「スカーレット」第19週「春は出会いを信じて」戸田恵梨香の周りに新しい人物が!あらすじと予告動画

2020年02月08日10時12分ドラマ
@NHK

朝ドラ「スカーレット」第19週は、喜美子(戸田恵梨香)の周りの人間関係が変化し始める!息子・武志(伊藤健太郎)が大学へ行き、母・マツ(富田靖子)が逝去する!喜美子の作品のファン・謎の女性・アンリ(烏丸せつこ)が登場し、喜美子の作品に影響を与える!ドラマの第19週「春は出会いを信じて」(2月10日~2月15日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



2月3日から放送された第18週は、喜美子(戸田恵梨香)が穴窯での成功、八郎との離婚、息子・武志の成長、陶芸家としての喜美子の成長と一気に話が進んだ。2月5日の第105話で一気に進んだのだ。この部分だけでも何話にもなるストーリーだが、第105話で一気に進んだことにとまどう視聴者もいたが、2月6日に老いたマツ(富田靖子)に思い出話をすることで穴窯が成功してから、喜美子が陶芸家として有名になるまでが描かれた。

そして、第105話から登場したのは、息子の武志役の伊藤健太郎だ。ややロン毛の高校生役だ。「武志、大きくなった」「イケメンで登場!」など、視聴者からの反応も大きかった。武志の小学生時代を演じた子役の中須翔真は、自身の撮影が終了してしまうさみしさから、涙してしまったという。戸田恵梨香は自分のインスタグラムで「武志、また会おうな お父ちゃんとお母ちゃんは待ってるで」とメッセージを添えた。

また、八郎との別れのことも描かれた。穴窯の成功を見届け、夫婦ノートに「すごいな すごいな すごいな 喜美子」と書いて出て行ったという。息子の武志は「おかあちゃんは陶芸家としての成功を手に入れたかわりに大事なものを失った」と喜美子にいい、自分が陶芸にそこまでをかけられるかがわからないと打ち明けた。戸田恵梨香はそのシーンについて、その時点での武志は結婚して普通の生活が一番の幸せと信じていたが、実際には武志のいうことだけが幸せではないということを物語を通して伝える話だと思っていると語っている。

2月10日から始まる第19週は、大学に通い始めた武志の成長、マツの逝去、八郎との再会、そして謎の女性・アンリ(烏丸せつこ)との出会いなどが描かれる。アンリの独特な感性で喜美子に影響を及ぼすが、喜美子の作品にはどんな変化が現れるのか?

■第18週ネタバレあらすじ
大阪から戻ってきた喜美子(戸田恵梨香)は、薪代をまかなうために借金をして穴窯での窯焚きを再開した。試し焼きで、望んでいた色の片りんが出る。窯焚きの失敗は6回にも及ぶが、喜美子は諦めず試行錯誤を続け、ある仮説にたどり着く。だが実行するにはお金が足りなくなる。その頃、八郎(松下洸平)と喜美子の別居の噂が街に広まり、かわはら工房への発注が激減していた。そこに以前、大量注文してくれたひろ恵(紺野まひる)がやって来て、絵付け小皿を気に入ったという人からの大量注文を持ってきた。借金のある喜美子にとってはとてもありがあい話だが、その話には条件があるという。注文をした人は、八郎と三津(黒島結菜)が恋愛関係になり喜美子を置いてでていったという話を信じているという。その同情からの注文だというが、喜美子はその話を受けた。

喜美子を心配するマツ(富田靖子)の依頼で草間(佐藤隆太)がやって来る。居合わせた八郎は挨拶をして早々に帰っていく。その後、喜美子は草間に穴窯の説明をして望む焼き色を出すための仮説も伝える。それは2週間、窯焚(た)きを続けることだ。草間は喜美子に助言をして挑戦を後押しする。だが話を聞いた八郎は心配して駆けつける。八郎にとって喜美子は陶芸家ではなく、”女”だといい、心配でならないという。喜美子はその言葉をありがたく受け取るが、穴窯はやめられないという。

家族の協力も取り付け7回目の窯焚きが始まる。信作(林遣都)や百合子(福田麻由子)、直子(桜庭ななみ)や鮫島(正門良規)が交代で薪入れを手伝い、照子(大島優子)も差し入れにやってくる。迎えた最終日。薪入れの番をする喜美子はたまった疲れを隠せない。そんな中、穴窯の壁が崩れて炎が噴き出す。慌てて火を消そうとするマツ(富田靖子)を喜美子は止める。炎が噴き出している部分にふたをして、そのまま炊き入れを続ける。その目は陶芸家のものだった。そして、ついに望んだ色を手に入れることができた。

喜美子はその成功をちや子(水野美紀)に連絡し、宣伝してもらう。そして、年月は過ぎ、喜美子は女性陶芸家として成功を手に入れ借金も返済がおわり、武志は高校生になっていた。八郎とはすでに離婚が成立していた。

武志は高校2年で、そろそろ進路を決める頃ある日マツが旅行に出かけ、喜美子が武志と二人で過ごしていると信作がきて喜美子に中身を言わず武志に届けものを渡して去っていく。バスツアーから帰ってきたマツは、昔、常治(北村一輝)が言っていた家訓を話す「女に教育は必要ない」と。しあかし、マツは、「高校に行かせてあげたかった。大学にも」といい、自分はかなえてあげられなかったと話す。親とよく話すように武志にいい、武志は喜美子のいる工房にいった。

武志の作陶を見守る喜美子は、陶芸家になりたいという武志の気持ちを感じ取り、喜美子は複雑な思いを抱く。陶芸家になりたいのかと武志に聞くと、武志はテレビが家に来た日、自分は八郎が帰ってきたのだと勘違いしたのだと昔話をする。そして、「おかあちゃんは陶芸家として成功を手に入れたが、大事なものと失った」と喜美子に告げ、自分は陶芸にそこまでできるかわからないと気持ちを話した。かつて穴窯での窯焚きを成功させたとき、その成果を見に来た八郎に喜美子は声をかけられず別れることになり、その後、喜美子と八郎が会うことはなかった。

一方、武志は喜美子に内緒で八郎と手紙での交流を続けていた。高校卒業後の進路に悩む武志は5年ぶりに八郎に電話をかけてみた。武志は喜美子に内緒で八郎に連絡をとり会う約束をする。当日、武志の言動に違和感を覚えつつ見送る喜美子。大野(マギー)や陽子(財前直見)に相談しても気分は晴れない。喜美子は深夜まで武志を待って問い詰める。だが武志は八郎と会ったことは伏せて、自ら決めた進路を告げる。その日から猛勉強を始める武志。1年後、努力の成果が出て、希望の大学に合格した。

そんな武志は、八郎からはずっと手紙をもらっていたことを喜美子に打ち明ける。5年間手紙を通じて、親子の関係をつなげていたという。その手紙の最後には必ず「会いたい、いつか会いたい」と書いてあったという。そのおかげで、会ったら5年前と同じように接することができたのだった。

■第19週あらすじ
■第109話(月)
京都の美大で陶芸を学ぶことになった武志(伊藤健太郎)。入学式当日、喜美子(戸田恵梨香)はマツ(富田靖子)と共に武志との時間を名残りを惜しんで過ごす。心配する喜美子をよそに武志が「大学中は帰らない」と宣言。喜美子は武志を送り出してから八郎にこれまでの仕送りのお礼を兼ねて連絡しようと考える。ちゅうちょしながら電話をかけると、受話器から見知らぬ女性の声が。一方、照子(大島優子)が山盛りの野菜を持ってきて

■第110話(火)
マツ(富田靖子)が亡くなり、喜美子(戸田恵梨香)が一人で暮らし始めて3年半。突然、八郎(松下洸平)から電話がかかってくる。その後、照子(大島優子)に連れられ、八郎がやってくる。仏壇を拝む八郎。照子は化粧っ気のない喜美子にアドバイスしつつ、気を遣って出ていく。二人きりになった喜美子と八郎はぎこちなく対面。数年ぶりに武志(伊藤健太郎)のことを話し始める。そして春、大学を卒業した武志が信楽に戻ってくる。

■第111話(水)
京都の美大を卒業した武志(伊藤健太郎)が信楽に戻ってきて、喜美子(戸田恵梨香)は久しぶりににぎやかな時間を過ごす。ある晩、武志が喜美子を誘い、親子二人で初めて居酒屋に出かけて飲み交わす。武志は喜美子に学生時代の思い出話を語り、大学時代の恩師の存在を明かす。そして恩師を追って信楽の窯業試験場に通うことも。武志は早々に、市内で下宿を始める。再び一人暮らしになった喜美子。だがかわはら工房に不審な人影が…

■第112話(木)
武志(伊藤健太郎)が一人暮らしを始めて、喜美子(戸田恵梨香)はまた一人に。そこに見知らぬ女性・アンリ(烏丸せつこ)がやってくる。勝手に穴窯をのぞくアンリを不審に思い、身構える喜美子。アンリは作品を30万で売ってほしいと願い出る。売るつもりがない喜美子は100万でなければ売らないと吹っかけてみるが後日、アンリが現金を持参して…一方、市議会議員になったちや子(水野美紀)が喜美子の家に一晩泊まることに。

■第113話(金)
喜美子(戸田恵梨香)の作品を買いたいと訪ねてきた謎の女性・アンリ(烏丸せつこ)。売るつもりのない喜美子は法外な値段を伝えて諦めさせようとするも、アンリは現金を持って喜美子の家に通い詰める。食い下がるアンリに対して、喜美子は正直に売るつもりはないと説明。するとアンリは陶器を指でなぞり始め、作品と会話ができると言い出す。喜美子は奇妙なアンリの行動に戸惑いつつも、明るく天真らんまんな態度にひかれていく。

■第114話(土)
以前女優をやっていたというアンリ(烏丸せつこ)と喜美子(戸田恵梨香)は打ち解ける。だが突然アンリが「すぐ戻る」告げて去り、喜美子は帰りを待つことに。数日経っても戻らないアンリを心配する喜美子。知り合いを介しアンリの行方を捜し始めると、アンリの過去が次々と明らかになってくる。そんな中やってきたのは…一方、武志(伊藤健太郎)の通う窯業試験場にめでたい知らせが届く。そこにはなぜか敏春(本田大輔)の姿が…

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、松下洸平、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、伊藤健太郎 他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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