【初回75分拡大】19日 大河「麒麟がくる」長谷川博己、麒麟を探す壮大な物語スタート!第1話予告動画

2020年01月18日08時00分ドラマ
©NHK

2020年NHK大河ドラマスタート!のちに「本能寺の変」を起こす明智光秀の謎多き半生を描く!麒麟とは穏やかな国にやってくる…群雄割拠の戦乱に麒麟を連れてくるのは誰だ!?19日(日)NHK総合夜8時、BS午後5時30分、BS4K午前9時より長谷川博己主演「麒麟がくる」第1話を放送、予告動画は番組公式サイトで公開。



オトナの諸事情により放送開始が2週間遅れの19日からとなったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。後に本能寺の変を起こした明智光秀の半生を描く壮大な時代劇である。

本ドラマの脚本を担当した池端俊策自ら主役に指名したのが長谷川博己。戦国時代の裏街道を歩んだ明智光秀に光を当て、光秀から見た戦乱の日本を描く。

多くの歴史書には「光秀は信長とソリが合わずにいじめられ、それを逆恨みして本能寺で謀反を起こした」と書かれている。その元となったのが江戸時代に書かれた「信長公記(しんちょうこうき)」や、徳川幕府が残した資料によるもの。どの資料も光秀目線で書かれたものはない。

たしかに、戦国時代のヒーロー・織田信長を描いた映画、ドラマなどでは信長目線で描かれ、光秀は謀反を起こした悪者扱いになっている。では、光秀目線から見た織田信長とは!?既存の時代劇にはなかった、新たな目線で描かれた戦国時代「麒麟がくる」。令和に相応しい新たな大河ドラマがスタートする。

主演の長谷川博己は「八重の桜」(2013)以来、2度目の大河出演で主役を射止めた。2018年にはNHK朝ドラ「まんぷく」で準主役を務めるなど、近年、目覚ましい活躍ぶりをみせている。そんな長谷川博己がどのような明智光秀を演じるのか、そして、どうして「本能寺の変」を起こしたのか…あらたなる歴史の解釈に期待したい。

そしてもう1つ注目したいのが、急遽、沢尻エリカの代役として帰蝶(濃姫)役に挑んだ川口春奈。本ドラマが初の時代劇となった川口。短い期間で時代劇の所作を学んだり、すでに撮影が始まっている中での途中参加など、前途多難と思われたが、前評判がかなりいい。

明智光秀のいとこ、のちに信長の妻となる帰蝶はドラマ終盤まで出ずっぱりとのこと。この作品を機に、川口春奈の才能が大きく開花するのではないだろうか。

■大河ドラマ異例の全44話
今年放送される大河ドラマ「麒麟がくる」は、例年よりスタート日時が遅れただけではなく、東京2020オリンピック・パラリンピック期間の5週間、放送中止されることが発表された。そのため、通常47話のところ「麒麟」は全44話となる。

■第1話「光秀、西へ」あらすじ
室町時代末期の美濃。若き明智光秀(長谷川博己)は主君・斉藤道三(本木雅弘)になぜこのような戦乱が続くのか、日本の中心・京に行って世間を見てみたいと申し出る。しかし道三はなかなか首を縦にふらない。

光秀は当時まだ出回ったばかりの鉄砲を手に入れて帰ってくる、そして病にふせる道三の妻・小見の方のために名医を連れて帰ってくることを条件に、京への旅の許可を得る。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」は1月19日(日)総合夜8時より(初回75分拡大)、BSプレミアム午後5時30分、BS4K午前9時より放送。語り:市川海老蔵。出演:長谷川博己/本木雅弘/門脇麦/堺正章/岡村隆史/高橋克典/伊藤英明ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kirin」。第1話予告動画は番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」番組公式サイト

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