若林が考えを変えたのに、あっさりと却下した飯島に怒りを覚えるがいい策はない。そんな晴に、和田は「20億をあつめればいい」といい、今話題の青年実業家・金子陽介（淵上泰史）に力を借りるべく接触を試みる。しかし、金子はすでに2本の出資が決定しているため、厳しいを却下する。

若林は和田と晴に、もう会社をやめると再度いう。そんな若林に、和田はあきらめるなと熱く語る。家に帰った晴の前で、涼（寺田心）は自分が見た映画を熱く語り、晴はDNAかとつぶやく。

晴は、和田に、「情熱だけでは成立しない。若林の作り手の視点と、飯島の経営者としての視点が融合すればうまくいく」と話、自分は飯島が苦手だから、自分にまかせないほうがいいといい、暗に和田にもっと今回の案件に力を注ぐように仕向ける。

金子とつながりと持ちたい映画業界などの人たちは金子の行きつけの店で名刺の交換をする。そんな金子の前に古い映画祭のパンフレットを差しだされた。和田が持って行ったのだ。パンフレットには金子が大学時代にとった映画が載っていた。好きな映画と売れる映画あ違うと言う金子に、好きな映画に出資できないのはつらいだろうと和田はいい、若林のオリジナル企画を差し出した。

若林の企画に金子はのってくれたが、飯島は次の作品はスターバレーでは作らず、出資と配給だけをするという。制作から撤退するというのだ。和田は飯島と対峙し、なんとか考え直してもらえるように説得する。飯島は、制作をやめる案には合意していないといい、今は安定経営にもってゆくことが第一だという。安定後に若手に制作をさせることを考えているというが、しかし、和田の話を聞いて、それだけではだめだといい、一度、若林の企画で映画を作ってみることに同意した。スターバレーでは若林の企画が進み始めた。

涼は、和田のことをネットで調べ、自分が映画が好きなのはDNAかもという。そんな涼に晴は和田と会ってみることを薦め、中華レストランで涼と和田が正式に会ってみた。にこやかにほほ笑む和田に対して、涼は緊張しているようで言葉が少ない。ぎこちない食事の光景を和田の部下の川上（加治将樹）が見ていた。

■第5話あらすじ
晴（中谷美紀）ら、経営企画部に「ベトナムでの五木商事の認知度アップ」という新たなミッションが下される。グループ会社の五木鉄鋼が初めてベトナムへ進出することになり、ベトナムで五木鉄鋼を広く認知させる戦略のためだ。矢島智明（渡辺邦斗）は、日本で活躍するベトナム出身の著名人とのスポンサー契約を提案。この案に賛同した晴は、将棋界で今最も注目されているベトナム出身の若き天才女流棋士グェン・ランを候補に挙げる。

さっそく晴は部下の青柳悠馬（白洲迅）と共にランがエージェント契約を結ぶ代理人の寺尾紀之（野間口徹）と交渉を開始し、好感触を得る。ところが、寺尾は後日一転して五木商事と同じ提案をする大手飲料メーカーが現れたため、2社によるコンペにしたいと言い出した。思わぬ強敵が現れた上に、晴の強引さがあだとなる事件が発生してしまう。果たして、晴はこのピンチをどう乗り切るのか!?

一方、晴は一人息子の涼（寺田心）と和田寿史（藤木直人）が偶然会ってしまったのをきっかけに、新たな展開が訪れようとしていた……。



テレビ東京 10月21日スタートドラマBiz「ハル～総合商社の女～」（毎週月曜夜10時放送）。脚本：龍居由佳里、出演：中谷美紀／藤木直人／寺田心／白洲迅／奥田瑛二／忍成修吾／山中崇ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Biz_txdorama」。PR動画は番組公式サイトで配信。

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