「スカーレット」第15週「優しさが交差して」喜美子(戸田恵梨香)は夫と弟子の仲の良さが気にかかる!あらすじと予告動画

2020年01月11日10時09分ドラマ
@NHK

朝ドラ「スカーレット」第15週は、喜美子(戸田恵梨香)の才能を前にしてコンプレックスを感じる八郎(松下洸平)と無邪気な弟子・三津(黒島結菜)の二人は理解を深めてゆく!ドラマの第15週「優しさが交差して」(1月13日~1月18日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



1月6日から放送された第15週では、受賞して仕事を増やしている八郎(松下洸平)の元に来た弟子たちがいろいろと騒動を起こした。窯業研究所から紹介された弟子二人は八郎の研究成果と盗もうとし、自分から弟子にしてほしいと乗り込んできた三津(黒島結菜)が阻止した。三津は自分の元恋人が圧倒的な天才肌だったという過去を持ち、喜美子がそんな才能のもちぬしだと見抜き、八郎は心を開いてゆく。9日に放送された82話で、八郎が三津に心を開いてゆく模様がよく見て取れた。

結婚する前の八郎のセリフや結婚後も優しく喜美子を助けてゆく様子などで、いまやネットでは“八郎沼”ともいわれるほどに八郎にはまっている人も多いのだが、三津との親密さが13日から放送される第15週以降、どのように発展してゆくのか。実は、喜美子のモデルではないかと言われている陶芸家の女性は夫が弟子と出て行ってしまったという過去を持っている。小さいころから苦労の多かった喜美子がやっと手に入れた幸せを夫の不倫などで壊してほしくないと心配している視聴者が多い。

そして、気になるのは、喜美子の妹の百合子(福田麻由子)と信作の仲だ。女性に決断力のない信作は付き合う数だけ振られているようなキャラクターだが、百合子と結婚にこぎつけたらしい。そして、妹の直子(桜庭ななみ)が妊娠して帰ってきた。喜美子たちの周りの女性の変化も第15週の見どころの一つとなる。

2月中旬に出演する新たな出演者が発表された。滋賀県大津市出身の烏丸せつこだ。喜美子の工房の客として現れ、喜美子に影響を与え、友情をはぐくんでゆく。

■第14週ネタバレあらすじ
昭和44年1月。八郎(松下洸平)が陶芸展で金賞を取って以来、順調に個展や注文製作といった仕事が入り、喜美子(戸田恵梨香)は八郎を支えながら時折、自由に自分の作品を作っている。さらに窯業研究所から頼まれ、八郎が預かった陶芸家志望の弟子二人のケンカを収めるのも喜美子の役目だ。ある日、八郎が銀座で個展を開催することが決定した。最近は満足する作品を作れておらずプレッシャーを感じる八郎だが、周りの人は「もっと派手な作品を」という意見を出し、八郎はますます行き詰ってゆく。

一方、照子(大島優子)が合唱をしようと人を集めていた。喜美子は家の仕事も忙しく、八郎のヘルプもあるため断ると、照子はマツ(富田靖子)を誘い出していた。

ある日、信作(林遣都)が工房にやって来る。信作と百合子(福田百合子)の仲が良いことに気づいていた喜美子は二人に関する報告を期待する。しかし信作が口にしたのは最近の喜美子と八郎についての鋭い指摘だった。信作は二人が夢見ていた夫婦にはなっていないといい、喜美子が”奥さん”としてだけの人生で、”喜美子”を生きていないという厳しい指摘をして帰って行った。信作が帰った後は、何事もないように振る舞うものの、二人の心にはそのことは深く染み入っていた。八郎は喜美子に釉薬のことを教えようとするが、いつの間にか喜美子はそれを学んでいた。そんな天才肌の喜美子を前にして八郎は複雑な思いを抱く。

弟子二人には辞めてもらった。だが弟子が去ると同時に、懐かしい知り合いに連れられ、美大出身の若者・松永三津(黒島結菜)がやってきて、弟子にしてほしいという。喜美子は八郎と相談して、弟子を預かる余裕がないと断るが三津は食い下がる。しかし断られると三津は帰ろうとする。その頃、川原家の敷地を怪しい人影が横切り、三津が追いかけると、辞めさせられた弟子二人が八郎の部屋に忍び込んで釉薬の資料を持ち出そうとして、喜美子と八郎の夫婦ノートを盗み出していた。喜美子と八郎は自分たちが弟子の心を理解できなかったと思い、盗難届は出さずにいたが、三津がノートを手に帰ってきた。

喜美子は新しいものに意欲的な三津の存在は今、創作の壁にぶつかっている八郎の刺激になるのではと考える。そこで三津を弟子にすることを八郎に提言し、受け入れられる。早速、作陶する八郎の側で三津は使っている土について提案をする。喜美子も既成概念を捨てるように「作ったものを壊しながら進もう」というが、八郎は「僕と喜美子は違う人間だ」と告げる。

一方、信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)が神社でおみくじを引いた所、信作は5回ひいて5回とも凶をひきあてた。おみくじに書いてあった「命よりも大事なもの」を信作は「今なら、百合子やな」といい、百合子はドキドキする。そして、作と百合子の距離がますます近づく。百合子が涙ながらに信作と付き合ってもいいと言い出す。

すぐに、喜美子と八郎のわだかまりは解けるが、喜美子の才能溢れる作陶に八郎の心はゆらぐ。三津が住み込みの弟子になって2か月たつと、すっかり家族にもなじんでいる。八郎は時間がないため喜美子が三津を指導することとなる。三津は基本を習ってもなかなかうまくできない。そんな三津に八郎は自分の気持ちを吐露してしまう。天才肌の喜美子がそばにいると息苦しいと。

■第15週あらすじ
■第85話(月)
銀座の個展に向けた作品作りに悩む八郎(松下洸平)。弟子の三津(黒島結菜)は無邪気に前向きな意見で八郎の背中を押す。そんな中、喜美子(戸田恵梨香)に大量の食器注文の話が舞い込む。家計の見通しがたち、喜美子は八郎の苦労を思いやって、個展への出品を取りやめるよう助言する。しかし八郎は礼をいうも、答えを濁したまま。すると八郎に思わぬ手紙が届く。一方、酔った百合子(福田麻由子)が「結婚する」と打ち明けて…

■第86話(火)
喜美子(戸田恵梨香)から銀座の個展を止めるよう助言された八郎(松下洸平)。答えを出せぬまま悩んでいると、三津(黒島結菜)から作品作りに対して、思わぬ提案を受ける。一方、喜美子は八郎の状況をマツ(富田靖子)に相談。マツはノドを痛めて声が出せないでいるが…その頃、信作(林遣都)が結婚する意向を両親に報告したところ、複雑な思いを明かされ言い合いに。そこに喜美子が待ち合わせできて、覚悟を決めた信作が叫ぶ。

■第87話(水)
喜美子(戸田恵梨香)は大量の小皿を注文したひろ恵(紺野まひる)と打ち合わせをして、意気揚々と家に帰る。すると八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)が、三津の提案した食器セットの絵を前に談笑中。喜美子が二人の仲の良さに居心地の悪さを感じていると、八郎は「個展は中止しない」と喜美子に告げ、東京に下見に行くことも明かす。喜美子は小皿作りに取りかかるのを遅らせて、同行したいと申し出るも、八郎は可否を答えない。

■第88話(木)
八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)の親密さが気になる喜美子(戸田恵梨香)。そんな気持ちを押し殺し発注を受けた200枚の小皿作りを始める。三津は集中して作陶する喜美子の姿に圧倒され、八郎も喜美子の才能を認めて自分以上だと評価していると思わず明かす。一方、喫茶店を訪れていた八郎の元に柔道着姿の照子(大島優子)と信作(林遣都)が帰ってくる。照子に投げ飛ばされた信作が八郎に泣きつき、結婚の条件が明らかに…

■第89話(金)
喜美子(戸田恵梨香)は三津(黒島結菜)に作陶を教えながら、親密さを深める。しかし三津から何気なく八郎(松下洸平)のような人を好きになりたいと告げられて動揺。平静を装うが、八郎に対する気持ちも揺れる。一方、百合子(福田麻由子)と信作(林遣都)が川原家への結婚挨拶を計画したところ、直子(桜庭ななみ)が突然、帰郷して妊娠を報告。驚きつつも笑顔で迎える喜美子だが、マツ(富田靖子)が怒りに震えて立ち上がり…

■第90話(土)
直子(桜庭ななみ)の妊娠は偽りとわかり、マツ(富田靖子)が怒る。喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田麻由子)が笑い飛ばして取り繕うも、マツはショックを隠せない。喜美子が直子を諭していると陶芸展の結果連絡がくる。一方、八郎(松下洸平)は個展の下見のため、上京する準備に忙しい。三津(黒島結菜)は同行したいと申し出るが八郎に断られる。やがて下見に出かけた八郎の留守中、喜美子は夫婦ノートに想いをつづり始め…

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、松下洸平、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、黒島結菜 他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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